ジローの部屋

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日頃の生活に、何かプラスになることを。

十二夜への、お願い

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こんにちは、ジローです。

たくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!

おかげさまで、ぼちぼちとこのブログを続けられています。



さて、今回は、月と願い事、の話。

では、どうぞ。




筆者の家には、小4の長女、小2の次女、年少の長男がいる。

筆者は今日、久しぶりの平日休みで夕食を作っていた。



ただいまー

と、4歳児の長男が、面倒を見てくれた近所のおばあちゃんの家から、母親と共に帰ってくる。

彼は、おもむろに

今日は早くお風呂入って、早くご飯食べよう

と、言い出した。



いつもは、撮りためたテレビを見て、お風呂に入りたくないとぐずり、眠たいと言ってご飯を残す。

まさに本能と欲望の塊なだけに、今日の様子はおかしい。



どうしたんだと聞くと

お月様にお願いせなあかん

との一点張り。



姉が

なんで今日なん?

と聞くが

早くしないとお願い叶わへんで

と、投げたボールが変化球で返ってくる。

その様子を皆で笑うが、本人は真剣だ。




いつもペースを乱す者に今日はせかされると、なぜか全員がご飯をさっと食べ、歯磨きもさっさと終わり、トイレも済まして、寝る準備が整った。



今日は満月でもなく、新月でもなく、三日月でもない。

丸いが、やや欠けている。

頭上に上がった月を調べてみると、今日は十二夜くらい。




彼は

お願いしよか

と姉二人に言って手を合わせた。

姉2人は仕方なしに4歳児に付き合ったものの、犬を飼いたいだの、猫が欲しいだの、私利私欲に走ったお願いを呟いている。

彼は手を合わせて、3秒くらいで目を開き、合わせた手を崩した。

まだ、姉が呟いている、その横で。

どうやら、彼のお願いは、さっと終わったらしい。





ちなみに聞いてみた。

何をお願いしたん?と。




すると、彼は呟いた。





コロナが無くなりますように











世界平和か!

ちょっと馬鹿にして悪かった。
しっかりと祈っといてくれ。

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