ジローの部屋

ジローの部屋

日頃の生活に、何かプラスになることを。

【電車のひと短編⑦】Googleさんに、聞いてみた

いらっしゃいませ。ご訪問ありがとうございます。

こんにちは、ジローです。

たくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!

おかげさまで、ぼちぼちとこのブログを続けられています。



さて、今回は、電車のひと短編シリーズです。
たまには自分のことを、ということで今回は筆者の話。

では、どうぞ。




筆者は基本的に電車通勤をしている。


筆者は基本的に立つ方だが、時間帯や電車によっては座ることもある。


いつからか、電車の座席は冬場座ると温かくなるようになって、ずいぶんと居心地がよくなった。

ただ、この冬場に限らず、座ると心地よい席が多いのは事実だ…。



目覚めたとき、ドアが

プシュー

っとなって開いた瞬間になる。


起きがけの頭を必死に回転させるが、どこかわからない。

そして、そこが自分の降りないといけない駅と分かったとき、無情にもまたドアは

プシュー

っといって閉まっていく。


加速していく電車。
遠ざかっていく駅。

猛烈な後悔がそれを追いかけてくる。


寝なければいいんだけど…。




気が付くと大幅に降りる駅を通り過ぎていたことがあった。

電車は兵庫県から大阪府、そして奈良県へ向かっていく。


プシュー

という音で目覚め、焦って降りると

「放出」と書いてハナテンと読む

方面に進んでいた。


反対ホームに来た電車に、とっさに飛び乗り、行き先を見る。

大阪方面最終電車

とテロップが流れていく…。

後悔は追いかけてくるんじゃなくて、もはや通り過ぎていた。



大阪駅でホームを出た。
そんなときに限って、持ち合わせがない。



スマホGoogleさんに聞いてみた。
家までの道。

約12キロ。
歩いて2時間50分。




プラス思考で考えよう。
歩いてということは、走れば半分で帰れるんか。



Googleさんは道なき道も含めてショートカットを示してくれる。

そうして走って帰った、革靴で。

当然ながら、半分なんかでは帰られなかった。

Googleさん、そんな元気じゃないんだよ。



このしんどい思いは教訓になった。
眠たくても終電間際の時は座ってはいけない。


しかし、人間は誘惑に弱い生き物だ。



この後2回、大阪駅に降り立った。


Googleさんに聞いてみた。
Googleさんは、やはり容赦ないタイムを示していた。


お問い合わせはこちら
surrealsight.hatenablog.com

いろいろな人のブログがあるので、こちらもどうぞ。
ブログアンテナ