ジローの部屋

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日頃の生活に、何かプラスになることを。

もったいないと、うらやましい

いらっしゃいませ。ご訪問ありがとうございます。
こんにちは、ジローです。
いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!
おかげさまで、筆者はぼちぼちとこのブログを続けられています。


さて、今回は、5年目の新人、の話。

では、どうぞ。











以前の勤務先で新人としてやってきた人から連絡が来た。

彼もまた学生時代にラグビーをしており、歳は筆者と10以上離れている。
当時の勤務先である営業所は規模が小さかったので、時々話をしていた。


彼は3年目に関東方面へ転勤になり、そこからは連絡を取ることもなかった。
Facebook で更新記事が載っていたので、あぁ、生きてるんだな、という感じだった。


関東に転勤してから2年が経ち彼はまたこちらに戻ってきて別の営業所になった。


帰ってきたことも異動通知をみて知っただけ。

連絡もしていない。



そんな彼から最近電話がかかってきた時には、筆者はかなりびっくりした。

彼はどうやら仕事をやめたらしく、新しい仕事に転職していて、挨拶をしたいということだった。


聞けば大手外資系の保険会社の名前を出し、そこでまずファイナンシャルプランナーをめざし、勉強しながら営業の仕事もしているようだった。


正直筆者は保険に入る気はさらさらなかったので、一瞬断ろうかと思ったけれど、どういう真意があるのか自分で確かめようと思い、会ってみることにした。


以前の営業所でも話はするものの、仕事上の話だけだったので改めてこういう形になると、どうなんだろうと勘ぐってしまう。


もし話もそこそこに、保険の勧誘をしてきたのであれば、足元を見られたなと思ってしまうかもしれないし、彼の中ではその程度なんだなと思っていた。


仕事が終わって待ち合わせの駅に行き、喫茶店に行くと彼は気を付けをして、挨拶をする。

そして、今の職場の名刺を差し出してから、自分が仕事を辞めた経緯を話し出した。


元々彼がしていた仕事は、筆者と同じ仕事であるわけだが、思い描いていた理想と現実に乖離ができたようだった。


ただこなしていくだけであれば、続けて行けば良かったのかもしれない。

元々やりたかったこと、現実に彼に与えられた仕事は筆者から見ればやりようなところがあるような気がする。

だが、それは個人の考えなので、筆者は自分の思いを胸にしまい、彼の話を遮ることはしなかった。


辞めたのは社会人になって5年目。
一応仕事に慣れた3年目あたりから、違和感があったようだ。

それでその違和感をたまたまそこの会社で働いている先輩に話したところ、そこの仕事の魅力について語られ感化したらしい。


彼は転職後今の職に就いた理由についての話を、当時同じ営業所で働いていた何人かアポを取って、筆者ににしたようにしたらしかった。


ある人は会ってくれず、
ある人からは会って心配され、
ある人からは甘いと注意され、
ある人は応援してくれた。


彼は独身、まだ20代。

筆者は正直もったいないなと思いながらも、自分のやりたいことへ変化を起こそうとする、いや、変化起こした彼を、どこか羨ましくも思う。


当然今の自分には、そのような選択肢はない。




彼は、保険の勧誘をしてこなかった。
そのあたりは、ちゃんと分かっているようだった。
会社で色々とノウハウを学び、いかに魅力的な話をして人を惹きつけるかということを勉強しているらしい。

せっかくなので、その営業心理学的なところを筆者は興味を持って色々と聞いてみた。

業種が違うのでなかなか面白い。


そうしていくと元々1時間程度と設定していた時間は、30分ほどオーバーして、あっという間に過ぎ去った。


筆者らは席を立ち、会計はこちらで支払うことにした。

他業種の人との、勉強時間。

そう考えると、彼のおかげでそのコーヒー代も意味のある時間を買ったお代に、なったような気がする。




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グリーンスターが、売り切れました

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今回は、お話ではなくお知らせです。

昨年はてなからもらったグリーンスター100個ですが、先日完売となりました。
たくさんの方から評価していただきそのお返しとして、また共感した記事に感謝のしるしとしてつけさせてもらったグリーンスター

これがもうありません(x_x;)



筆者は基本的に☆5つでお返ししています。
今後はたまにスターがたくさんついていたりすることがあると思いますが、感謝の意味でございますので、どうぞお納め下さいませ。


また、皆様の記事への訪問は固め打ちが非常に多く、訪問が遅くなっていることもままあります。

すみません、ご容赦下さい。

今日、明日は短編の構想をまた進めていきます。

集中して、ゾーンに入る。
一段ギア上げて、頭のなかを高回転で回してみます。


さて、やるぞ!





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【番外編】最近の、悩み事

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さて、今回は、仕事の話になりまして、そこでの悩み事、の話。

では、どうぞ。








筆者の職場の同期について。

彼女は若くして昇進し、産休と育休を挟んで、職場復帰した。


彼女は復帰してから仕事内容が変わり、本社に引き抜かれ、また昇進し管理職になった。


若くして、管理職。
ただ、彼女には現場の経験が乏しかった。


組織において、上が人間的に偉いわけはない。
先輩だから何言ってもいいわけでもない。
組織の役職は、組織を円滑に回すための役割であって、役割に応じた仕事があり、その役割の仕事をしないと回転は一気に悪くなる。



彼女の部下は年上で、その部門の経験も圧倒的にある。
現場をまとめなきゃならない彼女は部下のやっている仕事の内容がイマイチ掴めていない。


最初は気遣われていたが、だんだんと彼女に対するものがぞんざいになっているようで、外野にまで噂でそういう声が聞こえてくる。

本来であればそれは部下がやるべきところを彼女がやっていたりしている。
休みもけっこう出てきているようだ。






筆者はとあるプロジェクトで、彼女のいる支店と仕事を一緒にすることになった。
筆者は本社勤務なので、彼女の下の人達は本社が音頭を取ることに思うところはあるだろうけど、一応こちらを立てている。


そして現場に行くと、筆者は彼女を取り巻く怪訝な雰囲気を肌で感じることとなる。


うーん、なんとかしたい。
彼女も時々愚痴ることがあるがそれは同期同士で話をするときだけで。
けっこう深そうな傷口。



ただ、おそらく双方に原因がある。
何もないところに煙は上がらない。




一朝一夕では終わらない問題で、最近よくここの問題について考えている。
また、機会を見つけて綴ろうと思っています。



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【電車のひと短編⑬】いつもと変わらない、朝の時間

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さて、今回は、電車のひと編。
この話は、読み切りのお話。
気がつけば、もう13話目になりました。
過去記事をまとめた総集編はこちら↓
surrealsight.hatenablog.com


では、どうぞ。






電車は、ゆっくりと出発した。


そこは阪急電車の最後尾車両。
今日は車掌室にカーテンが下ろされておらず、ガラス越しに外の世界が後方へと広がっていた。

止まった状態で見るとただの茶色い鉄の棒は、動いた状態で見ると流れるような曲線美になっていく。
平行に走っていく2本の線は後方へどんどん伸びていき、途切れることはない。


踏切の警報機の音が真横から聞こえたあと後方へフォードアウトしていき、遮断機が上がって女子中学生が歩き出した。
女子中学生との距離は一気に後ろへ離されていく。


電車の通過によって、止まっていた時間が動き出す。

その動き出す時間の瞬間が、まるでデジャヴを見ているように何度も何度も繰り返されていた。


車掌室の中の彼は、白手袋をはめ、帽子をかぶり、壁に取り付けた時刻表のようなものを指でなぞって時間を確認していた。

彼が後ろを振り返るときは、反対の上り列車との離合時に、同僚へ敬礼をするときだけだ。



電車は、高架に差し掛かった。

戸建てやマンションなどの住宅街しか視界に映らなかった光景は、観覧車に乗っているかのようにゆっくりと上がっていき、やがて街を見下ろしていく。


朝日が差し込んだなだらかな坂に立っている住宅街。
それらを下っていくと、高速道路の高架があり、その向こうには大きな工場が構えて、海が広がる。


一瞬、視界は駅のホームに遮断された。

しかし、それは本当に数秒のことで、また眼下にはさっきの光景が広がっていく。

車掌室の彼は、また時刻表のようなものを指でなぞっていた。




まもなく電車は、ターミナル駅に到着する。

海は大きなビルやマンションで隠れていく。

車掌室の彼は、白手袋をはめ直し、壁にかかったマイクを取って、聞き慣れたアナウンスを始めた。
何人かのつり革を持っている乗客は、片方の手で持っていたスマホをポケットにしまい、窓の向こうへ遠い視線を投げかけていた。




電車は、駅へと流れていく。

プラットフォームから聞こえるアナウンスがだんだんと聞き取れるようになっていき、後方へ流れていた直線が、鉄の棒に戻っていった。

車掌室の彼は、やはり時刻表のようなものを指でなぞる。
そして、壁のボタンを押して、電車の片側から勢いよくエアーが抜け、たくさんの人が流れていった。




そう、それはいつもと変わらない、朝の時間。


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「楽しい」は、誰が決めるのか

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前回の記事でもたくさんのコメントやスターをありがとうございました。


前回の記事は、「継続」が一つのテーマで、飽きっぽかった筆者がなんとかブログや筋トレを続けることができているという話でした。
そして、たくさんのコメントやブクマをいただいて、この継続にはまわりからの刺激を受けて、自分自身が楽しめることが出来るかという部分が影響しているように、感じています。
surrealsight.hatenablog.com


今回は、この「楽しむ」部分を切り取ってやや掘り下げた私見、についての話。

では、どうぞ。









「楽しむ」という要素があるかどうか。


自分自身が日々の生活の中で何がしかの刺激を受けて楽しめているかどうか。

ここが筆者のこれまでの生活で、足りていなかった部分だと、最近感じている。




職場の同僚で、自転車やランで山を登ったり、走ったりするのが好きな人がいる。
歳は筆者よりも少し上。


この人は、仕事はある程度のところで割り切っていて、休みの日の時間の使い方について色々と考えている。

ただ、かといって休みの時間を全て自分の時間に当てているというわけではなく、料理もするし家族サービスもしている。
夕食後は、奥さんと話をしながら少量のお酒で晩酌をしている。

まさに理想的な、ワークライフバランス


その人は、コロナがなければ、元山岳部の出身ということから、夏休みには長野の方の山を登りに行くそうだが、あいにくここ2年ぐらいは出来ていないらしい。


その人はいつも

この前の休みはここに走りに行って

とか

昨日子供とサッカーの練習をして

とか、嬉しそうに昼休みに教えてくれる。



そういう状況を見ていると、家でも家族に「楽しむこと」を教えているというか、本人の「楽しむ雰囲気」が伝わっているというか、そんな様子が言葉の端々から感じられる。


その人の娘さんは、進学塾に通っているわけでもないなか、学年トップのようでその人は

「勉強しろと言ったことがない」

ということを言っていて驚いた。


きっと奥さんがその人の説明しないところで、色々と配慮しているのかもしれない。

しかし、それを仮に差し引いたとしてもその同僚の「楽しむ要素」がなければ、こうはいってないんじゃないかと、思ってしまう。


楽しむ要素だけで成績が上がることは一般化はできないが、勉強に対してもいいイメージを与えているであろうことは、予想がつく。


「楽しむ」という要素の、言わば副産物としての一例。



いやいや、そんな余裕がない状況。
仕事でも家庭でも、圧倒的な圧力を受けていたり、もしくは一人で色々としなければならない状況がある場合も、当然人によってはあるだろう。


となればどうするか。




筆者もそこまで酷い状況ではなかったものの、何か現状を変えようと思って始めたのがこのブログであった。


記事を書いていく作業は面白い。
そう思うだけで、同じ物事の見方が、随分と変わってくるところもあった。



変えようとする状況を楽しいかどうかと評価するのは、他人ではなく自分自身。

だからその状況が、楽しいかそうじゃないかと決めるのは他人ではない。



やり出してそういう「気づき」があった。




話を元に戻す。

状況がきつい時にどうするか。




新しい変化を起こそうとして、その経過、過程を楽しんでみる。
その尺度に他人の評価は関係ない。

微々たる抵抗でも、問題ない。



そう考えてみると、なんとなくこれだけで、変わってくるんじゃないかという気がしてならない、というのが筆者の私見




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できなかった日よりも、できた日に目を向けて

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さて、今回は、筆者の性格からの、話。


では、どうぞ。












筆者は、もともとあきっぽい性格で、何かを始めて長続きしようということがなかった。


例えばランニングをしようと思って、何日かやっていくが2ヶ月ぐらいでいつのまにか立ち消えになる。


何か勉強をしようと思って、こんな資格を取ってみようかなと思って、本屋に行って参考書を買っても、結局試験を受けずじまい。


そういうところはなんとか改善しようと思い、今まで何度もやろうとして、実際やってみて、仕事の多忙を理由になどで、いつのまにか立ち消えになる。
そんなことが、ずっと続いていた。


思い返せば、小学校の夏休みの宿題も、気が乗ればやるものの、最後の一週間に超人的な計画を立てて、挫折する。


おかげでギリギリに、帳尻を合わせることだけは変な能力みたいになって身についた気がするけど。


そういうことで、何とか続けていこうと思い、始めたのがこのブログ。

そして、ブログをやりだして約1ヶ月してから、公園の健康器具を使ってまずは懸垂だけの筋トレを始めた。


ブログは最近までで、平均週5日更新ぐらい。
なぜかここ2カ月位は毎日更新している。
筋トレは少ない時で、週1、2回。


これまで40年間付き合ってきた自分との性格上、最初に盛りすぎると必ず挫折するので、緩め設定にし、書けたり、できたりした日に

今日はよくやった

と、自分に思うようになった。


できなかった日よりも、できた日に目を向けて。



そうして行くと、振り返った時に結構できた日があることに気がついた。
都合よく、出来なかったところが眼に入らない(+_+)

今日でブログを始めて9ヶ月。
公園のトレーニングは8ヶ月になった。


ブログに関しては、なんだかもう1年ぐらいやってるような気分だが、実はまだこんなもの。


あと3ヶ月続けたら、自分に合ったやり方というのが、40年経ってようやく見えてくるような、そんな気がしている。


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伝統が、伝えるもの

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さて、今回は、伝統の受け継ぎ、の話。

筆者は、学生時代ラグビー部に所属していました。
部には、なんというか独自の伝統があります。
たとえば、こんなもの
surrealsight.hatenablog.com
今回は、また違うものの、お話です。

では、どうぞ。











学生時代、最初は電車通学をしていたが、約2時間の通学時間は部活をやるにはかなりきつく、学生寮の追加募集に応募し、確か6月ぐらいから寮に入った。


大学の寮は、風呂トイレ共同で洗濯機は水量も共同。
四畳半ぐらいの、やや長細い部屋にスチール机とベッドが置いてある簡素の部屋だった。


1回生の頃は免許も持っていなかったので、ちょっと割高な大学の生協で何かを買うか、持っている先輩らに買い物に連れて行ってもらうかしないと、寮は陸の孤島と化す。


体調不良で寝込んでしまったような時は、腹が減るが買いに行く気力がなく、なんとか寝て過ごして空腹を紛らわすぐらいしかなかった。


ある時、筆者は熱を出してしまい、1日学校と部活を休んだ日があった。
寝て起きて寝て起きてを繰り返し、なんとか自販機で水分だけは買って、やり過ごしていた。


昼間寝てしまうため、夜中変な時間に目が覚める。
水分を取っていたため、トイレだけは行かなければならず、部屋のドアノブを開けて廊下に出た。


するとドアノブに、白いビニール袋がかかっており、ヨーグルトやパンと一緒に、小さな紙切れが入っている。
それを取り出すと

「食欲あるか、なくても食べとけ」

と、下の階に住んでいる先輩の字で、そう書いてあった。


まだ熱があった筆者は、ぼーっとした頭のままで、しばらく立ち止まり、そして自分の部屋のドアを開けて、ヨーグルトを食べてみた。

「あ、おいしい」

思わず声を出してしまい、紙スプーンで次のヨーグルトをすくう。

ヨーグルトは一気になくなってしまった。



翌朝、頭もだいぶすっきりし、朝風呂に入っていると、ヨーグルト差し入れてくれた先輩が風呂に入ってきた。


筆者は、お礼を言うと

「気にするな、俺もされてきた方やから」

と言っていた。





新入生が入ってきて、各部の勧誘が始まる。


学生の8割ぐらいは寮に入って生活しているため、新入生は必然的に
「晩御飯はどうするか」
という命題に毎日戦っている。


当然のことながらその命題を熟知している、各部の連中は、こぞって「飯ツアー」と称して、各部の練習が終わった後に新入生に晩飯をおごりながら、関係を作って勧誘を進めるようなことをしていた。



ある年の勧誘の時期、筆者から見て3つ下の新入生が、どうも熱を出していたようだった。


まだ、筆者のいたラグビー部に入るともなんとも言っていなかったが、他の新入生からその話を聞き、帰りにコンビニに寄って、ヨーグルトとかを買って、彼の家のドアノブにかけることにした。
ちゃんと小さなメモを入れて。






彼と筆者は、都合1年しか同じラグビー部員として時間を共にすることはできなかった。


ただ、筆者が卒業して現役の四回生が書いた会報を見る機会があった。

そこにはその編集に携わった部員が、最後のページに編集後記を記している。

それを読むと、

「思い起こせば…」

という感じで、彼が入部した経緯を書いているものがあった。


「新入生でラグビー部や他の部からも、勧誘を受けていた頃、自分は熱を出した。
 どこにも行けなくて、寮で寝ていると、トイレに行こうとした時にドアノブに買い物袋がぶら下げてあったのに気がついた。
 そこにはヨーグルトとかの食べ物と先輩からの1枚の小さなメモが入っていた。
 まだ入部もしていなかったあの頃の自分に、ここまでしてくれるのが嬉しかった」


という内容だった。




伝統は、しっかりと伝わっていた。



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いまさらながら、IDの由来

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昨日はブログのつながりについてのお話で、たくさんのスターやブクマ、コメントを頂きありがとうございました。
surrealsight.hatenablog.com


筆者は、まだこの世界に足を踏み入れて約9ヶ月。
1年も経ってないひよっこですが、ブロガーさんとのつながりで、いくつもの小さな幸せを感じることができました。

今後もご縁を大切に、また小さな幸せをお裾分けできたらな、と思います。



さて、今回は筆者のIDについての話。

え、いまさら!?という感じもありますが、そもそもなぜこれなのかについても、どこか説明し忘れていて💦

とまぁ、今回は緩いお話です。

では、どうぞ。







筆者の ID はsurrealsight

これ、完全な造語です。
こんな単語はありません。




元々筆者は、何かいい言葉はないかと探していました。


ちょうどその時、重松清の「流星ワゴン」という小説で、ホンダのオデッセイという車がでてきて、冒険についての暗示を小説全体にかかっていたことを、思い出しました。


英語のオデッセイの語源はラテン語オデュッセイアという言葉から来ていて、「長い冒険旅行」という意味がこめられています。(ホンダお客様センターより)


ID を何にするか決めようとした時に、ふとこの流星ワゴンが出てきて

こんな感じの言葉をID にすれば誰かと被ることはないんじゃないか

と思っていました。


しかし、オデッセイをそのまま持ってくるわけにもいかないので、何か他にいいのがないかと適当に探していると、以前筆者が高校から大学にかけてよく言われていた

シュール

という言葉がふと出てきたのです。
 

シュールは英語にすると

surreal

となり、その意味は

超現実的な、非現実的な、非常に奇妙で理解し難い
というような答えが調べてみると出てきます。


そこに、「視点」という意味で

sight

をつけてみました。

自分のものの見方、考え方を記事にする、ということなので。


この「視点」が、自分のブログの

website

という意味で、siteとも音をかけてみて、なんか妙にしっくりきたのです。




そうして筆者の ID は

surrealsight

となりました。


これまで、200いくつの記事を綴ってきましたが、現実的な話と非現実的な小説とを組み合わせてみると、一応 ID の名前負けはしないような(||゜Д゜)感じになってきたんじゃないかなと、筆者なりに思っています(+_+)


奇しくもブログは明日でちょうど9ヶ月。
今後も何を綴っていこうかなと、少しワクワクしながら、書いていけたらと思います。


これも一つの小さな幸せ、かなと。



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嬉しい、ひびき

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さて、今回は、ブログでの繋がり、の話。

では、どうぞ。









以前筆者が書いた、給食にまつわるお話。
surrealsight.hatenablog.com
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これはもともと、ブロガーのゆかちん (id:toyamayama)さん
(この方は、筆者の記事に出てくる登場人物の心情をとても丁寧に読まれていて、筆者も気付いていなかった心境を察してコメントくださる方なんです。)が書かれていた『小学校の給食』から、給食繋がりで思い出したお話でした。
ゆかちんさんの記事はこちら
www.toyamayama.com


この給食の話題から思い出した、ブラジルからやってきた期間限定の友人。
筆者が書いた2つの記事は、彼と食べた冷凍みかんの思い出、でした。


本当に、冷凍みかんだけでこんなに広がるか(゜Д゜;)って展開だったんですけど😅、このお話にはたくさんの反響をいただいたのです。


そして、この話をきっかけにとても感動的な記事を書かれたブロガーさんがおられました。


その方は、きなこ先生 (id:kinako_sensei)。
(たくさんの子供と保護者の方を見て来られているので、本質を見抜く眼と優しい心をお持ちの方なんです)

ご自身で塾を経営されておられる先生です。


そのきなこ先生の読んでもらいたい記事はこちら。
kinako-sensei.hatenablog.com

胸の奥底にしまわれていた大切な思い出が、ブログの記事という形で、鮮やかな色合いで蘇ってきていました。

本当にこのような記事が繋がって生まれただけでも、筆者はとても感極まりまして。



しかし、これだけではおわらずに、さらにここから別の繋がりが出来たのです。


そのブロガーさんは、青い眼鏡 (id:m6points)さん。
(この方はもうかれこれ20年ほど点訳に携わっておられて、福祉関係のお仕事をされています。この方の記事にでてくる曲の歌詞が、点訳によってまた違った表情を不思議と見せてきて、とてもほっこりするんです)
そしてこの方のブログには、マイフェイバリットソングとして、様々な曲の歌詞が点訳されて、紹介されています。

筆者はこれまで、過去の記事を取り上げていただき、何曲か紹介をいただきました。


そうして、青い眼鏡さんが筆者の冷凍みかんの記事ときなこ先生の記事を読まれて、また曲が聞こえてきたそうで、こちらの記事を書かれたのです。
m6points.hatenablog.jp



筆者は紹介していただいた、この曲をYouTube で探してかけながら、自分の記事を読み返してみました。


その時は、仕事が終わって家に帰る前の、ちょっとした一人時間。


自分の記事なんですけど、音楽かけて読んでみると、涙腺がとても緩みそうになって、やばいやばい(@_@)


そんな、繋がりがひびいた素敵な時間を体験することができました。




ゆかちんさん、きなこ先生、青い眼鏡さん、どうもありがとうございました🙇




ブログのつながりって、本当にいいですね。
以前に誰かにひびけばいいなっていう記事を書きましたが
surrealsight.hatenablog.com

それが目に見えて伝わってきて、なんて素敵な世界なんだろうと思いました。

ここでまだ、ご紹介できていませんが筆者には、まだまだ刺激をいただいているブロガーさんがたくさんいて、何かの機会を見つけて、またご紹介できたらと思っています。

皆様、ご覚悟下さいませ(笑)



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続 安全という神話が、崩れた日

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昨日の記事の話で
surrealsight.hatenablog.com
直接の事件名の記載がなかった関係で、ちょっと分かりにくかった点があったことをお詫びいたします。




改めてこの事件は、大阪教育大学附属池田小学校で起こった、無差別殺傷事件。
本当に痛ましい事件でした。


この記事に関して、ブロガーのY (id:RICO_Ysan)さんも言及されていました。
rico-ysan.hatenablog.com


先生方はもともとこんな不審者に対応する訓練を受けていません。
あの事件以降、さすまた(先が半円状になった槍みたいなやつ)を使っての対策訓練を警察の指導のもとされている(友人談)ようですが、完全に尋常ではない犯人に、とっさに対応できるはずがないと思います。


翌年、筆者らが受けた教員採用試験(筆者は一次試験は受けて二次試験は受けなかった)の面接では、不審者が来た場合にどのように対応するのかということを面接で聞かれた学生もいました。


当時筆者らは、体育会ラグビー部に所属していたため、血気盛んな時であり、

「そんな奴はタックルしてたたき潰す」

と息巻いていた友人もいましたが、一クラスあたりMAXで30数名の児童を預かっている前で、いったいどれだけのことができるでしょうか。


無傷で取り押さえることができれば、それに越したことはないですが、刃物を持っている相手にほぼ丸腰で立ち向かわないといけないというのは、どう考えたって分が悪いに決まってます。


ましてやそれが女性の教員の方であったら。



自分の学校の子供を守れなかった、と当時おられた先生は自他共に非難され、職を続けることができずに、辞めてしまわれた方もいると聞いています。


誰が悪いって、犯人が悪いのに決まってるのに。



この事件の後に、やはりいくつかの模倣犯がいて、小さなニュースになっていました。


現場で仕事をしている学生時代の友人達は、

「時々変な人は来るで」

と言っています。


もう二度とこのような悲劇が起こってほしくないと、願わずにはいられません。



筆者は、この教育実習中に起きた事件と、実際に自分でやってみた実習中の授業の出来とを考えて、周りの友人が目指そうとしている道と、違う道を進んで行こうと思いました。






前回の記事と今回の記事に付き合ってくださった皆様、二回連続で、暗いお話となってしまいました。
ただ自分の中では、大切なことだったので、ここに記しました。お付き合いいただき、本当にありがとうございます🙇


改めまして、関係者の方のご冥福をお祈りします。



次回の記事からはいつもの感じに戻していきます。


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安全という神話が、崩れた日

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さて、今回は、二十年前の今日、の話。
今日は悲しいお話で、まずは関係者の方々のご冥福をお祈りします。

では、どうぞ。








20年前の今日は、金曜日。




当時筆者は、筆者が在学していた大学の附属の小学校で教育実習のまっ只中だった。


確か一クラスに、四人の教育実習生が配置になっていて、翌週の実習の山となる公開授業に向けて、学習指導案を練り直し、授業の練習をしていた頃だった。


公開授業は、そのクラスの実習生の代表者が授業する。あの、教室の後ろにスーツ姿の先生がたくさんくる、担任の先生がちょっとかしこまった授業をする、あの公開授業。
それを四人の中で決めて、筆者が算数の授業をすることになっていた。


教員には、「指導書」というものがあって、そこに一応教科書の授業の進め方が載っている。
実習生は、これはなぞるのではなく、自分たちで考えたアレンジしたもので、授業の計画を作ろうとしていた。


当然、皆教員を目指しているため、真剣に取り組んでいる。
様々な視覚的な教材を作ったり、黒板の板書の計画を立てたり、実際に教育実習生同士で模擬授業をやってみてその感触を確かめながら、実習を進めていた。
皆何時間睡眠なんだと思うぐらい、根を詰めてやっていた。


一コマの授業に、こんなにも時間をかけて考えなければならない。
筆者にはこれが結構重くのしかかっていて、プレッシャーになっていた。





その日の天気は確か、晴れだった。


4週間ある実習のちょうど半分が終わろうとする日。
一週間の疲れがたまりにたまって、今日乗り切ったら土日がやってくるという、待ち焦がれた日。


その週の自分の担当する授業は、もうクリアしていたため気分的には少し、晴れやかだった。
ろうかですれ違う、193やプリッツら他の実習生も疲れた顔をしているが、顔見知りを見ると皆嬉しそうに挨拶をしてくる。


そんな、金曜日だった。





給食の時間、担任の先生方は職員室締め切りで、「緊急の職員会議」が開くということになり、給食指導を実習生達だけで行なっていた。


昼休みが終わり、5時間目の授業にさしかかる。
5時間目は担任の先生が受け持つ予定だったが、なぜか先生は上がってこなかった。


気になってよそのクラスを見てみると、よそのクラスもやはり担任の先生は上がってきていない。


そのうちどこかのクラスの教育実習生が話を聞いてきたそうで、

「5時間目は実習生が実習を持つように」

という指示を受けていた。


実習生同士で、なんでなんだろうという話が広がる。
職員室にいった実習生が言うには

「なんだか物々しい雰囲気だった」

そうだった。



結局6時間目になって、担任の先生方はそれぞれのクラスに出てきて最終最後の授業は行われた。
会議の内容が何だったのか特にわからず、放課後はまた会議が開かれていた。



当然実習生同士で噂は広がっていく。


今日の隣の府県の教育大学の附属小学校で事件があったらしい






筆者らは、学校から帰って一目散にテレビをつけた。


根拠のない、学校は安全だという、ある種神話のようなものは、音を立てて崩れ去った。


筆者らは、凄惨な事件のニュースを目の当たりにして、ヘリコプターが映し出す空からの映像を、ただ、呆然としながら、見ることしかできなかった。



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不器用なりに、上に立つと

いらっしゃいませ。ご訪問ありがとうございます。
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さて、今回は、久しぶりに仕事につながる、話。


では、どうぞ。


学生時代、ラグビー部のキャプテンだった。

筆者はもともと、高校までサッカーをしていて、ラグビー自体は大学に入ってから始めた。
高校の時は、キャプテンがキーパーだったため実質副キャプテンをしていた筆者が、顧問の先生との間を取り練習メニューなどを考えていたが、自分より上手い人はたくさんいる中で、なんで自分なんだろうと思っていた。


大学のラグビー部は、卒業年の四回生まで歴代の先輩方が引退することなく最後まで続けており、高校と違って体も出来上がっていくことから、キャプテンといえば「すごい人」というイメージだった。

いわば、プレイにおいてその人の右に出ることはないカリスマ的な存在。


筆者は3回生の時に、右足首の骨折をしてその年のリーグ戦は完全に棒に振ってしまった。


それだけに、最後に1年にかけようという思いがあって、リハビリのメニューを鬼のようにしていた。

首のケガでもうプレーが出来なかった心友プリッツの分と、二人分の、やり切ろうとする思いを持って。


チームには経験者がいて、筆者との同級生にも二人いた。
当然技術的なものは、彼らの方がはるかにうまく、また身体能力が高くうまい同級生もいた。


筆者はどうも輪の中心になって、話すことがしっくりこない。
人と比べて、筆者は結構不器用なので、どういう風にチームを引っ張らないといけないんだろうと、そういうことを考えていると、「やっぱりキャプテン向いてないんじゃないか」ということばかりが頭の中で巡っていた。


結局色々考えて、残されている時間も考えて、自分にできることは何かと考えてみると、「取り組む姿勢を見せること」しかなかった。


「日々是精進」をモットーに、どんなにきついトレーニングでも、先頭で声を出してやって行く。
ここでへこたれると、示しがつかないので絶対にそこだけは音を上げない。


自分でも過去のこれまでの試合や、リーグ戦で当たるであろう対戦相手の分析をして、もっとラグビーについて、勉強していこうと心がけた。


あとは、後輩を含めて自分よりプレーがうまくできる人を立てて、彼らの意見を反映させる。
後輩らと、よく話をし、こうやってみたいという意見を取り上げてみる。


それまで飾り的になっていたマネージャーに、外から見ている視点を意見してもらい、練習と試合の振り返りに活用する。


精神的なところの部分だけ筆者が担い、技術的なところはそれぞれに長じた人たちにお願いする。
それが、筆者の考えついた結論だった。





やがて仕事においても、役割として人の上に立つことになった。


やっぱり、カリスマ的なことはできないので、自分のチームの気持ちを整え、チームがのびのびと仕事ができるように、上や違う部署と交渉する。


困った時や失敗した時は前線に立ち、褒められる話は後ろに下がる。


不器用さは、変わらない。
背伸びしても仕方ない。

だから、まぁ、これでいいかな。



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行きつけの店が、教えてくれたもの

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昨日は200記事にたくさんのスターやブクマ、コメントをいただき、本当にありがとうございました🙇
surrealsight.hatenablog.com

今日は201記事目。また次なる目標に向かって進んでいこうと思います。

さて、今回は、心臓の動悸が一瞬速くなるかもしれません。

ももベル (id:momobellblog)さんからきのうの記事のコメントでいただいた、ジローの部屋を『       行きつけのお店的な感覚』という表現。他にもたくさんの方がご贔屓にして下さいまして、本当にありがとうございます🙇
そしてこの表現で、今日は思い出した話がありまして。

まだ社会人になって間もない頃の、話です。

では、どうぞ。









一人暮らしを始めた頃、行きつけの店をつくりたかった。
たまに自炊でご飯を作ることがあるが、当時は基本的に外食。仕事の帰りや休みの日なんかにぶらっと歩いて行ける、そんな店を作りたかった。



店では馴染みの店員さんがいて、一言二言挨拶をした後に、
「今日もいつものやつでいいかい?」
と聞かれる。
それを
「そうやね、お願いします」
と言って、カウンターの席です厨房の中の様子を見ながら、考え事をする。
しばらく待っていると、湯気が上った定食が出てきて、
「いただきます」
どいて食べ始める。


こんな妄想しながら、この店でそれができるかなと思いながら、時々店を変えては、そこの店の雰囲気を確かめていた。


ようやく筆者は、一つの店にたどり着いた。
その店は、かつとじ定食がとても美味しく、かつリーズナブルな値段で提供されていた。


筆者はそこで、かつとじ定食を何度か頼み続けていると、そこの店のおばちゃんがだんだんと顔覚えてくれだした。


「お、これは行けるんじゃないのか」
と内心やや馴染んできたところに喜びを感じ、おばちゃんと世間話を、二、三挟むようになってきた。



店は国道2号線に沿った信号交差点の角にある小さな敷地に建っていた。
店のカウンターは八席程度で、客一人当たりの滞在時間は短く、回転はいい。


徹夜仕事の帰りに、その店に行って、カウンターに座って一息つくと、お冷のグラスと一緒におしぼりが渡される。


今日も頑張ったなと、思いながらいつもの定食を頼み、ちょっとゴージャスに肉の量を増やしてみた。


「あーなんて幸せなんだろ」


食事を食べ終えて、おばちゃんと会話をし、店を出る。
そして国道をとぼとぼと歩いて行くと、








ガッシャーン








という破壊音が鳴り響いた。






これが何を意味するのか。聡明な方は、すぐにピンときているはずだ。
421miyako (id:m421miyako)さんが言うには、筆者は遭遇体質。

そう、いつもの、それだった。





すぐ後ろで、若者が4人乗った白色のセダンが、女性が乗っているけいおんに追突している状況だった。


若者はチャラい感じで

「ちょっと右に寄ってよ」

と女性に言う。


女性は明らかに動揺していて、すぐに動けずそこからゆっくりと歩道の方に車を乗り上げさせた。


ちょうど信号が青になる。
白色のセダンは、すぐに動こうとしない。


なんだこの違和感。


筆者が、

「ん?」

と思った次の瞬間、白いセダンはアクセルをふかし、進行方向へ加速してどんどん進んでいった。



「うわ、当て逃げやん」


筆者は女性の方に走って行く。
完全ナンバーは悔しいが憶えきれなかった。
女性はまだ、状況を理解していない。


「逃げられたぞ」


筆者が声をかけると、明らかにテンパっていた。


「怪我はないですか」
その女性は動揺していて声が出ない。


筆者は代わりに110番通報をして、近くにある交番に女性を連れて行った。
交番の警察官に、自分が見た状況を説明し、後は警察に捜査してもらうことに。
彼女が途中で、首の痛みを訴え、その事件はひき逃げ事件になっていた。





別の日に、また仕事が終わって、行きつけの店に行ってみた。


おばちゃんが、いつものセリフを言って、いつものかつとじ定食が出てくる。
筆者はそれをゆっくりと食べて、「ごちそうさま」を伝える。


おばちゃんは
「この前店の前でえらい警察が来ててね、なんか事故があったみたい」
「ひき逃げ事件やったみたいやね」
「そうなの、物騒な世の中やねぇ」
「ほんまにね」


事件は、日常に起きている。
こうして、仕事が終わって何もなくご飯を食べられるということは、幸せなことなんだな。




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【感謝】200記事に、到達

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皆様、今日はいたって普通の話です。


本記事を持って、ジローの部屋の記事数が200記事となりました。

ここまで継続できたのも、本当に皆様のおかげです。
本当にありがとうございました🙇



日頃の生活に、何か変化をつけようとして始めたこのブログ。
いつしか書いていくことが趣味みたいなものになってきていました。


時々文体を変えながら、過去のことや、現在のこと、未来のやりたいことなど書き連ねていっておりました。


書いていくと様々な発見がありました。


意外と人の観察をしていたこと、
毎日をこなしてしまっていたこと
生活に目標を見出していなかったこと、
やたらと人倒れや交通事故に遭遇していたこと、
やろうと思えばたいがいのことはやれるというか、今までやろうとしていなかったということ、
目の前にはたくさんの変化があって、それをかなり見落としてしまっていること
人には自分の話をあまりしないこと、


なんかに気付いたり、改めてわかったり。



こうして考えると、結構不思議な感覚です。


筆者は飽きっぽい性格で、それでも、満塁ホームランのように一気に四つ記事が進むなんてことはない、このブログの記事の更新を、昨年の9月12日以降、約9ヶ月、一つ一つ積み重ねて200まで到達できたことは、少し自信に繋がりました。


ですので、宴もたけなわでございます。












な、わけないか(;´Д`)

書いていくことはやりたいことなんで、しっかりと続けていけるように今後も生活を見直していって、継続していきます。



今、外で立ち止まって記事を書いていますが、自転車で子供二人乗せた女性が目の前を通って行き、買い物袋からパンをひと袋落としていきました。

それを拾って、信号待ちで止まったその自転車に届けました。


どうやら書くネタは、目の前に落ちてくるようです。




次は10ヶ月とその先の250記事を目標に、ぼちぼちと更新していけたらなと思っています。

皆さま、またお時間あるときにお立ち寄りくださいませ🙇


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相棒が、切り出したもの

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さて、今回は、筆者の相棒だったひと、の話。

では、どうぞ。







今から10年経たないころ、当時の筆者は主任になったばかりだった。
筆者は大きな営業所に配属され、日々格闘する毎日で、定時に帰れることなんてまずなかった。


そこに配属されて1年ちょっとたち、新たに仕事の相棒が変わることになって、次に組んだ相棒が少し年下の相棒だった。


彼はリーゼントのような髪型をしていて、個性的な字を書く。彼もまた主任であり、筆者らは日々舞い込んでくる案件を彼と共に捌いていた。


彼は仕事において元々進みたい進路があり、ただ人事にそれが響かずに、筆者の部署に来ていた。

人事と書いて「ひとごと」と読む。

職場で通例となっている、この話はまさにその状況を体現していた。


さらに彼は、筆者と組む前に別の人と組んでいたが、その人が仕事を選り好みし、手間なやつを彼に押しつけていたので、かなりモチベーションが低かった。


彼はよく、自分の進みたかった道の話をしていた。
単純にそれだけ見れば、なんやコイツ、となるかもしれないが、当時の筆者らの仕事もちゃんとやっていた。


まわりの人曰く、筆者は引きが悪い
surrealsight.hatenablog.com
ようなので、確かに悩ましい案件は多かったものの、その分仕事に対する引き出しになっている。


試しにそのようなややこしい案件を彼に任せてみると、しっかりと対応している。
彼にその仕事のポイントを伝えると、面白いようにこなしていき、メキメキと力をつけていった。


彼は攻めの仕事が得意だったので、筆者はそれをまかせて、少し引いて足りないところを補完していく。
すると筆者と彼のコンビはかなりの量の仕事をこなしていき、かつややこしい案件にもしっかりと対応できていた。


たぶん当時の新人
surrealsight.hatenablog.com
だった後輩らも、筆者と相棒が活き活きと仕事をやってた姿を見ていたのかもしれない。




しかし、いい関係ってやつは、なぜか長くは続かない。
彼との相棒の期間は半年で終わってしまった。


彼が希望していた部署から、異例にも声がかかり、当時の筆者らの上司にも理解があって、彼は希望部署にいったのだ。





相棒からは時々連絡がきていた。

「今度そっちに出張なんで、一杯やりませんか?」

なんていう感じの。


なかなか都合がお互い合わなかったが、たまに行って、たった半年間の組んだ期間を懐かしみ、また今のお互いの仕事の近況を聴く。


彼は念願の部署にいってバリバリとやっていた。
しかし、どうもしっくりとこないところがあったようだ。
そこで振り返った時に、一番前を向いてガンガン仕事が出来たのは、当時の筆者との時だった、という話をしていた。
まぁ、お世辞なんだろうけど、嬉しそうに話しているのでよしとする。




またしばらく経って、お互い本社勤務に異動した。
お互い営業所のときの仕事から発展した仕事をこなしていた。




そうしていると、また相棒から電話がきた。

いつもの感じとは違う、改まった様子。
どうしたんだ、と思っていると、相棒は

「実は…」

と言って切り出してきた。


「ジローさんは先輩ですが、敢えて今日はこう呼ばせて下さい」
「当時一緒に戦った戦友として、自分の結婚式にご招待させて下さい。」






相棒は、戦友になった。





今日また、しばらく出張に行っていた戦友から連絡がきた。

「ジローさん、東京から帰ってきたんですよ。
コロナ空けたら、また一杯行きましょう。」


たった半年間の相棒。
でも、こうして戦友と呼んでもらえることは、幸せなことなのかもしれない。


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