ジローの部屋

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【県庁のひと編⑤】動き出した、設計図

いらっしゃいませ。ご訪問ありがとうございます。

こんにちは、ジローです。

たくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!

おかげさまで、ぼちぼちとこのブログを続けられています。



さて、今回は、県庁のひと編の続編。
ふわふわした人が動き出します。

前回までの話はこちら⬇
surrealsight.hatenablog.com
surrealsight.hatenablog.com
surrealsight.hatenablog.com
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では、どうぞ。


ふわふわした人は地元の特色について、考えてみたところ、大企業の工場があることを思いついた。
そこは製造業の工場と食品製造の工場だった。

なんとなく、ここが協力してくれたらなぁ、と漠然思う。
ここの企業の人と小学生のボランティアとかと一緒に、キャンペーンのような催しをする。

それであれば、いろんな人が集まるところで出来たらいい。
年齢層も偏ってなくて、子どもがいても違和感がない場所。


そうすると、スーパーマーケットを基幹とした複合商業施設がいいのではないかと思いつく。


試しに市役所の担当の人にそんなところがないかと聞くと

以前にお世話になった場所がありますよ
との回答。すぐに連絡を取ってくれ、二つ返事でオッケーがでた。



ふわふわした人も契約社員
営業なんてしたことはない。
提案書や企画書なんて書いたこともない。

そして、このイベントに関する予算もかなり少なかったようだ。



彼女は、ひとまず市役所の人と合流し、スーパーマーケットにいく。
そこで、こんな感じのことをしたいと話をすると、店の前のスペースを間借り出来ることになった。




次は食品製造の工場に突撃することにした。
自分なりに考えているイベントの概要を一枚の紙にまとめ、担当者に説明する。

担当者は仕事がかなり出来そうなクールな感じのひと。

こういうのは今まで来られたことはないので
と困惑している。

彼女は、考えた企業側の参加メリットを伝える。

一応社内で検討する、いい方向で回答出来るかわからないですよ、との回答。


後日連絡が来ることになった。
手応えは正直なところ、ない。
でも、ここで辞めるわけにもいかない。




彼女は今度は市役所の人とスーパーマーケットに近い小学校に行ってみた。
校長先生に書面を見せて説明する。
先生は

面白そうですね、子ども達が楽しめそうですね

と好感触。

夏休み期間なら、子どもらが参加しやすいという話がでて、確かにそうだなと納得する。



次は製造業の工場。
ここはもともと、市とも良好な関係のようで、話をしていてもあたりが柔らかく、前向きな話をしてくれた。



場所が決まり、日程の絞り込みが進み、参加者がそろい出す。
全然イメージがつかめなかったものが、どんどん具体的になっていく。




そうしていると、電話がなった。
クールな担当者からの連絡だった。


感触が良くなかったので、断られるんだろうな、と彼女は予想していた。
前例のない話だし、担当の人も困っていたし。


ただ、担当者の声は、なぜか明るい。



社内で検討したところ、全面的に協力しようということになりました
試供品もある程度の数を提供出来そうです。
試供品なんで、もちろん無償で。




彼女は聞き直す。
クールな担当者は、もう一度説明する。




彼女は電話しながら最敬礼でお礼を言う。

周りの人がびっくりしているが、そんなことは関係ない。

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