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さて、今回は、黒いヤツとの戦い、の話。
では、どうぞ。
黒いヤツが、洗面所に現れた。
家の中でアラートのごとく、悲鳴が聞こえる。
太古の昔より生きてきた黒いヤツは、触角を動かし、小刻みに歩く。
緊急事態発生、緊急事態発生。
筆者に非常召集がかかる。
出動要請、殺処分指令。
指令までは非常に早い。
司令官は冷徹だ。
筆者の装備はティッシュのみ。
ティッシュのみで、いかに綺麗に殺るか。
ヤツらは叩き潰すと仕留めたときは気持ち悪く、仕留めなかったときは叩くものにより他の物を破壊してしまうおそれと、ヤツに逃げられるリスクがある。
筆者は、対象との距離を約10センチまで縮めた。
対象はこちらを見ている。
対象も緊急配備体制。
体勢を低くして、触角の動きが異常に速い。
焦るとかわされ、対象は飛ぶ。
そこで体勢を維持し、筆者は無の境地になる。
呼吸を整え、殺意を消す。
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そうやってしばらく、しばらく、無の境地。
対象とにらみ合う。
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やがて。対象の触角の動きが通常モードに移行した。
そして、体勢が少しあがり、通常移動を開始した。
どうやら、対象は緊急配備を解除したようた。
筆者は少し様子を見る。
ティッシュを構えた手は対象から10センチをキープしている。
対象は、通常モードでゆっくりと歩き出した。
対象から、完全に警戒は解除された。
バン
ティッシュが床を仕留める。
確かな感触があった。
絶対に負けられない戦いが、そこにある。
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