ジローの部屋

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日頃の生活に、何かプラスになることを。

街が夜に、変わるとき

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こんにちは、ジローです。
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おかげさまで、筆者はぼちぼちとこのブログを続けられています。


さて、今回は、街と時間のうつろいの話。

では、どうぞ。







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海の向こうの人工島に出かけていて、用件が終了し帰ることにする。
時間も遅くなって直帰になり、モノレールのようなポートライナーに乗って3駅分くらいかな、それを歩いてみることにした。


普段は街の方から、人工島の方を眺めているものだったが、こうして反対から見るのもなかなか面白い。
今日はあいにくの曇り空だが、まもなく雨予報。
その隙間の時間を、歩いて帰ることができた。


普段海の匂いを感じることもなく、大きな海上コンテナを見ることも、なかなかない。
きれいな水ではないけれど、大きな港独特の音や雰囲気がある。


多分ブログやってなかったら、間違いなくポートライナーに乗って帰っただろう。
スマホに向かってつぶやきながら帰るなんてことも絶対にしないはずだったが、こういう日常の変化もなかなか面白い。


車で通る風景と、歩いて通る風景は少し様子が違う。
街の中には意外に緑があって、雨で濡れたその緑がみずみずしい色をしている。


大きな人工島にかかった赤い大橋のたもとでは、大きな橋脚柱の前に譜面台を置いた人がいた。
彼は、サックスの練習をしている。
時折、詰まりながらも柔らかな音色を響かせていた。




この街は、神戸。


夕方の影が広がり薄暗くなっていく中、街灯などの街の灯りが点きだし、街は夜へと姿を変えていく。


柔らかなサクソフォンの音色と共に。


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