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こんにちは、ジローです。
たくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます！
おかげさまで、ぼちぼちとこのブログを続けられています。
さて、久々にいつものブログに戻ります。
今回は、独創性と協調性、の話。
では、どうぞ。
小学校６年の時に、ちょっと変わった担任の教師になった。
自称28歳の女性教師。
彼女は、ピアノが上手く、クラスの最初の音楽の授業で、全員にコピーしたある曲の譜面を配った。
それまで筆者が受けてきた授業は、どれも教科書に載っている曲を歌ったり、楽器で演奏したり。
教科書に載っていないモノと言えば、校歌ぐらいだったように思う。
その曲は、当時の流行の曲で、そういう曲にあまり触れていなかった筆者には、なんだかその曲を授業で、教科書ではなく譜面のコピーを見て歌うことに、違和感があった。
しかし、彼女は音楽の授業のみならず、時々終わりの会や何かの機会を見つけて、この曲を全員で歌おうとした。
当時クラスにはエレクトーンがあったような、なかったような。
たぶん、それを弾いていたように思う。
その曲は、ラストにサビがリピートされていて、皆で歌っていると不思議と面白かった。
特に歌詞の意味がどうだとか、当時の小学生だった筆者にはわかっていなかったと思う。
他のクラスの友人にきいてみると、そんな授業はしていないと言っていた。
へぇ、うちだけなんか、とその程度しか思っていなかった。
小学校を卒業して、筆者は彼女の影響もあって、大学で教育を専攻し教員の道を目指そうとした。
４回生になって久々に母校に行き、教育実習を受けるときに、当時の先生は誰かという話になる。
筆者は、
「〇〇先生でした」
と答えると期待した反応と違い、
「あぁ、〇〇先生ね」
と、表情が曇り、語尾が下がった。
何かその先生は言っていたが、筆者は何を言っていたのかあまり記憶がない。
どうも、他の先生とは連携が上手くいかなかったことは間違いないようだ。
独創性と協調性。
どちらも大切なのに、相反するもの、なのか。
子どもと大人の印象は違うということが、社会ってヤツなのかもしれない。
そんなことを思いながら母校の教育実習を終えた。
筆者は当時、すでに教職と違う道を目指していたが、せっかくの母校実習なので、そこは全力でやろうとしていた。
ただ、どこか、煮え切らないような、燃え切れないような記憶が残っている。
先日、仕事で今までの部分が伝わらず、なんとも言えないやるせなさから、ちょっと煮詰まった。
ぼんやりと考え事をしながら、深夜に食事を終え、洗い物をする。
ＢＧＭでYouTubeをかけて、気に入った曲が勝手にリスト化されたものを流していた。
水の流れる音と重なり、どこか懐かしい音が聞こえてくる。
これ、なんだっけと思って、とりあえず流しの水を止めてみた。
流れていた曲は、当時何度も繰り返されていた、あの曲。
「それが大事」 大事ＭＡＮブラザーズバンド
負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事
駄目になりそうな時 それが一番大事
負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事
涙見せてもいいよ それを忘れなければ
Oh
高価な墓石を建てるより 安くても生きてる方がすばらしい
ここにいるだけで 傷ついてる人はいるけど
さんざん我侭言った後 あなたへの想いは 変わらないけど
見えてるやさしさに 時折負けそうになる
ここにあなたがいないのが 淋しいのじゃなくて
ここにあなたがいないと思う事が淋しい(でも)
負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事
駄目になりそうな時 それが一番大事
高価なニットをあげるより 下手でも手で編んだ方が美しい
ここに無いものを 信じれるかどうかにある
今は遠くに離れてる それでも生きていれば いつかは逢える
でも傷つかぬように 嘘は繰り返される
ここにあなたがいないのが せつないのじゃなくて
ここにあなたがいないと思う事がせつない
(でも)
負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事
駄目になりそうな時 それが一番大事
負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事
涙見せてもいいよ それを忘れなければ
負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事
駄目になりそうな時 それが一番大事
負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事
駄目になりそうな時 それが一番大事
負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事
涙見せてもいいよ それを忘れなければ
負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事
駄目になりそうな時 それが一番大事
負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事
涙見せてもいいよ それを忘れなければ
何度も何度も繰り返して、伝えたかったこと。
そうか、これを伝えたかったのか。
人生のピンチに、音と歌に合わせて、背中を押すために。
誰になんと言われようと、あなたが担任でよかったよ。
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