ジローの部屋

ジローの部屋

日頃の生活に、何かプラスになることを。

【スマホ写真部】ここの空は、広かった

いらっしゃいませ。ご訪問ありがとうございます。
こんにちは、ジローです。
いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!
おかげさまで、筆者はぼちぼちとこのブログを続けられています。


さて、今回は、久しぶりにスマホ写真部の活動を。
部の活動についてはこちらを↓
部員も募集中です。まだ10数人の立ち上がったばかりの部です。
teawase-brog430.hatenablog.com

毎月のテーマに沿って、記事に出来そうならする。
厳しそうであればパスして、また翌月のお題に挑戦するかどうか。
こんなラフな活動です。

ですのでご興味ある方はここでもいいし、上のリンクからコメント下さいませ。



では、

ユゥヨ部長 (id:byte0304)
AKIさん (id:aki800)
iBUKiさん (id:WDF)
ほし氏さん (id:star-watch0705)
DIT井上博士 (id:ditinoue)
ハピトマさん (id:hapitoma)
りょうさん (id:ryousankunchan)
まっこおばさま(id:makkosan70)
はるさん(id:akastubaki)
miyako さん (id:m421miyako)
みみさん(id:cinamonland)
ねじまきさん(id:popmusik3141)

ご無沙汰してました。部活再開します。
お初にお目にかかる方もよろしくおねがいます。


さて、今月のお題は、
「今年の初◯◯をスマホに収めました」
でした。

既にもう記事を書いておられる方もいて
www.421miyako.com
どうしようかな、と思いながら過ごしておりまして。

そして、整いました。

では、どうぞ。








f:id:surrealsight:20220115141857j:plain
なんてことのない、田舎の風景

空が広いとか、狭いとか。
そういうことを、時々気にしていた。

都会に行ったときも、
田舎に出かけたときも、
見知らぬ土地へ行ったときも、

まずは空を眺めていた。


広いとなんだか安心して、
狭いとなんだか窮屈に感じる。

そのなんとなくの感覚が、自分の中ではけっこう大切だったりしていた。



仕事で、久しぶりに高校時代を過ごした学び舎の近くを通った。
そこはいわゆる、郡部の田舎。
高い建物はなく、空と空がつながる向こうの方が見える。



18までの尖っていた3年間、毎日のようにチャリをかけて通ってきた。
そうやって、見てきた風景。
空と陸のつなぎ目に高い建物はなく、雲がしっかりと見える。
ここの空は、広かった。


校舎の窓から飽きもせず、頬杖ついて眺めていた空。
その向こうに広がる、田んぼや畑。

眼前に広がる風景は、四季により表情がかわり

春になればヒバリの姿が地上から
夏になれはトンビの姿が上空から
秋は黄金色の稲穂が一面に
冬は真っ白の霜が一面に

広がってくる風景。


ふと、いつも狭いとか広いとか言ってたものは、眼前のものと無意識に比べていたんじゃないかと思った。
それと似ているからなんだか落ち着いて、小さすぎるときは窮屈だなと思う。
なんだかそう思うと妙にしっくりくるというか、納得した。


筆者は車を路肩に停まらせて、外に出た。

そこに広がるのは、なんてことのない田舎道の風景だった。


今月のお題
「今年の初”納得”をスマホに収めました」


ブクマコメントありがとうございます!
>まっこおばさま(id:makkosan70)
おばさまの空の写真、とても好きです。
なんだか、ほっとするというか。
いつもありがとうございますって、勝手に思ってます。

>ほし氏(id:star-watch0705)さん
試練を待ち受けているような、ですか。さぁ、次の展開はいかに、というところですね😁ほし氏さんにそう言ってもらえると、撮った写真の価値が一気に上がるような気がします。まさに一期一会。その一瞬を見逃さないようにしたいものです。

>AKI(id:aki800)さん
眺めるのはよくしていたのですが、撮り出したのはホントに最近で。自分もそうなる可能性が多分にあります😅
吸い込まれそうな奥行きに、なんだかその向こうを見たいな、って思ってしまうんですよね。

>ユウヨ(id:byte0304)部長
自分らしさの切り口でのキリトリで、想像してもらってありがとうございます✨
みんな面白い感性なので、楽しいですね。自分なりのキリトリを昇華させていきたいです。今年も部活盛り上げていきましょう!



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ミルクティーと、白い吐息

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さて、今回は、この時期ならではのキリトリ、の短いお話。



では、どうぞ。







筆者は仕事が終わると、普段は帰りにコーヒーを買って一息つく。

しかし、なんだか今日は、午後ティーの気分。



ホットミルクティーを片手に、地下にある駅のホームで壁にもたれて天井を仰ぐ。
電車が通り過ぎて、しんとなったホームに、水の滴り落ちる音が響く。

一口飲んで、ふぅ、とした。

白い吐息が見える。

それを見て「なんだか、冬だな」と思う。


夏にはない、この感覚。
コーヒーでは薄い、この感覚。

何だろう、これ。
それが妙に、心地よい。

ブクマコメントありがとうございます🙇
>まっこ(id:makkosan70)おばさま
いつも優しさをありがとうございます🙇
帰りの電車が暖かく、夢見心地が梅田へと誘います(笑)

>みみこびと(id:mimikobito)さん
ミルクティーじゃなきゃダメなんです。ストレートティーでもダメなんです。レモンティーでもダメなんです。2位じゃダメなんですか?そうなんです😱ミルクティーのまるさ?まろやかさ?が吐息と合うんですよね💨

>テイルズ(id:MyStory)さん
まるで横から見られているみたいです😲あぁ、テイルズさんと一度サシで語ってみたい。いろいろと気付きを学べると思うんです!
表現の引き出しをホントにたくさんお持ちだなって思います🎵

>ユウヨ(id:byte0304)部長
すみません、伝染してしまいましたね😏
たまに飲むとなんだかハマりますよ。こういうのもありだなって。


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そうですか、しょっちゅうあるんですけど

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さて、今回は、今年もいつもどおり、始まったなという話。


では、どうぞ。








筆者は特異体質で、人生においてよく遭遇することがある。


それは「人が倒れている」ということ。



あるときは、電車のホームで。
あるときは歩道の上で。
あるときは道路上で。



倒れる原因はいろいろあるけれど、かなりの確立で交通事故だ。高速道路で急に渋滞になって、なんだと思うと、破片が散らばり前部が大破した車が横向きに止まっていたこともあった。
運転席にはぐったりした人。


確かにそんなことがなければ、そうそう人は倒れることはない。




11月の激務が始まった頃、出勤途中に駅に向かう交差点にさしかかると、人が倒れていた。
わりと大きな血だまりもあって、バイクを起こしている人がいた。


筆者はいつもどおり、あぁ事故か、となる。


路上に人が倒れているので、信号無視をして道路を横断してそこにたどり着き、救急隊がくるまでの措置をする。
ちょっと出血が心配だったが、意識はあったのでそこは一安心。
切っている部分も致命傷とはいかなさそうだ。

目撃者に女子高生がいた。
警察がくるまで一緒にいて、警察が来たら彼女らの目撃情報を伝えて、早く解放してあげて欲しいと伝える。
事故の当事者が女子高生の個人の連絡先を聞こうとするが、それはちょっとやめといてお礼なら学校に連絡してはどうかと提案する。
事故の当事者は少し落ち着きを取り戻し、納得した。



年を越して1月になりまた出勤しようとしていたときだった。
住宅街から大きな通りに向かって歩いていると

「ガシャーン」

とかなり大きな金属音がした。

これはもしやと思って、通りにかけていくと信号のない交差点で、トラックが不自然にとまり、その傍らに倒れたバイクが見えた。
筆者の前にはランニング中の服装をした男性が一人。
彼はおそらく衝突を目の当たりにしていて、その非日常の光景に圧倒されていた。
彼はゆっくりと倒れている人の方へ歩いて行っていた。

筆者はそれを走って追い越し、倒れたバイクの人の元へ駆け寄る。
バイクの人はうめいていてもだえていた。
声をかけ、外傷を確認する。出血は見えないがもだえ方がひどい。
かなり頭部を打ってそうだ。
背中をさすって声をかける。

ようやく追いついてきたランニング中の人がスマホを見ている。
「あなたは119に通報して下さい」
「こちらは110通報をします」
仕事を頼まれたランニング中の人は我に帰り、通報を始めた。
筆者はそれを見て110通報をした。
途中、トラックの運転手が声をかけてきた。
今、通報しているからまず会社に事故をしたと報告して、と指示をする。
バイクの運転手はもだえている。
苦しそうなのでヘルメットを外し、服を緩める。
何度か吐きそうになっているので、あおりを食らわないようによけながら、また声をかけて背中をさする。
そして、仰向けでその人が吐かないように横向きにさせる。
吐瀉物が気管につまるとマズいから。

そうしていると
「医者です」
という通行人が現れた。

こういう現場によく居合わせていると、時々医療関係者が名乗ってくれる。これはとてもありがたい。

そのドクターはランニング中の人のスマホをとって代わり、救急隊に症状を的確に伝えだした。
筆者も通報が終わった。
ドクターの見立てでは、頭部を打っているからそこが一番ひどいだろうと言っている。
話は出来ないがドクターの呼びかけに反応しだしたので、意識はあった。


筆者は警察が来たので、状況を説明する。
当事者、通報者、目撃者、ただの通行人。


そして後はそれぞれのプロに任せて出勤することに。
筆者は職場に連絡する。

「すみません、また事故があって通報したりしてました。
え!?また!?
そうです。
また、です。よくあるんですよ。
ない?
そうですか、しょっちゅうあるんですけど。まあ、いいや、とにかく今から出勤なので、お願いします」


ブクマコメントありがとうございます🙇
>まっこおばさま(id:makkosan70)
旦那さんもそうでしたか。物怖じされない方だったんですね。誰かの一大事は、対応出来る人がすればいいかなと。大したことはできませんけどね。

>ますを(id:tureture30)さん
コメントありがとうございます🙇
不幸中の幸いとなれれば、これ幸いでございます。誰かにしてもらった恩を自分に出来る形で誰かに還元出来たらと思います。

>Pちゃん(id:hukunekox)さん
あまりにも遭遇するので救急法の勉強をしました。後はわからないと119に電話して通報しながら処置方法を聞いたりします。救急隊が到着するまで状況説明も出来るので、けっこう使えます。

>テイルズ(id:MyStory)さん
慣れ、の部分は大きいですね。ビビることはなくなりました。流石に血だらけは引きますけど😱ただ、なんとかしないと、に切り替わります。そこはかつての心友のケガの経験もあるんだと思います。

>ユウヨ(id:byte0304)部長
おぉ😲部長もご経験が!
救急車来るまでは確かに長く感じますね。ひどい状況であればあるほど。
ただ、時計見たらそんなにかかってないんですよね。不思議なことに。
それと同時に日本の救急のシステムもすごいなと思います。数分で駆けつけてくれますから。




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5年後の、似たようなこと

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ようやく新年になって、初投稿。
ということで、改めまして皆様あけましておめでとうございます🙇本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年始も年末並みの勢いで仕事が来ていますが、こちらはこちらでぼちぼちと。
数日かけて、一記事を作成していこうか、と。

さて、今回はそんなこんなの仕事の状況からの一コマ。
かつて421miyako (id:m421miyako) さんから聞かれていた、「その理由」の答えに、この話がなるかどうかはわかりませんが、お付き合い下さいませ。

では、どうぞ。












1年近く前に書いた若手についての記事。
surrealsight.hatenablog.com
以前にいた営業所に入ってきた若手が筆者のいる部門を希望してきたが、それは憧れの人が筆者だったから、というこそばゆい話。


この時の新人も筆者もあれから数年の時を経て、係こそ違えど本社で昨春から一緒に仕事をすることになった時の記事だった。


そんな巡り合わせがあって、その後時々同じチームを組んで仕事をすることがあった。



ある日、筆者らは出先の現場を支援することになった。とある問題が発生し、それに対処する。それは筆者らのいる部門の専門性が求められる案件だった。

彼は筆者の後を追いかけて、同じ部門に入ってきていた。本社に来る前に別の営業所で、さらに経験も積んで。

春からは本社での経験も積んでいる彼は、当然腕を上げている。支援に入った現場は普通の社員が敬遠したくなるような案件だったが、筆者の斬り込みにちゃんとついてきていた。

事案に対処し、経過を報告書をまとめていく。
春には1つ上の役職への昇進が決まっていた彼に、筆者は自分だけでなくまわりも使いながらどのようにさばいていくかを説明していった。

そして、ふと
「この仕事、やってみるか」
と聞いてみると
「いいんですか」
と返ってきた。

筆者は彼に1つのとりまとめを任せ、他の対処を進めていった。現場のやる気は削がないようにしながら手当てして、会社の対応としての方向性を間違わないようにする。

そうして後日、支援に入った営業所からその後案件はスムーズに流れていき大変助かったとの連絡があった。


筆者は、現場からの帰りの車内で彼が言っていた言葉を思い出した。


「以前に僕がかけ出しの頃、仕事を任せてくれたことがありましたよね。あの頃は書類の書き方もよくわからなくて。
それでもちゃんと教えてもらって、それが出来たんですよね。周りの同期にそんな専門的な仕事やったやつはいなくて。」

「そういや、そんなことあったな。えっと、〇○のところのやつやったっけ?懐かしいな。」

「今回仕事やってて、なんだかあの時みたいだなって。違っているのは、もっと難しい案件に変わってるというところぐらいで。」

「それだけ腕を上げた、ということやな」



あれからもう、5年位の時間が経っていた。
もう見えるところまで追いついてきている。




筆者は営業所から入ったお礼の連絡に、メッセージを差し込んで彼に転送した。

「おつかれさん、また腕磨いていこうぜ」



彼はまた、腕を上げる。

筆者はその前を、走って行く。



ブクマコメントありがとうございます!

>まっこおばさま(id:makkosan70)
そうですね、自分ひとりじゃない。
確かに。なかなか立て込んでますけど、自分時間が持てるようにうまく進めていきたいです。
Twitterでもコメントありがとうございます。次はそれを記事にしようかな。

>みみこびと(id:mimikobito)さん
空想されてしまいましたか。いやいやお恥ずかしい限りでございます😅
目指されるのはこそばゆいです。

>テイルズ(id:MyStory)さん
あけましておめでとうございます🙇本年もどうぞよろしくお願いいたします。昨年はひかるさんのおかげでテイルズさんとのご縁をいただきました。今年もテイルズさんのコメント力を見習って文章力を上げていけたら、と思っています✴
この後輩に目指されるってすごいことですよね。人生にも影響与えてしまっているので責任も感じます。彼らの方がまだまだ時間はあるので、どんどん追い越してもらいたいですけど、そんななかでも自分は前を向いて進んでいきたいな、とも思います。

>ユウヨ部長(id:byte0304)
部長、ご訪問ありがとうございます!
恐縮です🙇
盛ってはないんですけど、今年最初は年末年始の業務の中からこの話を選びました。部長のおっしゃるジローワールドっていうものを、今年も展開して参りたいと思っています☆


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【電車のひと短編⑯】まるで、申し合わせたかのように

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このところ、何か書こうとして途中で断念する日々でした。

立て込んでいた仕事は、なんだかんだ28日までズレ込み、その分の本来業務は今日にズレ込みとなって、やっと帰りの電車というところです。

さっきもうたた寝して、乗り換えの駅を通り過ぎ大阪府に入っていました。
あぁ、またやってしまった😥

しかし、そのおかげなのか、折り返しての帰りの電車での一コマで久しぶりお話を。


このシリーズは筆者が勝手にシリーズ化したものでそれぞれの話は独立しています。
主に電車の利用が多い筆者が出会った人達の、ちょっとしたお話。
これまでのお話は末尾のリンクにまとめています。


さて今回のお客様は、筆者の右隣に座っていた二人、の話。

では、どうぞ。












横一列のシートに筆者を含めて5人が座っていた。
年末の休みモードが漂い、夕方前なので立っている人はほとんどいない車両だった。

筆者はちょうどそのシートの真ん中に座っていた。
筆者の右隣には、男性と女性が間隔を空けて座っていたように思う。


電車のアナウンスが流れドアが閉まる前の音が流れた。
その音の途中で、筆者のいたシートの向かいにあるドアから、

高齢の女性とその娘らしき人(娘と言っても60歳くらい)


「よっこらしょ」
と言って乗ってきた。

2人はまず間に合ったことに安堵した表情を見せた。
そして、その2人は左右に首を振った。


筆者は、周りで最後に空いていたちょうど3人分位のスペースの真ん中に、先ほど座った。
だから、周りには2人並んで座れるスペースはない。


だからじゃないけれど、筆者は立ち上がることにした。
自分が立てば並んで座れるスペースができる。

ちょうど2人が首を振り終わったタイミングと、筆者の立ち上がるタイミングが重なった。


すると右隣2人もほぼ同時に立ち上がった。

まるで、申し合わせたかのように。


そして、筆者は左へ、右隣の2人は右へと歩き出した。


中越しに
「いやいや、ちょっと…」
という申し訳なさそうな年配の女性の声が聞こえた。

確か右隣の2人は隙間を空けて座っていたので完全に他人だろう。
乗ってきた側からするといきなりシートの席が半分も空いて、面食らった感じかもしれない。


筆者は同じ車両の一番端のドア付近に移動して、そこに立って振り返ってみた。
高齢の女性ともう一人は広く空いたシートに腰掛けていた。

右隣の2人は、1人はその近くに立っていて、もう1人はいない。
いない人は隣の車両に移動したのだろうか。

立ち上がった3人の考えていることは恐らく同じだった。
恐らく判断の速度も同じぐらいだったような気がする。
どうぞ、と言うような声も聞こえなかったので、恩着せがましいところもない。


誰かが立ち上がることは、時々見る。
しかし3人同時に、しかも全員が他人で、というのは、今まで経験がなかった。


こんなことも、たまにあるらしい。



追伸
ようやく1つ普段の感じの記事が書けました。
11月12月は、ほぼジローの部屋はお留守でしたが、徐々にまたしたためて参りますので、またどうぞよろしくお願いします🙇

surrealsight.hatenablog.com


ブクマコメントありがとうございます!
〉Storyteller (id:black-orchid)さん
なんと数々の名作は、まさかのまさかの。おはこんばんちは、お帰りなさいませ🙇そうでしたか、ちゃんと響いていましたか。博士や満月ママ先生、りょうさんともあれから話してたんですけど。今日は感無量になりました。いや、ほんとに。ほんまに、ちゃんと伝わってたのがよかったです。

〉hm2192(id:hm2192)さん
すみません、明けてしまいましたが今年もよろしくお願いします。
ゆるっとした記事をまた期待しております。

〉みみこびと (id:mimikobito)さん
すみません、明けてしまいました💦電車は普段利用するのでその中で人間観察をけっこうしてしまいます。いろんな人がいるので面白いですね。
この時は時間差じゃなくてほぼ同時なので、これはなかなかないなって。
今年もうまくキリトリを表現出来たらと思います。今年もよろしくお願いします。

〉ユゥヨ (id:byte0304) 部長
昨年は最後に写真部の活動に参加できずすみませんでした。今年は出来るだけの参加を目指します!
自分のブログも、今年はよりらしさを出せていけたらな、と思うのですがどうなることやら、です。でも皆さん仕事しながら記事をまとめておっておられるので自分もぼちぼちとやっていこうと思います。今年もよろしくお願いします。



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終電待ちの、ホームにて

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いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!

また先日はたくさんの温かなコメントやブクマコメントを頂きました。
本当にありがとうございます🙇
surrealsight.hatenablog.com


舞い込んできた案件はようやく終着駅前となりました。
一月半ぐらいのスパンでしたがかなり身を削ってしまったように思います。
今週でなんとか形になり、筆者の仕事の山も、今日ようやく越えました。

ホームに流れ込んできた終電には、まばらなものの

疲れた人
赤ら顔の人
眠っている人
スマホを見る人
おしゃべりをする人

がいます。

筆者もちょっとでも気を許して、一眠りすれば気持ち良さそうな気もしますが、リスクがデカすぎる。乗り越してしまえば、帰れません。

そう言いながら、駅が2つほど飛びました。

これ、どこだろう。

あぁ、ねむい。



なんとか、最寄り駅。
コーヒー買おう。

おつかれ、自分、かな。



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ご無沙汰、してます

いらっしゃいませ。ご訪問ありがとうございます。
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いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!
おかげさまで、筆者はぼちぼちとこのブログを続けられています。




さて、最近とんと姿を見せておらぬ筆者でございますが、一応生きてはいます。
ブログが嫌いになったわけでもないし、飽きてもなく。

ただ、行き帰りの電車は廃人のごとく、帰りは目的駅の手前で降りたり、すぎてしまったりを繰り返す日々で…。
ニュースを見ていると、気がついたらスマホを落とし、資料を読んでいたはずなのに落としかけていて。


今、通常の業務に完全に別の業務が乗っかって来ています。
多発したややこしい案件をその方面の班が対応していたけど、人欠になり本社から応援に。
こういう時ってヘルプ入られたところは立て直されて行くけれど、元々の自分の業務ってヘルプ入らないもんな🏃💨

しかもヘルプのはずが指揮者。
その案件をさばくための方法を考えて、人を動かさないといけない。


ということで年内に小説もう一作品はほぼ心が折れております。
今日は職場の健康診断なのに、完全に忘れてました。
なんとか、ぼちぼちと。


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2:45の、左足

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さて、今回は夜中の、一コマの話。

では、どうぞ。









ここのところ睡眠不足で、先日は追い打ちをかけるように仕事が徹夜モードになった。
さすがに翌日は昼ぐらいで仕事を終えたものの、完全にフラフラで、電車で座ってしまうと降りたい駅で降りられない状況。

睡眠時間は短いにも関わらず、途中で目が覚めて、また眠るを繰り返している。
そのせいか、久しく夢を見た、という記憶もなかった。




ところが先日眠っていると、

「バーン!」

という大きな音が響き、目が覚めた。
なぜか左足が上がっている。

なんだと思いながら、なんでこんな体勢取ってんだと思いながら、そのままスマホの時計を見た。

2:45

眠ってから、一時間半ぐらいか。

筆者にはなんだか記憶があった。









空を飛びながら、周りを確かめてひとつの要塞に入っていく。なぜかマトリックスのエージェントのような動きを筆者がしていて、知り合いとともにその要塞のどこかの部屋に行こうとしていた。

途中に何か敵のようなものが現れて、それに気づかれないように避けていきながら目的地へ向かう。

夢なので自分の行動を第三者的に見るようなことができない。
身体は当たり前のように、その要塞の奥の方にある部屋を目指し、進んでいった。頭もその行動をしなければならないと思い込んでいる。


目的地の部屋にたどり着くと、ドアを開けて中に入る。それまでコソコソと動き回っていたのに、その部屋に入って行く時はなぜか大胆だった。


部屋の真ん中には少し知ってる人がいて、筆者はその人物と何やら会話をしている。
しかし、お互いの話は噛み合わない。


すると少し知っている人がいきなり筋肥大し、殴りかかってきた。
筆者はそれをなんとかよけ驚いていると、二撃目、三撃目が飛んできた。

それぞれの攻撃がかすりながらも筆者は直撃をかわし、三撃目の顔面への右ストレートをのけぞるようにやや右後方にかわしてから、筆者はカウンター気味に左ハイキックをいれた。


「バーン!」


大きな音がして、左足に確かな感触がある。
効いたのかどうなのかというところで、目の前の世界が斜めに歪んた。




次に見えた世界は、いつもの部屋だった。


筆者は左足を上げている。
バーンという音が反響しているクローゼット。
まだ音の余韻がある。

スマホをみて

2:45

が見えた。


左足がしびれだす。
そーっと、左足を下ろす。



















痛ってぇ


ブクマコメントありがとうございます!
ユゥヨ (id:byte0304)部長
目が覚めてから、痛ってぇ、でした😅
普段こんなこともしないし、ましてや左肺ハイなんて練習すらしたことないのに。
部長は仕事の方どうですか、部長もご無理なさらずに。

Pちゃん (id:hukunekox)さん
にゃんこ、いいですねぇ。
モフモフのにゃんこと遊びたい!
猫パンチを何かで誘うような遊びでもあきないだろうな😺

AKI (id:aki800) さん
カウンターをカウンター返しされました、クローゼットに。
え、敵?みたいな😅
この時期は仕事立て込んできます。せめて天津飯みたく腕4本とかに増やせたらいいんですけど💦

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【電車のひと短編⑮】時計台で、俯いたひと

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今回は、電車のひと短編です。

この話は通勤や出張の際に、筆者が見かけたり筆者自身にあったことを、読みきりの短編にまとめています。
過去のお話は、本編末のリンクから御覧下さいませ。


さて、今回のお客さまは、乗り換えの駅で見かけたひと、の話。

では、どうぞ。
















 出張で普段乗らない私鉄に乗った。
 そこから直帰となった帰り道、いつもと違うコースでいつもの私鉄へと帰路につく。


 筆者は普段、阪急神戸線の東西の行き来に揺られている。
 しかし、今日は違う路線からの帰途だった。

 だから乗り換えのため、いつもの路線のターミナル駅へと続く「阪急電車」の映画にもなった南北の路線に入り、その駅へと向かった。

 その駅は、随分と昔は東西と南北の線路が交差していたようだった。
 ダイヤモンドクロスと呼ばれていたらしい。

 今は東西が優先となり、南北のそれは東西の線路によって分断されている。
 筆者が揺られていた電車は、二駅でそのダイヤモンドクロスに到着した。


 到着した駅は、二階建ての立体になっている。
 その二階部分がドンと広いフロアで一階の各線のホームとつながり、乗り換える人が行き来する。

 その二階の中央にはぐるりとベンチに囲まれた、時計台があった。
 人々はその周りを十字方向から流れてきて、すれ違っていく。


 人の流れには波がある。
 電車が来たであろう時は、たくさんの人が。
 電車が過ぎ去りしばらくしたであろう時は、わずかな人が。

 それぞれのベクトルが、それぞれの向きへ、ぶつからないように進んでいく。


 そのうちの何人かは、時計台周りのベンチに吸い込まれていった。
 そのうちの一人が、時計台周りで俯いてスマートフォンを眺めている。

 そして、何回かの波が過ぎ去っていった。
 俯いている人は、人の波に隠されては現れ、現れては消されていた。


 ふと、俯いていた人が顔を上げた。
 また増えだした波の中から、時計台周りに一人の人が吸い込まれる。

 俯いていた人は、吸い込まれてきた人ににこやかな笑顔を向けた。
 吸い込まれてきた人もまたそれを返す。


 その様子をまた、人の波が隠しては見せ、見せては隠していった。
 どうやら何本かの電車が到着したようだった。

 俯いていた人は、いつの間にか時計台周りから見えなくなっていた。
 時計台の周りには、別の人が佇んでいる。


 その人もまた、スマートフォンを見て俯いていた。

surrealsight.hatenablog.com



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だから出だし、早いって

いらっしゃいませ。ご訪問ありがとうございます。
しばらくご無沙汰しておりました、ジローです。
皆様お元気でしたでしょうか?



ここのところ筆者は出張が続き、ちょっとブログから離れて本を読んだり、職場の人と普段いかないスタバでコーヒーを飲んだり、遠くに住んでいる友人から濃い相談を受けていたりして、いつもと違う時間をすごしていました。

たまにあるリセットの時間。
そんな感じでしょうか。
そして、また書き始めようということで、久しぶりの話を少し。

さて、明日は、11月11日。
そう、ポッキー&プリッツの日

筆者はグリコさんの回し者ではありません。
学生時代のコンビ名がこれ、だったのです。
surrealsight.hatenablog.com

そこで、今回は、馬鹿になれるか、の話。

では、どうぞ。















「どうも~」

と言いながら演者二人は勢いよく座敷を閉め切っている障子を開け、前屈みになってパチパチと拍手をしながら登場していった。

ワーっという歓声と、耳に響く指笛。
観客の顔は大抵が赤らいでいる。

登場した演者も観客も、全員が統一されたブレザーに身を包み、緑色の段柄のネクタイを締めている。



そこは20年前の貸し切り食堂の2階座敷。大学ラグビー部の公式な飲み会が監督、コーチをはじめ一部OBも列席の下開催されていた。



店の2階は、ずどんと座敷になっている。
それをコの字形に囲むように廊下と階段があり、廊下と座敷は障子で仕切られていた。

演者二人は、狭い廊下で料理を運ぶ店員さんにクスクスと笑われながら、ネタ合わせをしていた。

司会が障子を開けて
「そろそろ出番です」
と告げてくると、演者二人はアイコンタクトをして、
「ヨッシャ!」
と言ったりしながら、それぞれが頬を叩き気合を入れる。

障子の向こうでは、人影となった司会が咳払いをし
「皆様、ご歓談中失礼いたします」
と話だしており、ざわざわとしていた会場のボリュームがゆっくりと落ちていっていた。

司会は、
「・・・。」
と何か言っているが、廊下にいる演者の二人はほとんど聞いていない。
そうして
「では、ポッキー&プリッツのお二人、張り切ってどうぞ!!」
と司会が声をかけるのと同時ぐらいに、プリッツが冒頭のように

バンッ!!

と勢いよく障子を開けて、用意されていたスタンドマイクへかけていく。


「だから出だし、早いって」
と内心ツッコミながら遅れないように続いて筆者もかけていく。


座敷の奥にちょっとしたスペースがあり、演者の二人はその真横の障子を開けて飛び出していく。その中央には司会が使っていたスタンドマイクが置いてあるのだった。


そうしてマイク前に到着すると
「ポッキー、アンド」
と授業中に発表するように右手をまっすぐに上げながら筆者が声を張り上げると、プリッツ
プリッツ、でぇ~す」
と声をあげる。

会場は、野太い声と黄色い声、机を叩く音や空のペットボトルを叩く音などが重なった。
完全にボルテージの上がった観客を満足に眺めたプリッツは片耳に手を当て
「略して」
と観客席に呼びかける。
すると、赤ら顔のでき上がった部員やマネージャーが
「ポキプリ~」
と声を合わせて返してくる。


「いやいやいや、今日も盛り上がっていますね、ポッキーさん」
と嬉しそうに始め出すプリッツ
「ほんまですね、プリッツさん」
と一応返す筆者。



筆者はもうちょっとましな入場の仕方があるんじゃないかと思うが、プリッツは自分の考えたこの入場方法が気に入っているらしく、頑として相方のクレームを受け入れることはない。
1回生の時だけでよかったネタは味をしめた相方のおかけで4年間、彼が部を離れていた期間を除いてことある毎の部の飲み会でやることになり、筆者は最後の自分達が引退する時の飲み会まで、この入場からやらないといけなかった。


筆者は恥ずかしいことこの上ない。
しかし、「ポッキーさん」と呼びかけてくる満面の笑みを浮かべる心友の表情は、どうしても憎めなかった。



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想像は、無限大

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前回の記事
surrealsight.hatenablog.com
については、最近始まった活動について、でした。
あまり慣れませんが、新しい発見もあったりして、これはこれでなかなかです。

この記事の最後に載せた写真

f:id:surrealsight:20211031203458j:plain
どこかへ続く道

今回はこの写真から、お話が始まります。


では、どうぞ。













どこかへ続く道。
それは、ある種冒険心をくすぐるもの。

ちょっと行ってみようか。
どこに行くんだろう。

と、気になるもの。





冒険といえば、小学校の頃、映画であればインディジョーンズシリーズ、小説であればジュールヴェルヌなんかを見たり、読んだりしていた。


小6の当時、後に東大に入った友人と冒険モノごっこ、みたいなことをしてよく遊んでいた。
全く想像だけの世界にあったが、彼と遊ぶ時は近所の公園や空き地がたちまち未知の世界に変わっていく。

自分たちよりも背の高い茂みを掻き分けて獣道のような道を作り、その奥に秘密基地を作る。
そこには、近くで集めてきた棒切れが、お気に入りの剣や杖に見立てられ、飾られていた。

筆者らはそこで、大きくなったらアマゾンの奥地へ冒険に行こうという夢を語っていたものだった。


想像は完全に暴走モードだが、彼は現実的にはちゃんと勉強していて、小6であるにも関わらずアインシュタイン一般相対性理論を、理科新聞に書いて皆に配り、給食台の前に立って説明していたように思う。

筆者は宇宙に興味を持っていたが、意味がわからない。彼に対抗心を燃やしていた別の友達は、必死にその話に食い下がっていた。
テストの点数でも張り合っていて、そんな彼は後に弁護士になっていた。



そんな友人達と、筆者は別々の中学に行く。
筆者の住んでいた地区だけ、国道を挟んでいたせいか、別の中学校になったのだ。
友人の大半はいなくなってしまった。


中学に入ってから、将来の夢について作文を書くことがあった。
筆者はその時やっていた部活のサッカーについて軽く触れ、仕事をしてお金を貯めて、アマゾンの奥地へ冒険に行きたい、ということを書いた。


後日、担任が誰の作文かを言わずにいくつかを披露する。
そこで筆者の作文が不意に読まれた。

まわりはクラスのサッカー部連中の顔を順に見る。

いやいやいや。
俺ちゃうって。

そんなジェスチャーが見える。

そうして最後に視線が筆者に集まった。

皆、作文の内容を聞いて、サッカーとお金を貯める話が終わると、話の展開が急にアマゾンへの冒険に切り替わったことで、くすくすと笑い出した。

小学校当時ほど、仲の良い友人がいなかった筆者は、おそらく顔から火が出るくらいに赤面して下を向いていたと思う。



担任は作文を読み終わると、

サッカーの話、すぐに終わってもたな

と言ったため、クラスは笑いの渦に巻き込まれた。





もう、ほっといてくれ。
大事な友達との約束なんだ。


そう思って、筆者は下を向いて奥歯を噛み締める。
完全なさらし者だった。






でもな、夢だろ、将来の。
いいじゃないか、冒険。俺も行きたかったな。


と担任が言う。筆者は思わず顔を上げた。
クラスの笑いは波のように引いていった。





この作文は将来の夢、なんや。
きっとこれを書いたひとも、何か思うところがあって書いたんやろう。

先生がなぜ、この作文を選んだのか。
みんなはまだ中学1年生。その可能性は無限にある。
決まり切ったものに、こだわる必要はないってことを伝えたかったんや。

夢だろ、夢。大きく持てばいいんじゃないか。



確か、その担任はそんなことを言っていた。











アマゾンへ行く準備は、当然していない。

後に東大に行った友人は、その後連絡がとれず、どうしているのかもわからない。
いつの間にか連絡をお互いにとらなくなり、冒険の話は立ち消えになった。


ただ、冒険への憧れはいくつになっても消えることはない。

想像は無限大、だから。




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【スマホ写真部】背伸びした、秋

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さて、今回は、スマホ写真部の、活動などの話。


では、どうぞ。









ユゥヨ (id:byte0304)部長が立ち上げたスマホ写真部。
teawase-brog430.hatenablog.com
初テーマは「秋を感じられる あるある写真」



ということで、筆者は近くの、秋探し、に出かけました。

そこは近くの河川敷。
かつて自転車で通勤していた頃、真横を通っていたはずなのに気付かずの場所。

昼前に行ったため、子ども3人は

腹減った

と大合唱。


こやつら、こういう状況になると脊椎動物から無脊椎動物に変わります。
くねくにゃして、シャキッとしません。

せっかく写真を撮ろうにも、一人は必ずあっちむいてホイ。


あぁ、神さま、イラッとしてもよろしいでしょうか。

なんとかそれを押し殺し、パシャ。
イラッとすると手ブレする。



筆者は気を取り直し、秋の観察を。
写真のセンスは全くないため、適当に撮影しておりました。


すると、一眼レフを構えた人がけっこういて、下の方から狙っていたので、ナルホドと思いマネしたのがこちら。

f:id:surrealsight:20211031193304j:plain
背伸びした、秋の桜


なかなか面白い構図になりました。
下から見上げることって、なかなかない。


あと、40年ちょっと生きてきて初めて黄色があることを知りました。

f:id:surrealsight:20211031193816j:plain
キバナコスモス by Googleレンズ


しかし筆者が1番心躍ったのはこちら

f:id:surrealsight:20211031203458j:plain
どこかへ続く道


AKI(id:aki800)さん
iBUKi (id:WDF)さん
ほし氏 (id:star-watch0705)さん
DIT井上(id:ditinoue)博士
りょうさん (id:ryousankunchan)

活動が遅れていましたが、ようやく。

部長、他の部員さんの名前とID教えて下さい。

気が向く方、部長の上の記事から進んで下さいませ。
入部のことなどが記載あります。



そして、週末に突入した結果、昨日も見事に負けました。
surrealsight.hatenablog.com
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しかし、今日は久しぶりの勝利。

今月中なんとか10戦1勝。

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【短編小説 総集編】福井歳春の杞憂

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さて、この記事は短編小説の第三部福井歳春の杞憂編の総集編です。

今年もあと2カ月、第四部の着手を進めていかないと今年中には出来ないかも知れない。
そんな焦りもありつつも、どうしようかな、と。

いくつかのシーンのイメージはあるものの、それをどうつなげて話として立てていくか。

だんだんと書くのに時間がかかってしまっているので、なんとかしたいけど、いざ書いていって、これでいいかと公開ボタンを押すまで、かなりの逡巡がある。

またスケッチブックにネタ集めていかないとな。

surrealsight.hatenablog.com
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【電車のひと短編⑭】約5秒間の、出来事

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さて、今回は、ホームでの、混乱の話。

なお、電車や駅での小話はこれまでいくつかありました。
これまでの短編はこちらのリンクから。
それぞれの話は独立しております。
surrealsight.hatenablog.com

では、どうぞ。















筆者は、最寄りの駅のホームにいた。
本線から延びる三駅しかない支線の真ん中の駅。

朝は上りに、夜は下りに、それぞれひとが集中する。


二台しかない自動改札を抜けて階段を、トントントントン、と上がる。
さっき通っていった4両編成は、さっきまでいたであろうたくさんの同じ方向を向いていたひとを一気に吸い込んだため、ホームの端までが見渡せた。

筆者はそこで、コーヒーを飲む。
たまたま早起きしたため朝の用事を終わらせてから軽く筋トレして、駅に来た。

ホームには、そろそろと同じ向きのひとが増えていく。
筆者は手にしていたコーヒーの缶を捨てるため、ゴミ箱近くに立っていたが、その辺りにもひとは並び出した。


いつもと少し違う、朝。
いつもと同じ様子の、朝。


そんなことを考えていると、

「おはよう」

と声かけられる。


完全にむこうの世界に行っていた筆者は、自分の身体に入り直して、声がした方を見た。


茶髪のロングヘアの女子高生。
マスクの上の2つの瞳がこちらを見上げている。


だ、誰だ、この子。


明らかに、彼女は向こうへ歩きながらこちらを見ている。
服装は私服だけど、学校に行くような雰囲気。


向こうはこちらを知っている?
まさか。
明らかに女子高生だろ。
こんなオッサンに間違えて声をかけるのか。


まだこっちを見て、しかも微笑みまで。


後ろは柵だよな。
今横にひとはいないぞ。

流石にこんな若い子が、人違いしないだろ。
こんな、知り合いなんて。


















いた。











近所に住んでる姪、だ。


筆者の返事は

「お、おぅ」

だった。


声をかけられてから、約5秒間の出来事、だった。



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海に、ざぶんと入る

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さて、今回は、相談、についてのとりとめもない話。

では、どうぞ。


















筆者は、これまでひとに相談した回数と相談された回数を比べると、圧倒的にされることの方が多かったように思う。

学生時代も社会人になってからも、輪の中心人物とは違うポジションにいたにも関わらず、よく人から、これはどうか、と聞かれていた。

アドバイスするとはおこがましい状況もあるし、自分が経験していない分野の話も出てくる中で、話を振られる。


特に若い頃の恋愛の話なんかは、さっぱりわからない。教育系の大学だったせいか女性の方が多い環境だからなのか、異性からの話もたくさんあった。

こと自分に関してはかなりのヘタレっぷりなため、自分ではよくわからない。
だから、その人の話の主旨がなんなのかを考えて聞き、これが争点でこの点が問題になっているのかと聞き直す。

これを10代のころから、なんだかたくさん繰り返してきたように思う。


斜に構えているからか、人に提案するやり方を、決して自分の性格上マネできないこともあるのだけど。

でも、そうやって話をしに来る人は状況を整理していたのかもしれない。


相談にくるひとは、基本的に自分の中で答えをもっているような気がする。
それをすぐにいう人もいれば、評価してほしい人もいる。

だから、こうしたらいいと持論を押し付けても意味がないし、それは回答するひとが満足するだけで解決にもならない。

こんがらがった糸を、一本の糸に解く。
これは、相談をするひとが自分で辿り着かないといけないところなのかもしれない。



そんなことを考えながら、ひとの話を聴いている。そして、腹を割って話してくれることをありがたいとも思う。

筆者自身はなかなか腹を割って、個人の深い話を人にできない。
なんでだろうか、深いところで壁に囲まれているような感じ。


そして、こうして話をしてくるひとを、どこか羨ましくも思ってしまう。


今日は、思考の海にざぶんと入って、泳いでみた。



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