ジローの部屋

ジローの部屋

日頃の生活に、何かプラスになることを。

最上階の空気を、胸一杯に送り込む

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さて、今回は、以前の職場のビルの、話。


先日、たまたま以前の仕事先があったビルの前を通ることがあり、ふと久しぶりに上に行ってみようと思った。

ここでの仕事は、2年の歳月を費やした。

もともとやっていた仕事から一気に全然違う仕事内容にかわり、まるで転職したかのようだった。

パソコンで資料を作り、関係する法令をまとめるような作業とは無縁だったため、非常に苦労をした。

それまでやっていた仕事では自分なりに、そこそこの実績を出していたし、自信もあったが、一気にそこから外されたような感覚だった。

だから、職場の部屋にいることは非常に息が詰まる。

筆者は煙草を吸わないため、煙草にかこつけて休憩に出ることも出来ない。

知り合いもほぼいない環境で、なんとか息を抜く必要が当時はあった。


ふとしたときにビルの上に上ってみようと思いついた。

昼休みのちょっとした時間に、エレベーターで最上階にあがると、そこにはちょっとした屋上庭園があった。

JRと私鉄が走り、ビルが乱立して、人が行き交う。
最上階から見る都会の街は、ジオラマのようだ。

滅入りそうな気持ちに、最上階の空気を胸一杯に送り込む。

そして、

ミスチルのI’ll be

という曲の一節を思い出し、小さく口ずさむ。


街がジオラマみたく見えるビルの最上階

形を変えながら飛ぶ雲が見えるかい


あぁ、これって、こういう感じなのか

と一人で納得し、また来ることにした。


そこを見つけてから、滅入っていた仕事は少しましになった。

さっと昼食をとり、缶コーヒーを買って上に上がる。

雨の日は少しブルーになるが、降らなければどうってことはない。



久しぶりに上って見た光景は、あの頃とそんなに変わっていなかった。

海とビルが見えて、ジオラマみたく、電車が走っている。

缶コーヒーだけ買い忘れた。

しかし、それはもう問題ではない。

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