ジローの部屋

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日頃の生活に、何かプラスになることを。

有り難い当たり前

こんにちは、ジローです。
今回は、当たり前は有り難いという話。


筆者は学生時代、ラグビーをやっていた。
元々細かったので、筋トレをして、身体を作るのも目的でラグビー部に入ったが、3回生で右足のくるぶしを複雑骨折した。

その時は、試合でもうちょっとでトライが取れる好位置にポジションを取っていて、あと1人かわしたら、飛び込むだけだったが、3人に3方向からタックルを受けて、体内から鈍い音が聞こえた。

あぁ、これはアカンやつや。
力もかけられへんし、絶対折れた、と直感した。

野戦病院と化してる合宿所近くの診療所は、気を落とした巨漢が包帯を巻いて座っている。

そして自分もギプスをつけられて、健常者ではなくなった。


松葉杖生活は、ラピュタのロボットのような感じになる。
前のめり。


一歩に時間がかかり、段差の対応が難しい。
エスカレーターの速度が速く、慣れるまで乗れない。
小さな子どもが戸惑うのと同じ。

左足で車の運転は難しい。
アクセルが遠いし、ブレーキは柔らかくできない。

松葉杖の長さには、適当な長さがある。
長すぎると脇がすれて痛くなり、短いと方から腕の負荷が大きく、首もこる。

全く、一カ所不都合が出来たせいで、様々なところのバランスが崩れる。


しかし、健常者ではなくなって、気がついたこと。

  • ケガなく動けることは、有り難いということ。
  • 五体満足でいられることは、幸せなこと。
  • ケガした人を支えたり、見知らぬ人でも優しく出来る人もいること。
  • めっきり連絡してなかった友人が心配して連絡をくれて、こういう友人を一生大切にしようと思ったこと
  • 困ったことに直面したときに、さり気に手をさしのべられるような感覚を持とうと思ったこと


そして、後でわかったこと。

  • どん底に落ち込むような経験は、自分をリセットするチャンスでもあること。
  • その時の経験は、人生に無駄にはならないこと。

筆者は3か月かかってケガを治し、また走れるようになった。
グランドで走れた時はめちゃくちゃ嬉しかった。

ただ、また4回生で左膝にヒビがはいってしまった(笑)


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