いらっしゃいませ。ご訪問ありがとうございます。
こんにちは、ジローです。
いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!
おかげさまで、筆者はぼちぼちとこのブログを続けられています。
さて、昨日は筆者の友人との再会にお付き合い下さいましてありがとうございました。
surrealsight.hatenablog.com
今日も20年近く前の話を、綴ります。
では、どうぞ。
高校時代、筆者は共学でしたが女子とはほとんど話すことができず、付き合った人も話を人目を気にして出来ず、自然消滅するようなヘタレでした😅
友人の中には、どんどんと話したい人と話をしてその姿を見て筆者は尊敬するものの、いざ自分はというと逆走するような感じでした。なんというか気恥ずかしさが全開で。
誰も大して気にもしていないのに、それがわからず青かったのです。
ただ、高校を卒業してから、たまたま卒業式の日にクラスに残っていた男女半々の12人が、節目節目で集まるようになって、話をするようになっていったんです。
さすがに筆者も大学に入り免疫が出来だしてようやく普通に女子と話が出来るようになった(大学は女子の方が圧倒的に多かったので、いやが応でも免疫がついた)こともありますが(笑)
皆集まっていたものは、それぞれに対する恋愛感情なく、男女含めての友人という感じで、誰かが誰かの相談に乗ったり、誰かが誰かの愚痴を聞いてあげたり、そういった関係で、一人筆者の親友が筆者と同じ大学に1浪して入ってきた以外は、全員が違う大学や専門学校に行き、バラバラの感覚が集まるからこそ、融合した時の楽しみがあるという感じでした。
筆者が話していた彼女は、東北の大学に通っていて長期休みの時にしか、顔を見ることはなく、インターネットの掲示板を通して、今で言う LINE のようなやり取りをして当時は連絡をとっていました。
彼女は病気のことを、ごくごくわずかな人にしか伝えておらず、その病気のことを知った時は、彼女はもう動かなくなって棺の中に収まっていました。
その時にそれまでのやり取りを思い出すと、その時になって初めてわかることがたくさんあって、でもそのサインはどこか散りばめられていて、それに気がつかなかったんだと後で分かったのでした。
筆者が学生時代、この12人のメンバーで時々カラオケに行っていました。
筆者は音域が狭く、高音があまり出ないので、歌う順番が回ってきてもさりげなくパスをして、何食わぬ顔をして人の歌を聴いていたけど、時々バレて仕方なく選曲することに。
筆者はミスチルが好きだったので、これが普通に歌えたらどんなにいいだろうと思っていたけれど、実際は一人ではお寒いことになり、しかしその場を一人で白けさせることもやりたくないので、サビだけは他の人に手伝ってもらって、みたいな感じでした。
当時のミスチルは長期休養明けでまた精力的に活動を再開し「シフクノオト」などのアルバムを発表していったけれど、皆で合唱するようにするように歌っていた曲は「名もなき詩」でした。
「名もなき詩」
ちょっとぐらいの汚れ物ならば
残さずに全部食べてやる
Oh darlin 君は誰
真実を握りしめる
君が僕を疑っているのなら
この喉を切ってくれてやる
Oh darlin 僕はノータリン
大切な物をあげる wow wow
苛立つような街並みに立ったって
感情さえもリアルに
持てなくなりそうだけど
こんな不調和な生活の中で
たまに情緒不安定になるだろう?
でも darlin 共に悩んだり
生涯を君に捧ぐ
あるがままの心で 生きられぬ弱さを
誰かのせいにして過ごしてる
知らぬ間に築いてた
自分らしさの檻の中で
もがいてるなら
僕だってそうなんだ
どれほど分かり合える同志でも
孤独な夜はやってくるんだよ
Oh darlin このわだかまり
きっと消せはしないだろう oh wow
いろんな事を踏み台にしてきたけど
失くしちゃいけない物が
やっと見つかった気がする
君の仕草が滑稽なほど
優しい気持ちになれるんだよ
Oh darlin 夢物語
逢う度に聞かせてくれ
愛はきっと奪うでも 与えるでもなくて
気が付けばそこにある物
街の風に吹かれて唄いながら
妙なプライドは捨ててしまえばいい
そこからはじまるさ
絶望 失望 (down) 何をくすぶってんだ
愛 自由 希望 夢 (勇気)
足元をごらんよきっと転がってるさ
成り行きまかせの恋におち 時には誰かを傷つけたとしても
その度心いためる様な時代じゃない
誰かを想いやりゃあだになり
自分の胸つきささる
だけど あるがままの心で
生きようと願うから
人はまた傷ついてゆく
知らぬ間に築いてた
自分らしさの檻の中で
もがいてるなら誰だってそう
僕だってそうなんだ
愛情ってゆう形のないもの
伝えるのはいつも困難だね
だから darlin
この「名もなき詩」を いつまでも君に捧ぐ
youtu.be
公式チャンネルより
あの頃、自分らしさってなんなんだ?らしくないといけないのか?頑張らないといけないのか?なんてことを、馬鹿みたいに海の広がる公園で花火しながら、夜遅くまで語っていたりした、そんな光景。
いつの間にかそれを忘れてしまっていて、遠い記憶の向こうに追いやっていて。
それが、たまたまかけていたYouTubeで、それまで何回も何回もこの曲を聴いているのに、その時ふとフラッシュバックのように当時の映像が頭の中でつながったのでした。
その感覚が久しぶりすぎて、その時に見えてる世界がにじんできて、ゴーグルなしでプールを泳いでいるときのような、そんな見え方になり、しきりに腕で拭ってしまいました。
誰にも見られなくてよかったです。
どうも皆様、お付き合い下さいましてありがとうございました🙇
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