いらっしゃいませ。ご訪問ありがとうございます。
こんにちは、ジローです。
おかげさまで、気が付くとブログ開設から5カ月をとっくに超えていました。
これもご訪問の皆様のおかげです。
ありがとうございます。
さて、今回は、顔から火が出る恥ずかしさ、の話。
では、どうぞ。
筆者の大学は教育系の大学。
過程は初等教員養成課程だったため、小学校の先生になりたい人が集まってきていた。
皆、理想の先生像があって、目標を持って集まってきている人たち。
大学の授業は、いろいろな科目がある。
その中に音楽があり、ピアノやリズム表現、お遊戯などがあった。
これは苦手とか、皆の前でやるのが恥ずかしいとか言ってられない。
なにせ、卒業の為の必修になっているため、避けては通れない関門だった。
筆者が一番困ったのは、音楽の表現活動。
そう、お遊戯。
大教室の中央で、4曲ぐらいの中から1曲選択し、振りを付けて歌う。
完全に注目の的で、伴奏もなくアカペラで。
もし音が外れようものなら、大爆笑に包まれる。
低学年向けの活動だが、女子がやる分には、かわいい、で通る。
男子がやるのも、できる人なら悔しいくらい様になる。
しかし、そうでない連中には、完全にさらしものだった。
教授に、どうしてもやらないといけませんか、と聞いてみたが無駄だった。
様にならない友人が、学籍番号順に進められるため、先に出陣していった。
大爆笑に包まれ、廃人になって帰ってくる。
よくやった、ここで自分を取り戻せ。
絶対不利の戦場に送り出す、衛生兵のようだ。
筆者は徐々に近づいてくる自分の番に恐怖していた。
筆者が選んだ曲は、大きな栗の木の下で。
大きな栗の木の下で
あなたと私、なかよく遊びましょ
大きな栗の木の下で
誰もが知っている、この曲だ。
声が小さいと、やり直しになる。
かなり歌っている中でやり直しになると、それだけさらしものの時間が長くなる。
そのため、やり直しだけは避けなければならない。
顔から火が出るとはこのことかというくらい、でかい声を出して適当に考えた振付を付けて歌いきる。
皆、普段のキャラとそこにいる自分は全く違うため、爆笑している。
耐えろ、この時間を耐えるんだ。
自分に言い聞かせて、周囲の爆笑に耐えきった。
入社試験、初めての仕事、飛び込みの営業、知らない人を前にする講演、インタビュー、失敗できないプレゼンetc.
しかし、あの時の恥ずかしさに比べたら、大したことはない。
一度深呼吸して、流されてるところを、自分時間に。
さて、今日もがんばろう。
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