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さて、今回は、久しぶりに親友の話を。
初期の記事を別の観点からリメイクしました。
では、どうぞ。
学生時代に、漫才をやっていた。
と言っても、所属していたラグビー部の飲み会限定で、内輪ネタばかりなんだけれども。
自分も相方も入部当初は線が細かったから、すぐに折れそうという意味もかけて、付けられたコンビ名はポッキー&プリッツ(相方はプリッツ)。
実際、しっかり2人とも派手な骨折をしたのであながち間違ってはいないネーミングだった。
台本は一応ある。
ただ、ネタのフリがメインのプリッツお手製のもので、これが全く相方には優しくない代物だった。
例えば、フリについての流れが細かく書いてあるが
ここでポッキーがツッコむ
と言うように、ほぼアドリブか、というような無茶ぶりが書いてある。
その割にはかなりの自信を持っており、これはウケるよ、と台本を書いたルーズリーフを丸めて持ちながら、沖縄出身のプリッツはグイグイと強気に推してくるのだ。
もともと漫才なんて完全にキャラ外だったのに、どう見ても面白いと思えない台本を修正しなければならないし、練習台としてプリッツの彼女の前でリハーサルもやらなければならない。
入場から爆笑している彼女によりたっぷりの自信を得るプリッツを横目に見ると、ため息をつくしかない状況だった。
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ところが。
本番は、スベるどころか大ウケだった。
観衆にアルコールが入っているせいなのか、リハーサルの修正が効いたのか、真意は定かではない。
会場の反応に嬉しそうなプリッツの横顔を見て、なんだか少し腹も立つので、スリッパで叩くシナリオのところは、思いっきり乾いて、いい音を鳴らせてしまった。
まぁ、スベるよりかはそりゃいいのだけれども。
1回きりのコンビ結成は、味をしめたプリッツによって、まさかの継続事業になった。卒業してからも解散宣言はしていないので、一応コンビは残っており、11月11日のポッキー&プリッツの日あたりに思い出したかのように連絡をとる。
次の再会はいつになるかわからないが、嫁になったプリッツの彼女の前で、「どうも~」と久しぶりに始めてみるのも悪くはないのかもしれない。
これまでのお話はこちらから。
surrealsight.hatenablog.com
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ブクマコメントありがとうございます!
>まっこおばさま(id:makkosan70)
初期の頃からのお付き合いですね。遠い昔のようです。当時よりもシンプルに装飾を外して、自分の中のテーマ内で収めてみました。毎日投稿されていたおばさまはすごいです✨
>テイルズさん(id:MyStory)
リメイクは、原点回帰のようです。これをすることで大切なモノを再認識することが出来ました✨
>ユゥヨ部長(id:byte0304)
コンビ復活は再会したときにやってみたいことです。ネタ合わせもちょっと入れて。こんなことがすぐに合わせて出来たなら、それぞれの間の時間はあっという間に戻れるって思うんでしょうね。