ジローの部屋

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【県庁のひと③】何かが動き出すときは、偶然が重なる

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さて、今回は、県庁のひと編の第3話。

今回は新たな人が登場します。
過去記事はこちら⬇
surrealsight.hatenablog.com
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急に沸いてきたイベント開催の話は、期限が迫っている。

何をどうしたらいいのかもわからず、彼女は最近仕事で知り合った人に話をしてみることにした。


皆、口をそろえて

それは大変だね

と同情する。

そしてどんなイベントをするのかと聞かれ、困ってしまった。

ちなみにこんなのを去年したけど、と参考に計画したものを教えてもらったが、

誰とやるのか
誰に向けてやるのか
規模
シナリオ
参加してもらう企業への営業
マスコミへの広報

など山のように仕事がある。

彼女は、一人でこんなにも絶対に出来ないと思った。


規模は小さめに。

安全を啓発する。


漠然としたイメージは何度か現場に出向いたことで、なんとなくあったけど、じゃあそれをイベントまで昇華出来るかというと、全然イメージがわからない。


彼女はそれを本庁の同い年の職員に相談してみた。



本庁の職員もまた派遣社員


本庁のひとは、もともとやりたかった仕事があった。

それに向かって、努力をし、そして次は念願の部署への内々定の話まで出ていた。

しかし、人事と書いて、「ひとごと」と呼ぶ。


大いなる力が作用したのか、彼女は全く希望もしていなかった県庁の部署に、派遣されて配置された。

研修まで行った努力はその時点で水泡に帰す。


与えられた仕事を訳もわからずこなし、毎日は時計とのにらめっこになっていく。

当然、仕事へのやる気なんてないし、その仕事が次につながるイメージも全くなかったようだ。

派遣社員の彼女は、そうした環境で会議で、ふわふわした職員と知り合った。


二人でぎこちない名刺交換をして、ふわふわした人が本庁のひとに質問をしてみるが、派遣社員の彼女もまた、ほとんど仕事がわかってないので、わかってないもの同士、そこから仲良くなったようだった。

本庁派遣のひとも少しずつ仕事には慣れてきた。
相変わらず、何のためにやるのかってのはわからないけど、自分の仕事とまわりのやっている仕事がどんなものかは少しみえてきたようだった。

そのタイミングでふわふわしたひとからの相談が、入る。


ちょうど本庁では、毎年どこかのイベントに混じってやる企画を持っていた。


だから、そんな話が出ているということが本庁では、今年はふわふわした人のところで、一緒にやらせてもらおうか、という話題が上る。


何かが動き出すときは、偶然が重なることが多い。

そして、受け身ではなく、自ら動いて探していくと、ひょんなところにチャンスが落ちていて、そこを見過ごさずに気付けたりする。

この時のタイミングは、そういう状況にあったのかもしれない。

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