ジローの部屋

ジローの部屋

日頃の生活に、何かプラスになることを。

想像は、無限大

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前回の記事
surrealsight.hatenablog.com
については、最近始まった活動について、でした。
あまり慣れませんが、新しい発見もあったりして、これはこれでなかなかです。

この記事の最後に載せた写真

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どこかへ続く道

今回はこの写真から、お話が始まります。


では、どうぞ。













どこかへ続く道。
それは、ある種冒険心をくすぐるもの。

ちょっと行ってみようか。
どこに行くんだろう。

と、気になるもの。





冒険といえば、小学校の頃、映画であればインディジョーンズシリーズ、小説であればジュールヴェルヌなんかを見たり、読んだりしていた。


小6の当時、後に東大に入った友人と冒険モノごっこ、みたいなことをしてよく遊んでいた。
全く想像だけの世界にあったが、彼と遊ぶ時は近所の公園や空き地がたちまち未知の世界に変わっていく。

自分たちよりも背の高い茂みを掻き分けて獣道のような道を作り、その奥に秘密基地を作る。
そこには、近くで集めてきた棒切れが、お気に入りの剣や杖に見立てられ、飾られていた。

筆者らはそこで、大きくなったらアマゾンの奥地へ冒険に行こうという夢を語っていたものだった。


想像は完全に暴走モードだが、彼は現実的にはちゃんと勉強していて、小6であるにも関わらずアインシュタイン一般相対性理論を、理科新聞に書いて皆に配り、給食台の前に立って説明していたように思う。

筆者は宇宙に興味を持っていたが、意味がわからない。彼に対抗心を燃やしていた別の友達は、必死にその話に食い下がっていた。
テストの点数でも張り合っていて、そんな彼は後に弁護士になっていた。



そんな友人達と、筆者は別々の中学に行く。
筆者の住んでいた地区だけ、国道を挟んでいたせいか、別の中学校になったのだ。
友人の大半はいなくなってしまった。


中学に入ってから、将来の夢について作文を書くことがあった。
筆者はその時やっていた部活のサッカーについて軽く触れ、仕事をしてお金を貯めて、アマゾンの奥地へ冒険に行きたい、ということを書いた。


後日、担任が誰の作文かを言わずにいくつかを披露する。
そこで筆者の作文が不意に読まれた。

まわりはクラスのサッカー部連中の顔を順に見る。

いやいやいや。
俺ちゃうって。

そんなジェスチャーが見える。

そうして最後に視線が筆者に集まった。

皆、作文の内容を聞いて、サッカーとお金を貯める話が終わると、話の展開が急にアマゾンへの冒険に切り替わったことで、くすくすと笑い出した。

小学校当時ほど、仲の良い友人がいなかった筆者は、おそらく顔から火が出るくらいに赤面して下を向いていたと思う。



担任は作文を読み終わると、

サッカーの話、すぐに終わってもたな

と言ったため、クラスは笑いの渦に巻き込まれた。





もう、ほっといてくれ。
大事な友達との約束なんだ。


そう思って、筆者は下を向いて奥歯を噛み締める。
完全なさらし者だった。






でもな、夢だろ、将来の。
いいじゃないか、冒険。俺も行きたかったな。


と担任が言う。筆者は思わず顔を上げた。
クラスの笑いは波のように引いていった。





この作文は将来の夢、なんや。
きっとこれを書いたひとも、何か思うところがあって書いたんやろう。

先生がなぜ、この作文を選んだのか。
みんなはまだ中学1年生。その可能性は無限にある。
決まり切ったものに、こだわる必要はないってことを伝えたかったんや。

夢だろ、夢。大きく持てばいいんじゃないか。



確か、その担任はそんなことを言っていた。











アマゾンへ行く準備は、当然していない。

後に東大に行った友人は、その後連絡がとれず、どうしているのかもわからない。
いつの間にか連絡をお互いにとらなくなり、冒険の話は立ち消えになった。


ただ、冒険への憧れはいくつになっても消えることはない。

想像は無限大、だから。




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