ジローの部屋

日頃の生活に、何かプラスになることを。

【完結編】レントゲン写真に、影ありますけど③

いらっしゃいませ。

こんにちは、ジローです。

ご訪問ありがとうございます。

さて、今回は、怒りで自分が見えてなかった話、の完結編です。


前回の話⬇
surrealsight.hatenablog.com


前々回の話⬇
surrealsight.hatenablog.com



入院生活が流れていき、前向きになるにつれ、ここでしか出来ないことをやろうとした。

幸い、自分だけの時間がかなりある。


病院の食堂には、過去の入院患者が置いていった数々の本があり、読んでみたかった

司馬遼太郎坂の上の雲

も全巻あった。

これを皮切りに、片っ端から読んでいく。
途中、時々運動をして、たまに看護師さんに見つかり

病人やのに何をしてるんですか

と注意されたり、

入院して身体鍛えるって変わった人やね
と笑われたり。


その頃には、もう前みたいな日中の眠気も完全になくなった。

なるべくして、病気になってしまっていたことが、やっとわかってきた。



これは、

このまま泥沼に入って抜け出せなくなる前に、その状況から引き上げてもらってリセットしてくれている

だから

心身の健康の絶対値を治しなさい

元気になってやっていけよ

って誰が言ってんのかわからないけど、そういう何か外的な自分では触れない大きな力で、言わばいい意味で

強制的に治してくれている

感覚を持つようになった。

ただ、その代償は大きかったけど、今思えば当時の筆者はこうでもしない限り、いうことをきかなかったような気がする。



退院すると、冬がなくなっていた。
ダウンジャケットは、もう必要がない。


家に帰ると、子どもが待っていた。
これだけで十分だった。
妻にも感謝を伝える。
消毒には、めちゃくちゃ厳しく言われるが、迷惑かけてるので、仕方がない。


仕事にいくと、いろんな部署の人が顔を見せてくれる。
本当にありがたい。

腹を立てていた上司には、お礼を伝えて、その上司の足りないところは上手くフォローするようにすると、めちゃくちゃ業務が回っていき、部下も管理職からいい評価をもらえるようになった。


係が変わり、誰も文句や悪口を言わないところに内部異動する。
以前のような殺伐とした嫌な空気が微塵もない。


そっか、全然気付いてなかっただけで、こうしとけばしんどくなかったんや

と実感した。


人間万事塞翁が馬

何が起こるかわからないけど、とらえ方次第でどうとでもなるのかもしれない。