ジローの部屋

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グランドの先客の、ダフったシュート

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今日は近くの児童施設で子供向けのイベントがありました。

そこには以前グランドがありましたが、昨年から工事が行われて、認定こども園ができ、そのグランドはなくなってしまいました。

近くに小学校はあるものの、最近の小学校はグランドが開放されておらず、近所の外で遊びたい子供たちはその児童施設のグランドで目いっぱい走り回ったり、サッカーをしたり野球をしたりしていました。

さて、今回はそんな児童施設での、取り壊す直前の話。


その年の夏、アメリカに住んでいる甥っ子が、長い夏休みを利用して、帰国してきていた。

アメリカからサッカーボールを持って帰ってきた甥っ子は当時、15歳。

日本の中3は秋から向こうではハイスクールに上がる。

以前に帰ってきていたときは、サッカーできる環境を調べて、フットサルにいきついた。

時間帯が合えば、有志が集まってきて、試合をすることもできる。

それを思い出して、検索してみたが、フットサル場のメニューの予定がうまく合わず、近くのグランドで二人で練習することになった。


近くのグラントは、児童施設のグランド。

そこにはサッカーゴールがあった。

グランドには先客がおり、小学生が炎天下の中ゲーム形式の練習を遊び半分でやっていた。

彼らの休憩の合間にゴールを借りて練習する。


試しに、

試合に混ぜてくれないか

と聞いてみた。


彼らは集まってしばらくみんなで考える。

そして、代表格の子が一人近寄ってきて、こう言った。

試合が近くけがをしたらいけないので遠慮します

そうか、そうか。そりゃそうだよな

と思いの外まともな断り方をされたので

悪かったね、ありがとう

と言って、下がることにした。


筆者は甥っ子とグランドの端で練習することにした。

狭いが仕方がないし、まぁ、二人だけなのでドリブルやパスが主体になるから、狭くてもなんとかサッカーをすることができる。


その時、試合中の少年が放ったシュートがダフり(※1)、ゴールの後ろにある高い木の枝にボールが飛んで行ってしまい、気にそのままひっかかった。

とれるかな

と困った様子で木の下に彼らは集まってくる。


だいぶ困った様子なので、筆者は無言でフェンスをよじ登り、自分のパーツの長さ(※2)を活かして、木に引っ掛かったボールを蹴り落とした。

下にいた彼らから、おーという歓声が聞こえ、木からフェンスに戻り飛び降りると、彼らはそろってお礼を言いに来た。

そして、何やらまた集まって話をする。


甥っ子と目を合わせ、

何してんねやろな

と話していると、そして、仕切っていた少年がまたこちらに近づいてきて、一言。

一緒にサッカーやりませんか。

最近の小学生は、普通にうまい。

甥っ子もアメリカの小学生より日本の小学生のほうがうまいなとつぶやいていた。

当然本気でやるわけじゃないけど、二人で練習するよりか、有意義な時間となり、久しぶりにいい汗をかいた。


(※1 ダフるとはシュートミスをして大きくシュートが枠から外れること)
(※2 筆者は身長が187のため、各パーツが人よりも長い)


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