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こんにちは、ジローです。
いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!
おかげさまで、筆者はぼちぼちとこのブログを続けられています。
さて、今回は、筆者の座右の銘、の話。
では、どうぞ。
学生時代からの筆者の座右の銘は、「日々是精進」だった。
だからといって、筆者はずっと努力をしていたわけではない。
大学3回の夏の合宿で右足首を複雑骨折し、その年の秋のリーグ戦を全て棒に振ってからだった。
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怪我で完全に腐ってしまった筆者が、なんとか気を取り直せたのは、医者が
「最終戦に間に合うかもしれない」
と気休め程度に言ったからだった。
そこから筆者は、必死になってリハビリメニューに取り組んだ。
それまで筆者は、自分の置かれた状況と周りの状況を、ずっと比較していた。
グランドで練習できないことが、自分の選手としての伸びを阻害し、なんとか保っていたスタメンのポジションを取られてしまうことの焦りにしかなっていなかった。
こんな大きな怪我をしてしまうなんて、なんて運が悪いんだ、ということばかり考えていた。
しかし、あの医者の一言を聞いてから、見るべき相手は自分になった。
昨日よりも可動域を少しでも広げたい。
一昨日トレーニングした時よりも重いものを持ち上げたい。
単純に比べる相手が自分になり、少しでも過去の自分に勝る要素が見つかれば、その日はとても良い日になった。
状態が少しずつ、ちょっとずつ上がってくると、それは治っていってるんだという実感につながる。
周りを見ていれば、その改善具合があまりにも小さすぎて、変化を見落としてしまうかもしれない。
だからその時は、トレーニング室にこもってリハビリメニューを地道に続けていき、時々息抜きでグランドに顔を見せるようにした。
そうしていると、塞ぎがちだった気持ちは随分と明るくなり、トレーニングに付き合ってくれるマネージャーのこちらに向ける可哀想な表情もなくなって、記録をつけながら変化を見つけて、共に喜んでくれるようになった。
状況がきつい時、周りを見て何て運が悪いんだと思う時、できないことや、やれないことばかりに目が向く。
本当にもう、ウンザリだ。
そういう時は、周りと比べることをやめて、何か行動し、そうして過去の自分との違いを見て欲しい。
程度の差は当然あるだろう。
でも、動いた分、状況は変わっているはずなんだ。
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