ジローの部屋

ジローの部屋

日頃の生活に、何かプラスになることを。

春の終わりを知らせる、場所

いらっしゃいませ。ご訪問ありがとうございます。
こんにちは、ジローです。
いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!
おかげさまで、筆者はぼちぼちとこのブログを続けられています。

先日までは、筆者の学生時代の友人の193について5つの記事をしたためました。
彼についてはまだ、あと少し話はあるのですが、またの機会にしようと思います。
これまで長々とお付き合い下さりありがとうございました。

さて、今回は5歳児が摘んできたレンゲ、の話。

では、どうぞ。




緊急事態宣言前、5歳児が幼稚園のイベントの一環でレンゲ畑に出かけていた。

幼稚園は市内の農家と契約しているのか、そのレンゲ畑のありかはトップシークレットとなっている。
筆者の住んでいる市内には近郊農業を営んでいる方がおられ、市の郊外の方に足を向けると、田んぼや畑がでてくる、

筆者はもともとの出身地は田んぼがまだたくさんある地域だったので、レンゲは学校の帰りにでも普通に見られた。

しかし、ここは大阪の衛星都市。コンクリートがかなり占める地域である。

5歳児の姉2人も同じ幼稚園に通っていたため、一度彼、彼女らの記憶を元にそのレンゲ畑を探しに市内を回ったことがあったが、ついに発見することが出来なかった。

田植えが始まる前のちょっとした期間だけ、田んぼにはレンゲが見られる。田起こしが始まってしまうと、もうトラクターに巻き込まれて見られなくなる。
そんな、小さな紫の花。

農家の方は幼稚園児にこの花を見せてから、田を起こす。
そこは、誰彼にも知らされていない、小人に春の終わりを知らせる場所。


5歳児が摘んできたレンゲは、花瓶代わりのグラスの水で今日もまだ咲いている。
もう摘まれて10日ぐらいは、経っているはずなのに。

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