ジローの部屋

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日頃の生活に、何かプラスになることを。

そうですか、しょっちゅうあるんですけど

いらっしゃいませ。ご訪問ありがとうございます。
こんにちは、ジローです。
いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!
おかげさまで、筆者はぼちぼちとこのブログを続けられています。


さて、今回は、今年もいつもどおり、始まったなという話。


では、どうぞ。








筆者は特異体質で、人生においてよく遭遇することがある。


それは「人が倒れている」ということ。



あるときは、電車のホームで。
あるときは歩道の上で。
あるときは道路上で。



倒れる原因はいろいろあるけれど、かなりの確立で交通事故だ。高速道路で急に渋滞になって、なんだと思うと、破片が散らばり前部が大破した車が横向きに止まっていたこともあった。
運転席にはぐったりした人。


確かにそんなことがなければ、そうそう人は倒れることはない。




11月の激務が始まった頃、出勤途中に駅に向かう交差点にさしかかると、人が倒れていた。
わりと大きな血だまりもあって、バイクを起こしている人がいた。


筆者はいつもどおり、あぁ事故か、となる。


路上に人が倒れているので、信号無視をして道路を横断してそこにたどり着き、救急隊がくるまでの措置をする。
ちょっと出血が心配だったが、意識はあったのでそこは一安心。
切っている部分も致命傷とはいかなさそうだ。

目撃者に女子高生がいた。
警察がくるまで一緒にいて、警察が来たら彼女らの目撃情報を伝えて、早く解放してあげて欲しいと伝える。
事故の当事者が女子高生の個人の連絡先を聞こうとするが、それはちょっとやめといてお礼なら学校に連絡してはどうかと提案する。
事故の当事者は少し落ち着きを取り戻し、納得した。



年を越して1月になりまた出勤しようとしていたときだった。
住宅街から大きな通りに向かって歩いていると

「ガシャーン」

とかなり大きな金属音がした。

これはもしやと思って、通りにかけていくと信号のない交差点で、トラックが不自然にとまり、その傍らに倒れたバイクが見えた。
筆者の前にはランニング中の服装をした男性が一人。
彼はおそらく衝突を目の当たりにしていて、その非日常の光景に圧倒されていた。
彼はゆっくりと倒れている人の方へ歩いて行っていた。

筆者はそれを走って追い越し、倒れたバイクの人の元へ駆け寄る。
バイクの人はうめいていてもだえていた。
声をかけ、外傷を確認する。出血は見えないがもだえ方がひどい。
かなり頭部を打ってそうだ。
背中をさすって声をかける。

ようやく追いついてきたランニング中の人がスマホを見ている。
「あなたは119に通報して下さい」
「こちらは110通報をします」
仕事を頼まれたランニング中の人は我に帰り、通報を始めた。
筆者はそれを見て110通報をした。
途中、トラックの運転手が声をかけてきた。
今、通報しているからまず会社に事故をしたと報告して、と指示をする。
バイクの運転手はもだえている。
苦しそうなのでヘルメットを外し、服を緩める。
何度か吐きそうになっているので、あおりを食らわないようによけながら、また声をかけて背中をさする。
そして、仰向けでその人が吐かないように横向きにさせる。
吐瀉物が気管につまるとマズいから。

そうしていると
「医者です」
という通行人が現れた。

こういう現場によく居合わせていると、時々医療関係者が名乗ってくれる。これはとてもありがたい。

そのドクターはランニング中の人のスマホをとって代わり、救急隊に症状を的確に伝えだした。
筆者も通報が終わった。
ドクターの見立てでは、頭部を打っているからそこが一番ひどいだろうと言っている。
話は出来ないがドクターの呼びかけに反応しだしたので、意識はあった。


筆者は警察が来たので、状況を説明する。
当事者、通報者、目撃者、ただの通行人。


そして後はそれぞれのプロに任せて出勤することに。
筆者は職場に連絡する。

「すみません、また事故があって通報したりしてました。
え!?また!?
そうです。
また、です。よくあるんですよ。
ない?
そうですか、しょっちゅうあるんですけど。まあ、いいや、とにかく今から出勤なので、お願いします」


ブクマコメントありがとうございます🙇
>まっこおばさま(id:makkosan70)
旦那さんもそうでしたか。物怖じされない方だったんですね。誰かの一大事は、対応出来る人がすればいいかなと。大したことはできませんけどね。

>ますを(id:tureture30)さん
コメントありがとうございます🙇
不幸中の幸いとなれれば、これ幸いでございます。誰かにしてもらった恩を自分に出来る形で誰かに還元出来たらと思います。

>Pちゃん(id:hukunekox)さん
あまりにも遭遇するので救急法の勉強をしました。後はわからないと119に電話して通報しながら処置方法を聞いたりします。救急隊が到着するまで状況説明も出来るので、けっこう使えます。

>テイルズ(id:MyStory)さん
慣れ、の部分は大きいですね。ビビることはなくなりました。流石に血だらけは引きますけど😱ただ、なんとかしないと、に切り替わります。そこはかつての心友のケガの経験もあるんだと思います。

>ユウヨ(id:byte0304)部長
おぉ😲部長もご経験が!
救急車来るまでは確かに長く感じますね。ひどい状況であればあるほど。
ただ、時計見たらそんなにかかってないんですよね。不思議なことに。
それと同時に日本の救急のシステムもすごいなと思います。数分で駆けつけてくれますから。




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