ジローの部屋

日頃の生活に、何かプラスになることを。

もう一回、の先延ばし

こんにちは、ジローです。
今回は、もう一回を先延ばしがちなの話。


休みの日に長女に誘われ、トランプで長女が最近憶えたスピードという遊びをやっていた。

元々誘われていたものの、延ばし延ばしになっていて、土日も用事を片付けたりしていると、ついつい、またやろうか、と言っていた。


頭も使うこの遊びには、視野を広げる要素と判断のスピードを高める要素がある。

ゲームは何回か進行し、なかなかいい勝負だ。

楽しそうに、もう一回やろ、が続く。


小さい頃は

もう一回の滑り台
もう一回のブランコ
もう一回のお馬さんetc.

とたくさんのもう一回があったが、だんだんともう一回に理由をつけて断ってきた。

それと反比例するかのように、これやったの、これしないといけないのじゃないの、ってのが増えていく。


あとじゃあ、何回で終わりな、となり、おまけがついて、一勝差で長女の勝ちになった。

いい笑顔をしている。


おかげで用事を始めるのは遅くなった。
でも、たまには、もう一回に付き合うのも、いいみたいだ。

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試された切り返し

こんにちは、ジローです。
今回は、先日行った散髪屋での話。

なお、筆者は元々ボウズだったが、家で髪を刈り忘れて少し伸びてしまった状態であることを最初にお断りいたします。



初めての店に髪を切りに行き、

1ミリのボウズで、

と注文する。


店員は眼鏡をかけた、若い男性の理容師。


名前を告げられ、カバーをかけられて、てるてる坊主状態になったまま、会釈する。


バリカンのキャップをその店員は外し、電源を入れた。
なかなかスムーズに音がしている。


そして、では、と彼は話すと、

センター

から豪快にバリカンを入れられた。


笑ってしまいそうになり、ポーカーフェイスを装うため、目をそらす。


バリカンは髪の毛を、芝生の如く刈っていく。
ポーカーフェイスをなんとか維持していると、あっという間に刈り終わる。


手際よくサクサク進み、洗髪なのか頭皮を洗ってんのかよくわからないが、洗う。
タオルで拭いて、顔を剃り、また洗う。また、タオルで拭く。


鏡の前には、久しぶりの見慣れた頭。
やっとさっぱりしたなと、安心する。


家帰って、完全にボウズにするために、さらにカミソリで剃るか、剃らないか、というところを真剣に悩んでいると、作業は締めに移っていた。


もう終わりか、やっぱボウズは早いなと感心していると声をかけられた。


ドライヤーどうされますか?


いや、いらんやろ。
もう、乾いてるやろ。


とツッコミたい気持ちを喉で抑え、ここは大人の対応で、として


いりますかね(笑)


いやぁ、まぁ、一応。


ほんまかいな。
タオルだけでいけるはずやけどな。


じゃあ、どうぞ。



モーター音がなってすぐにフェードアウトしていく。
ドライヤーは5秒も稼働しない。


これ、絶対いらんやろ。
しかも、頭熱いわ!


めちゃくちゃツッコミたい。
しかし、ここは初めての店。


筆者は試されてたんだ、きっと。
どう、笑いに切り返せるか。

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有り難い当たり前

こんにちは、ジローです。
今回は、当たり前は有り難いという話。


筆者は学生時代、ラグビーをやっていた。
元々細かったので、筋トレをして、身体を作るのも目的でラグビー部に入ったが、3回生で右足のくるぶしを複雑骨折した。

その時は、試合でもうちょっとでトライが取れる好位置にポジションを取っていて、あと1人かわしたら、飛び込むだけだったが、3人に3方向からタックルを受けて、体内から鈍い音が聞こえた。

あぁ、これはアカンやつや。
力もかけられへんし、絶対折れた、と直感した。

野戦病院と化してる合宿所近くの診療所は、気を落とした巨漢が包帯を巻いて座っている。

そして自分もギプスをつけられて、健常者ではなくなった。


松葉杖生活は、ラピュタのロボットのような感じになる。
前のめり。


一歩に時間がかかり、段差の対応が難しい。
エスカレーターの速度が速く、慣れるまで乗れない。
小さな子どもが戸惑うのと同じ。

左足で車の運転は難しい。
アクセルが遠いし、ブレーキは柔らかくできない。

松葉杖の長さには、適当な長さがある。
長すぎると脇がすれて痛くなり、短いと方から腕の負荷が大きく、首もこる。

全く、一カ所不都合が出来たせいで、様々なところのバランスが崩れる。


しかし、健常者ではなくなって、気がついたこと。

  • ケガなく動けることは、有り難いということ。
  • 五体満足でいられることは、幸せなこと。
  • ケガした人を支えたり、見知らぬ人でも優しく出来る人もいること。
  • めっきり連絡してなかった友人が心配して連絡をくれて、こういう友人を一生大切にしようと思ったこと
  • 困ったことに直面したときに、さり気に手をさしのべられるような感覚を持とうと思ったこと


そして、後でわかったこと。

  • どん底に落ち込むような経験は、自分をリセットするチャンスでもあること。
  • その時の経験は、人生に無駄にはならないこと。

筆者は3か月かかってケガを治し、また走れるようになった。
グランドで走れた時はめちゃくちゃ嬉しかった。

ただ、また4回生で左膝にヒビがはいってしまった(笑)

後ろの黒い車のサングラス

こんにちは、ジローです。
今回は、後ろの黒い車を運転していた、サングラスをかけた男性の話。


子どもを後部席に乗せて、車を走らせていた。
この前の連休からめっきり車の数が増えている。街中の交通量は多めで、ゆっくり目に走っていた。

途中、後部席から子どもの声が上がる。
どうやら、後ろを走っている人に何か合図を送っているようだ。

機嫌良く姉妹で遊ぶのはいいが、知らない人からすると、怪訝な目で見られることもしばしばで。

どんな人にやってんのかなと、バックミラーを見ると、後ろは黒い車で、運転手はサングラスをかけていた…。


おいおい、大丈夫か。
どう見ても人選ミスってるやろ。


姉妹は後部席から背伸びして、人形を使って人形劇みたいなことをして、時々顔を出して笑っている。

走行中なので、その様子をガン見することは出来ず、チラチラとバックミラーを覗くが、車間距離もあるため、ミラー越しではよくわからない。

車は交差点にさしかかる。
信号は赤。
前に続いて止まる。

続いて止まった黒い車の運転手は、意外なことに笑って手を振っていた。

姉妹のテンションが上がる。

人形劇が再開すると、後ろの車の運転手は、アンパンマンの風船みたいなものを取り出し、応戦する。

よく見ると、黒い車の助手席にはチャイルドシートがあった。
姉妹によると赤ちゃんが寝ていたらしい。後ろには赤ちゃんのお母さんらしき人の姿もみえたとか。


姉妹のテンションは最高潮だ。


後ろの車の人、知り合い?

知らーん!


見ず知らずの方にそんなにもしてもらって、嬉しいやら、申し訳ないやらで。
その交差点で左折しないといけなかったので、ハザードを3回ほど点灯させて

ありがとう

を伝えて左折した。

バックミラー越しの運転手は笑顔で直進していった。

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どうぞのイス

こんにちは、ジローです。
今回は、電車であったどうぞの話。

電車で立っていると、
どうぞ。

空いた優先座席のボックス席をさして60代の男性が話しかけてくる。

いやいや、ありがとうございます。でも今ちょうど寝たところで、立ってる方が、今は楽なので。
ありがとうございます。

そうですか。
にこやかに席に戻る。

抱っこひもの中で子どもが少し汗ばんで寝ている。

また違う車両で立っていると、隣の車両が窓越しに見えていた。
すると、遠くに座ってる60代くらいの男性が胸の前に置いていたリュックサックを席に置いて立ち上がる。

なんか荷物でもとるのかな、と思うと、リュックサックを席に置いたまま歩き出す。

ドアを1つ通り過ぎ、まっすぐ歩を進める。そして立ち止まり、にこやかに、
とうぞ。
と、リュックサックを指さして。

え、私ですか、とびっくりして、でも先の人と同じように遠慮する。
ちょっと残念そうな雰囲気を漂わせ、でも理解を示してくれる。



誰かに少しの配慮をする。

これが巡り巡っていけば、世の中捨てたもんじゃないんだよな。

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夢との折り合い

こんにちは、ジローです。
今回は、夢への道の話。

ある夢があって、それをあきらめきれず違うことをしながら追いかける。

違うことをしながら、別の夢を追いかけることは、大変な苦労。もうやめようかとも考えて、でも何とかやめずに違う道を進む。

ある時偶然門戸が開きそうになる。

その時、違う道で腐らずにやってたおかげで、その門への道ができる。

真っ直ぐに行くよりも回り道をしたことで、その道に幅ができる。

人間万事塞翁が馬
いいときもあれば、悪いときもあり。

悪いときにこそ、手を差し伸べられるような、そんな人間に、筆者はなりたい。

これをやりきった後のビールはうまいぞ!

こんにちは、ジローです。
今回は仕事の考え方の話。

社会人になって三年目、新人研修から続いていた部署から、別の部署に配属された。

そこは平均年齢の高い職人肌の強い部署。今までの経験があまり使えなくて新しいことを憶えていかないと仕事が追いつかない。

以前よりも責任も増え、わからないところは考えて後回し…。出来る分は片付くけど、たまっている仕事は気乗りしない。
必然的に、締め切りギリギリにまた手をつけ、なんとか人に手伝ってもらったりして、やっと終わる、そんな感じだった。

仕事はやっつけ仕事。
これ以上ややこしい案件は来ないでくれ、と神頼みするけど、そんなときに限ってややこしい仕事が舞い込んでくる。
オーバーフローして、完全に自転車操業になっていた。

当時の上司は、厳しくてよく怒られた。
夢の中まで仕事が出てきて、また怒られて、目が覚める。
駅のホームで電車を待っているときに、今ふっと飛び降りてみたらどうなるかな、なんて考えていることもあった。
ただ、怒られている時は、そこの結果に至る理論や根拠がしっかりされていたと、後でわかったが、当時はそれが難しくて、仕事の勉強をしないと眠れない時もあった。

1年半その上司と仕事をして、上司が転勤した。
今度の人は、ひょうひょうとしていて、仕事の合間に読書をしている。
大丈夫かこの人、と思っていたが、難しい案件の仕事が来たときに、嬉々としてその人は仕事をしていた。
かくいう筆者は、できればやりたくないオーラを出していた。

「なんだお前、こんな面白そうな仕事をやりたくないのか?」

との問いかけに、
「え、これのどこが面白いの?しんどいし、皆いやがってますよ」
と答えそうになった。

「人が嫌がるからやり甲斐があるんやないか。これをやりきった後のビールはうまいぞ。」

と、今まで考えたこともないことを言われて、鳩が豆鉄砲をくらった状態になってしまった。
慌ただしく日が経っていき、上司と飲みに行くことになった。

「く~、これがうまいんや。
いやぁ、しんどかったな」

と言って美味しそうにビールを飲む。

楽しそうに仕事をするって、やってもいいんや。

それから、少しその上司を見習って、難しい案件もやってみようと思えるようになった。
やってみると、前のめりになると、悩んでた案件は、ものによっては意外とそんなに労力がかからないことがわかることもあった。

人がやってるややこしい案件を少し手伝ったりすると、感謝すらされるようになった。

たまに飲むビールが、なぜかだんだん美味しくなる。


誰だって、楽をしたいし、難しい案件はしたくない。
ただ、それを楽しそうにやるかどうかで、その仕事の印象はずいぶんと変わるもんだ。