ジローの部屋

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日頃の生活に、何かプラスになることを。

【短編小説 神様が仕掛けた、忘れ物③】つながる、時間

ご訪問ありがとうございます。

いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!



今回も、短編小説の続きを。
これまでの1話、2話を未読の方はこちらのリンクからどうぞ。
surrealsight.hatenablog.com
surrealsight.hatenablog.com

さて、『神様が仕掛けた、忘れ物』と題打った6000字制限の短編小説。

では、最終話を、どうぞ。













 正太郎は、高校でまたサッカー部に入部した。夕方までグラウンドを駆け回り、部活が終わるとひたすら自転車をこいで、家までのけっこうな距離を帰る。何日かやってみたが、疲れ切った身体にはこの長距離の自転車通学はけっこうきつい。


 その日、正太郎は部活が終わって帰る前に忘れ物に気がついた。そのまま忘れて帰ると宿題が出来ないので、教室に戻ることにした。

 教室は昼間の喧騒が嘘のように静まりかえっている。イスを引くだけで教室内に、大きな音が響く。
 正太郎は必要なものを取って、もう一度大きな音を立て、荷物を担いで教室を出ようとした。

 その時、廊下に女子生徒がいて、ぶつかりそうになり、正太郎はとっさに
「あ、ごめん」
と言って頭を下げて謝ったが、相手の反応はない。正太郎は
「ほんとに、ごめん」
と謝って、立ち去ろうとすると背中越しに

「来てたんだ」

という言葉がぶつかってきた。
 正太郎は、顔を上げて振り返った。



 真新しい制服に身を包み、髪を後ろでまとめ、金管楽器を入れたケースを持った女子。
 目を丸くして、眼前の光景が信じられないというような表情をして、こちらを見つめている。

 彼女はもう一度
「来てたんだ」
と言った。

 
 昔、毎日のように聞いていた、当たり前にあった声。ある日突然、当たり前じゃなくなった声。

 少し懐かしくもなってしまったその声の主は紛れもなく、石野早矢香、本人だった。


「さや、か。」
 正太郎も完全に不意打ちを食らった形になり、続く言葉が出てこない。
 


 もしかしたら、もしかしたらどこかで、を正太郎は期待していた。ばったり近所で、ばったり図書館で、ばったり高校で…、再会出来るかも知れない。
 しかし、会ったところでどうするんだろう。早矢香には早矢香の生活があって、友達がいて、彼氏もいるだろう。その時に、自分はどうするんだろう。

 そこから、この3年近くの時間で考えた結果は、「嫌われたんだから、邪魔をしてはいけない」だった。


 だから、だから、だから…。

「じゃあ」
と言って正太郎は立ち去ろうとした。

「待って。」




「やっぱり嫌われてるよね。」

 嫌われてる?

「あの時さ、ブラバンの先輩から告られた話をしたときに『付き合っちゃえば』って適当に言ってたよね?後で考えて、正太郎の様子を思い出して、うち、なんであんなこと言っちゃったんだろうって。」

 適当に言ってたの、わかってたのか。

「そりゃ嫌だよね、何度もそんな話聞かされてさ。自慢みたいに思うよね、嫌なやつだって。だから、そんなにいい人なら付き合っちゃえばって言ったんでしょ?」

「うちは、絶対に嫌われたと思って。何度も謝ろうと思ってメッセージを作って、送りかけて、消して。やっぱり会って謝らないとって思ったけど、連絡してやっぱり完全に嫌われてるってわかったら、もう立ち直れないと思って。
 どこかでばったり会ったら、謝れるかなって期待して、もしかしたら高校で会えるかもって思って、一生懸命勉強してここに受かって。でも高校の同じクラスになんて奇跡は起きないし。だから、もう会えないと…思って…た」

「ごめんね、あの時は嫌な思いさせて。高校でもサッカー、やってるんでしょ?頑張ってね。」
 そう言って、今度は早矢香が帰ろうとした。




「嫌われてるって思ってたのは、こっちの方。」

 そういうと、早矢香は足を止めた。



「もしかしたらどこかで会えるかもって思ってたのも、こっちの方。」

 そういうと、早矢香はこちらに振り向いた。



「高校が同じになるかもって思ってたのも、こっちの方。」

 そういうと、早矢香は目に涙を溜めだした。



「あの時はごめん。俺、ほんとに素直じゃなかったよ。神様っているんだな、全部ひっくるめてさ、今奇跡が起きたよ。」

 そういうと、早矢香の両眼にたまった涙は下へ、下へと流れ出した。

 正太郎は近づいて、早矢香の頭をポンポンとする。そして、左手の指の背でその涙を拭った。

「帰ろうか。夢、なんだろ?」
「憶えてたんだ…」


「これでも必死に勉強した、なんせ模試もE判定やったから。ほんと早矢香、賢すぎ。せめてレベル落としてくれよって思ったね」

 そういうと、早矢香は涙を手の甲で拭いて微笑んだ。

「小学校の時、成績悪かったもんね」
「そういうところは忘れてくれたらいいんだよ。だいたいさ、選ぶ高校遠すぎるんよ。チャリで何分かかると思ってんの?」
「ひっどーい、それうちのせいなわけ?こうしてなかったら、再会出来なかったんだよ。むしろ、感謝しなさいよ」

 そういうと、早矢香はふくれだした。




「うちの夢って、彼氏とってところなんだけど」
「あ″、じゃあ今日はってことで」
「え?何それ、明日は?」
「うーん、じゃあ明日も。早く帰ろうよ」
「ちょっと待ってよ、1週間後は?」


 やっと、時間が動き出した。
 すれ違うことなく、ちゃんとまたつながって。



 大きな国道の交差点まで帰ってきた。
「じゃあ、またね」
と正太郎がいうと
「また、連絡するから!」
と早矢香が笑顔で思いっきり手を振っている。


 国道を渡り終えて、スマホの通知音がした。
『連絡しちゃった』
というメッセージと、嬉しそうな表情のアイコンがポップアップ表示されている。

「だから、連絡、早いって」
 正太郎はツッコみながら、スマホをポケットに戻した。


 
 なんだか、すごく安心した。
 こんな穏やかな気持ちは初めてだ。
 思いが通じると、こんなにも嬉しいものなんだな。


 『神様が仕掛けた、忘れ物』終わり

 あとがきへ。

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ブクマコメントありがとうございます!
>まっこおばさま(id:makkosan70)
ありがとうございました!あぁ、よかった、は読み手の方に残ってほしかったものです。朝に読んで、今日も1日がんばろっととなるように。
また書きますね。

>Pちゃん(id:hukunekox)さん
ありがとうございました!一応ハッピーエンドで終わるように設定してました。朝から、ちょっといい気分になれるように。この続きは恥ずかしくて書けません😅ぎりぎり限界のところです笑

>へんげ(id:nunohenge)さん
ありがとうございました!私もこのコンテストなかったら、たぶん書いてなかったと思います。ちょっとキャラ外のところもありまして。ただ、チャレンジしてみて心情描写とか勉強になりました。今後の創作にいい刺激になりました!

>ちまりん(id:chimaring)さん
ありがとうございました!お楽しみいただきまして、感無量であります!きれいにつながるか、ちょっと苦戦したんですけど、うまく時間がつながってくれました。また創作やってみますので、よろしくお願いします。

>DIT井上(id:ditinoue)博士
はてなの方は温かいので、たくさんのコメントなどをいただきましたよ。また書こうというモチベをたくさんいただきました✨

【短編小説 神様が仕掛けた、忘れ物②】ループする、セリフ

ご訪問ありがとうございます。

いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!



さて、今回は、短編小説の続きを。

この話は3話ものなので、明日で完結します。
第1話を未読の方はこちらから
surrealsight.hatenablog.com


では、第2話をどうぞ。


















 相変わらず早矢香からのメッセージは夜になるとたくさん来る。しかし、ここのところ少し減ってきていた。新しい学校、新しいクラス、新しい友達、新しい部活に慣れていくのにはかなりの体力もいる。

 トロンボーンを選択した早矢香はその音色について、熱く語っていた。しかし、文化部に入ったのに筋トレもやるらしく、それがかなり参るらしい。

「もう、やんなっちゃう」

というメッセージは、いつもの感じでため息をつきながら言っている早矢香が目に浮かぶ。



 正太郎の中学校生活は、ほとんど知り合いがいない状況から始まった。しかし、同じサッカー部に入った人や席が近い人達と次第に打ち解けていく。話している中で、うっかり「早矢香」と言いそうになり適当にごまかしたことがあった。そういうときに、早矢香とは違う環境なんだと改めて気付く。



 一学期も終わりかけた頃、休みの日に久しぶりに早矢香と図書館で、夏休みの宿題をさっさとすませよう、という話になった。


 正太郎は集合時間よりもずいぶんと前に着いてしまった。いかにも「待っている」という感じを出したくなくて、図書館で借りていた文庫本を手に取った。


「おはよっ、早くない?」

という聞き慣れた声がして目線を上げると、早矢香が正太郎の持っている文庫本をのぞき込もうとしていた。時計を見ると約束の時間の30分前。

「そっちこそ、早いやん」

と返すと早矢香は

「絶対、うちの方が早いと思ったのに」

と言いながら悔しがっている。


 なんだか、こういうのが懐かしい。


 

 宿題を片付けて、遅めの昼食を外の木陰で食べることにした。ちょうどいい大きな石があつらえてあり、そこに腰掛けた。

 昼食と言っても、コンビニで買ってきたパンやおにぎり。こんなものでも、今日はなぜかいつもより美味しく感じる。


 相変わらず、早矢香はよくしゃべる。


 こんなに話していたっけ?いや、いつもこれくらいだったかも知れない。


 正太郎はそんなことを考えながらコーヒーを飲んでいると

「ところで、正太郎は彼女出来たの?」

と早矢香が聞いてきたので、思いっきりコーヒーを吹き出してしまった。


 正太郎は気を取り直して

「いるわけないだろ、そんなに女子と話さないし」

と答えると、早矢香は自分のことを激しく指さし続けているので

「中学は」

と付け加えた。


「なーんだ、正太郎はけっこうモテそうなのにな」

と早矢香はつぶやいている。

「そっちこそ、どうなんよ。昔からよくモテてたからまた誰かに告られたんじゃない?」

と冷やかし半分にいうと早矢香は急に何も言わなくなった。

 そして、『どうしたんだ』と思って早矢香の顔をのぞき込むと

ブラバンの先輩に、昨日告られた。」

とつぶやいた。また、暗い表情で。





「さっすが、中学でもモテるなぁ。カッコいいんだろ、その人」

と、正太郎は少し考えてから、棒読みのセリフで返した。


 早矢香はその表情のまま

「うん、頭もよくて次期部長になる人。とても優しいし、ファンの子もいっぱいいる」

と言った。




「へぇ、すごいな。じゃあ、付き合っちゃえば」



 脳内に「ちゃえば、ちゃえば、ちゃえば…」と言葉がループしていく。棒読みのセリフのままで。


 

 すると、隣で座っていた早矢香がこっちに向かって急に立ち上がり、

「正太郎はそれでいいの?」

と真剣な表情で聞いてきた。



「へっ?」

 不意打ちを食らって、正太郎は間抜けな言葉を発してしまう。


「ほんとに、それでいいの?」


「いいのって、それは俺が決めることじゃ…」

「私は正太郎に聞いてるの!」




 正太郎は、うつむいた。早矢香の視線に耐えきれない。そして、少し考えてうつむきながら

「そんないい人、もう会えないかもよ」

と、適当に答えた。




 ポタッポタッと、乾いた地面に水滴が落ちてきた。

 正太郎がはっと顔を上げると、早矢香は抱えきれない涙を、頬に伝わらせて地面に落としている。



「そんなこと、聞きたくなかった」



 早矢香はそう言って、走っていった。








 なんであんなことを言ってしまったんだろう。


 考えても答えは出ない。

 確実なことは、あれから早矢香からの連絡は来ない、ということだった。



最終話へ続く。



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ブクマコメントありがとうございます!
>まっこおばさま(id:makkosan70)
懐かしさをありがとうございます!正太郎は何やってんだかなんですけど、やりがちなんですよね。素直じゃないと。さて、最終話へ。

>育児猫(id:ikujineko)さん
育児猫さんは逆走系でしたか。私もけっこうそうでした。これ、ほんとに損しますよね。後悔してばっかりで😅

>研究者せしお(id:Seshio-Researcher)さん
落として来ました。そして、最終話で回収がなかなか出来ずさまよってました😓落としてからの、最終話。予想通り、となりますでしょうか。

>テイルズ(id:MyStory)さん
おかえりー!既に口の中は甘酸っぱい感じでしょうか。柑橘系の香りが似合いますね!1話、2話を振りにしての最終話。予想との答え合わせをお楽しみ下さいませ。

>Pちゃん(id:hukunekox)さん
短編なので、あっという間の展開です。早矢香の想いに気付いているのか、自分のことを言うことだけに戸惑っているのか。さて、最終話へ参ります。楽しんでもらえると幸いです✨

>DIT井上(id:ditinoue)博士
正直、小学生の知り合いがいるわけでもなく、中学の知り合いがいるわけでもなく。そうだ、博士がいた、と思って完成したときに博士の感想を楽しみにしてました✨

【短編小説 神様が仕掛けた、忘れ物①] 離れても大丈夫、なはず

ご訪問ありがとうございます。

いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!



さて、今回は、筆者としてはかなり久しぶりの短編です。
テーマなどについては、末尾の昨日記事のリンクからご確認を。

今回のお話は3話ものとなります。


では、どうぞ。



















 小学校の6年間で、5年間同じクラスになった石野早矢香(いしのさやか)は、衣笠正太郎(きぬがさしょうたろう)にとって何でも一番話せる仲だった。
 一番話せる仲が異性だというのはおかしいのだろうか。3、4年ぐらいまではそんなこと気にもしていなかったけれど、最近なんだか周りが
「お前ら付き合きあってんのか」
と聞いてくる。どういう関係が「付き合っている」というのか、正太郎にはよくわからない。
 
 早矢香からも何回か「〇○に告白された」という話を聞いた。その度に、「モテるねぇ」と茶化すけれど、そういう話をするときの早矢香は、どこか表情が暗かった。


 正太郎達の小学校は、二つの中学校に進学する。
 校区を東西に横切る国道があって、その国道の南側には正太郎が住んでいる地区ともう一つの地区があり、その二地区だけが南中学校へ。
 早矢香ら国道の北側に住んでいる大多数の者は北中学校へ。


 部活の話になり、ブラスバンドに興味のある早矢香はとてもイキイキしながら音楽の魅力について話してくるが、専門的な話が増えてきて、正太郎には言っていることがよくわからない。でもまぁ、早矢香が楽しそうに話しているからそれはそれでいいのだと思う。

「正太郎は何部に入りたいの?」
 急に話をこちらに振られて、正太郎は
「サッカー部かな、やっぱり」
と答えた。
 
「うんうん、やっぱり。
 正太郎はサッカーが似合うと思うよ。私もそう思う。」
 なんだか達観しているみたいな感じの早矢香の言い方が母親に言われているみたいな気がして、正太郎は
「わからんけど」
と抵抗してみた。しかし、早矢香は
「正太郎なら選抜から絶対に声かかるよね。うまいし。私が監督なら絶対に選ぶと思う。それでさ…」
と続けている。その勢いに呆気にとられていると
「高校はどこに行きたい?」
と早矢香は次の質問を繰り出してきた。

「正太郎はサッカーで有名な高校に行くんだろうな。だってあんなにうまいんだから絶対声がかかるよね。そうなったら電車通学になるのかなぁ…」
と、早矢香の勢いは止まらない。
 だから正太郎は
「早矢香はどこの高校に行きたいん?」
と話を変えてみた。


「うち?うちはねぇ、西高に行きたいんよ」

 正太郎達の小学校区が市内の東端にあるのに対し、西高は市内の中心から西側にあって、早矢香の家からはけっこう遠い。そして正太郎の姉が言っていたが、市内でもかなり賢い学校らしかった。
 でも成績優秀な早矢香からすれば、全然いける高校なんだろう。むしろ、一番上の家から近い東高に何で行きたいと思わないのか、わからないくらいだ。

「なんで東高じゃないん?全然いけそうだし、そっちの方が近いやん」
「遠いから、いいんやん。彼氏ができたらさ、長く一緒に帰れるし」


「彼氏ねぇ…。万が一できたとして、彼氏と家が反対方向だったらどうすんの?」
「あ"…」


 笑っちゃ悪いんだけど、でもおかしいから仕方がない。早矢香は顔を真っ赤にしていたが、こっちに釣られたのか笑い出した。

 そして、一通り笑い終えて早矢香は遠くを見てつぶやいた。

「でもさ、うちの夢、なんよねぇ」





 卒業式で正太郎は泣かなかった。
 今は皆、スマホを持っているから、学校が違ってもすぐに連絡をとることが出来る。また、会おうと思えば会えるのだし。
 早矢香はというと、案の定、涙を流していたがこちらの視線に気付いたのか、ハンカチで涙を拭ってから微笑んできた。正太郎は、ピースサインを作って返事をしておいた。


 黒い筒を持って、最後に使うランドセルを背負って、歩いて帰ることにする。何人かの集団で帰っていたが、枝道にきて1人、2人と別れていった。
「みんな、いなくなっちゃったね」
と、隣で早矢香がつぶやいていたが、なんとなく話が続かない。


 大きな国道の交差点。
 正太郎の家はここを渡って、少し住宅街に入ったところにある。隣で歩いていた早矢香は鼻をグスグスと言わせてばかりいた。
 
 ポンポンとしながらショートボブの髪に正太郎が触れると
「また、連絡するから。絶対に連絡するからっ!」
と、早矢香は泣きながら言葉を振り絞った。

 ちょうど、南北の信号が赤から青に変わる。

「じゃあ」
と言って、正太郎は早矢香の涙を軽く曲げた左手の指の背で拭いて、振り返り走リ出した。

「また連絡するからねー!」
という声が背中に刺さってくる。渡り終えて振り返ると、向こう側に右手で頬をおさえながら早矢香が思いっきり左手を振っている。

 その前を三車線分の車が走りだした。
 早矢香の姿は途切れ途切れにしか見えなくなっていった。


「またね」
と聞こえるはずもない声で答えて、正太郎は家に向かって歩き出すと、スマホから通知音が鳴った。
 ポップアップの通知が画面いっぱいに表示されている。
『連絡しちゃった』
というメッセージと共に謝っているアイコン。

「連絡、早すぎだろ。」
 思わず、フフッと笑ってから正太郎はツッコんだ瞬間、頬に一筋の滴が伝っていった。

 卒業式でも感じなかったこの気持ちは、一体なんなんだろう。




第2話へ続く。

surrealsight.hatenablog.com




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ブクマコメントありがとうございます!
>まっこおばさま(id:makkosan70)
卒業してからの展開に乞うご期待!あぁ、言いたいけど言えない。そして、この展開にどう思われるのか、聞いてみたいけど、まだ言えない。

>Storyteller(id:black-orchid)さん
大人の階段を上り始めた中学生の感覚、おぉ、突いてきますねぇ。しかし、後2話あるんです。ここからこの2人がどうなるのか、なんですけどはてさてStorytellerさんの想像を裏切られるのか、その通りなのか笑

>テイルズ(id:MyStory)さん
おかえりー!そうなんです、こちらのテーマでトライしてみました。さてさて、響くものが出来るのかどうか、散りばめたものがどうなっていくのかがテイルズさんならきっと気付かれるはず。

>育児猫(id:ikujineko)さん
アオハルど真ん中、です笑
そして、リアルさを追求していくと、という展開になっていきます。後2話でかなりアオい世界をご賞味下さいませ笑

>Pちゃん(id:hukunekox)さん
アオハルです、アオハル。あぁ、戻りてぇ、という読み手の方の声も聞こえつつ、本日第2話へ参ります。この展開は皆さんの想定内なのか、それとも裏切ることが出来るのか笑

>山田ひかる(id:myuhikaru)さん
あれから、満月ママさんとは連絡とっていないんです。でも、元気にされていると思います。きっと先日の満月もおこさんとお祈りしているはず。
このお話は淡いアオハルですけど、お楽しみ下さいませ。

>ユゥヨ(id:byte0304)部長
楽しみにして下さってありがとうございます!こういう反応がいただけると、めちゃくちゃ書き甲斐がありますよ。昔を思い出しながら、お楽しみ下さいませ。

制限字数は、6000字

ご訪問ありがとうございます。

いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!

本当にたくさんの方が訪問して下さっているのに、不義理をいたしておりまして申し訳ありません。徐々に訪問を増やしつつ、こちらの記事も進めて参りたいと思っております。


さて、今回は、近況などを少し。




筆者がしばらくこもっていたのは
kakuyomu.jp
というサイトのコンテストで短編小説にトライしてみようかと思ったところから。

ここは、ブロ友のソラ (id:sora1045)さんやDIT井上 (id:ditinoue)博士が小説家として活躍している世界。

ファンタジーや冒険もの、転生ものといったジャンルの作品を書いている方は多いのですが、他のジャンルを書いている方もたくさんいて。

筆者はここで、はてなで書いてみた短編を徐々にだしているのです。登録はずいぶんと前にしたんですけど、まだこのサイトの使い方に慣れてないない状態。


そして、応募してみたのは以下のコンテスト(以下の募集要項のもの。)


朝読で読みたい、5分で本の世界のとりこになれる物語を募集!
小学校高学年から中学生の読者に向けた「学校の朝読で読みたい短編小説」を募集するコンテストを、カドカワ読書タイム編集部が開催! 3,000文字以上6,000文字以下の作品を募集します。

書き手の年齢は問いません。募集テーマは「5分で解決探偵、あらわる(ミステリー)」「だれにも言えない恋(恋愛)」の2つ。小学校高学年から中学生が興味を持って思わず読みたくなるような作品をお待ちしています。
優秀な作品は、カドカワ読書タイム編集部が刊行する「5分で読書」シリーズのアンソロジー書籍に収録される予定です朝読で読みたい、5分で本の世界のとりこになれる物語を募集!

6000字というところで、文字数のハードルは低めだなと感じ、やってみようかな、となったわけです。テーマは2つあり、どちらかを選んでの応募。


そこで筆者はテーマを選び、書いてみました。




が、
強敵でした。

6000はオーバーするし、話がブレる。
伝えたいこともフワッとしてしまって、着地点が見つからない。
暗喩を散りばめると、小学生がわかるか?となる。

これはかなり頭を使うな、となってこんがらがった糸を解き、また作っては壊して、壊してはまた書いてを繰り返しておりました。


そうして、ようやくできました。
このサイトの応募要項を詳しくみると、営利目的でない自分のブログは公開しても問題なさそうで、そういうわけで公開します。


テーマは2つの内のどちらかです。
読み手は、小中学生に読んでもらうことを想定してます。
だから、今までの普段の筆者の作風とは少し違うかも知れません。

そして、筆者なりの読み手となる小中学生に向けたメッセージをこの6000字以内のものに埋め込みました。

3話ものの作品で、明日から1話ずつ公開し、最後にあとがきを書こうと思ってます。
久しぶりに、午後8時の予約投稿でやってみます。


読み方はご自由に。まとめてでも、1話ごとでもご賞味あれ、
果たして皆さまのお口に合うかどうか。

そこのところはハードルさげていただけると助かります🙇



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ブクマコメントありがとうございます!
>Pちゃん(id:hukunekox)さん
難しい表現は使ってないつもりで、10代の人にストレートに響くよう、考えたつもりです。
大人が読めばちょっと懐かしさを憶えるところに、少し現代の感覚も差し込んで、みたいな味付けです🎵

>テイルズ(id:MyStory)さん
もともと作った分だと軽く2000字位はオーバーして、そこからスクラップ&ビルドを繰り返しました。なんだかラストがハマらなくて、止まってしまったり。
そんなこんなで、出来上がったものになります。
やっぱりこっちでもお披露目しないとな、と🎵

>まっこおばさま(id:makkosan70)
やっと、というか、かなり久しぶりの短編製作でした。新鮮なところもありつつ、難しさも感じつつ。テーマと字数に合わせるのは思いのほか苦戦しましたが、大人でも響くところがあるように、編み込んでみたつもりです🎵明日まで、お楽しみいただければ幸いです。

>トビウオギタオ(id:mr_redwing_children)さん
大人は、この作品を通しながら自身のかつての様子を思い出せるような懐かしの描写を散りばめてみました。最初はそれをやりすぎて字数足らなくて、削ってシンプルにしつつ、ところどころ残して、と。
それでいて10代に響くように。
いや、マジでムズいです😅

>ユゥヨ部長(id:byte0304)
長らくお待たせしました!雨宮さんの続きではないのですけれど、ちょっとした新境地の開拓的にトライしてみました。いやぁ、ちょっとなめてましたね、心情の出し方が難しすぎて。自分はストレートに表現するのは苦手なので、そこんとこをどうするかって、書き出してから悩みました😅
また、別の作品にもトライしたくなりました!

>Storyteller(id:black-orchid)さん
おそらく普段からこの世代に接しておられるStorytellerさんなら、このありそうでなさそうな、あぁもどかしいというのは、ドストライクにくるんじゃないでしょうか。
おそらくゆかちん (id:toyamayama) さんもその様子をのぞいているはず😁
では、続きをご賞味下さいませ。

【電車のひと短編⑱】即席の、手すり

ご訪問ありがとうございます。
いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!


フェードアウト説も流れそうなくらい離れてました。
いつぶりかな、気がつくと、6月。
19日くらい、記事書いていないようです。

大笑 (id:kakadaisyou)先輩からは、心配されてTwitterのメッセージがきて、ありがたくてちょっと泣きそうになりました。


ちょっと物書きをしてまして、出来たことは出来たのですけど、どうも示されているテーマから微妙にズレているようなことに気がついて、しまったな、と思っているところです。

さて、今回は、久しぶりにもどってきたので、こちらはこちらのいつもの感じを書くべく、リハビリをしようかと。

ということで、また電車のひと、シリーズのお話を追加してみようかと。
これまでのお話は末尾のリンクからどうぞ。











筆者はドア傍に立っていた。

同じドア傍の反対側に仕事返り風の若い女性が立っている。スマホを持って、何やら見ている。
よくある電車の中の光景。



各駅停車の電車が駅に着き、プシューとエアーが抜けてドアが開く。
さっと中の人が降りていく。
その人は、邪魔にならないようにスマホを胸の前に収めて、人の流れが去るのを待つ。


ちょうど、電車の奥からベビーカーを押した女性が降りる意思を見せた。
ベビーカーを押すにも、人を避けて通ろうとすると中々うまく前に進まない。

そうしていると、ドアが閉まる予鈴のようなベルが鳴り出した。
このままでは、間に合わない。


だから筆者はドア傍にいたので、さっと手を出して、もしもドアが閉まりだしたら、阻止しようとした。


すると反対側からもスマホを持っていない手がスッと伸びてきた。
ちょうど、同じタイミングでドアの両傍から伸びた腕。

電車のドア口とホームとの見えないスロープに即席の手すりが2本伸びるかのように。


その間をベビーカーを押した女性が、2人に声をかけながら、降車していった。

2本の腕が引っ込み、プシュー、とエアーの抜ける音がして、ドアがしまる。



その人は、またスマホに目を落とした。
まるで、何事もなかったかのように。
surrealsight.hatenablog.com



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ブクマコメントありがとうございます!
>まっこおばさま(id:makkosan70)
ただいま、帰ってきました!忙しさはまぁまぁでちょっとした執筆やってました。少しミスってしまったんですけど、また近いうちに上げていこうと思います。電車の中には、ちょっとしたドラマがあります。

>テイルズ(id:MyStory)さん
帰還いたしました(゜∀゜ゞ)
こういう光景は日常の中のちょっとした特別。これが普通に出来るという優しさ。そして、こういうことを目の当たりに出来る幸せ✨
良い日になりましたよ。

>トビウオギタオ(id:mr_redwing_children)さん
フェードアウトを仕掛けてました。別の文章をずっと考えていて、ブログ忘れかけてましたよ。ちゃんと帰還いたしました。出来上がったものは短編なんですけど、またアップします。全然路線が違うんですけど😅

>Pちゃん(id:hukunekox)さん
全くそんなそぶりを見せていなかった彼女がとっさにした行動は、かっこ良かったです✨もし、ドアが閉まりかけたら、そこはデカいオッサンが身体はるだけ、だったんですけどねぇ😅

>noriko(id:non704)さん
この日は彼女のさり気ない優しさに、とてもいいものをみせてもらったと思いました。帰りの電車ですけど、疲れとかじゃなくてホッコリするようなひとときでした✨

>ユゥヨ(id:byte0304)部長
当たり前感、それですそれ。これを出したいんですけど、彼女は醸し出してましたね!この境地までいけば、きっと悟りが開けるはずなんです笑

探し物は何ですか、見つけにくいものですか

ご訪問ありがとうございます。
いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!


前回記事にはたくさんのコメントやブコメをいただきました。
surrealsight.hatenablog.com
本当にありがとうございました🙇健康には留意しつつ、また綴って参ります。


さて、今回は、夕陽、の話。

では、どうぞ。










高校のころ、教室に夕陽が差し込んできていた。
眼下のグランドには後輩達が、部活に汗を流している。


周りに高い建物が何もないちょっとした台地だったので、確かぐるりが見渡せた。
サッカー部を引退してから、大学のことや将来の話をしていた、放課後。

勉強しかすることがなくなって、遊ぶにもどこか後ろめたさがあったあの頃は、廊下にでて窓枠に肘をつきながら、筆者は友人とよく夕陽を見ていたように思う。




朝日は出勤途中の電車の中からや、駅に向かう道中で見かけることができた。
しかし、夕陽はどこで見えたっけ。
最近、見えたところがない気がする。


高い建物から見れば見られるだろうか。そう思って、仕事を終えて向かった神戸市役所の24階の展望室は、大規模接種会場になっていたため入れなかった。


前に登った諏訪山(過去記事は文末に)に行ってみようか。
しかし、西は海の上ではないような気がする。

街中で空を見ても、建物の一面が赤く染まりだしただけで、太陽は見えない。

だから開ける場所まで、勘で方向を定めて歩いていった。



そうして、振り返ってみると、ぎりぎり間に合った。
ちょうど、山に沈んでいくところ。
カモメが一羽、すーっと横切っていく。

そうか、西は向こうだったのか。

モノクロの街と、夕陽

surrealsight.hatenablog.com


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ブクマコメントありがとうございます!
>育児猫(id:ikujineko)さん
厳粛な気持ち、ですよ。なんていうか洗われる感じです。あぁ、見られてよかったな、ってつぶやいてしまいました😁
ここ、誰も立ち止まらないような場所なんです。埋立地の人工の島と本土とを結ぶ大きな連絡橋の歩道なんですけど。こっち側はほぼ人も通らないんです。

>まっこおばさま(id:makkosan70)
茜色って、夕陽とトンボしか出せないような気がします。赤でもなく、黄色でもなく、この色には人を惹きつける魅力があります。
久しぶりの夕陽でした。沈むまでゆっくり見たのも久しぶりでした✨

>Storyteller(id:black-orchid)さん
師匠とは恐れ多い(||゜Д゜)
あなたのStill love herにはかないません🙇
この写真は偶然の産物。勘がミスってたら、拝めないものでした。それだけに、この場所はお気に入りの場所に決定🎵

>テイルズ(id:MyStory)さん
昔は日が暮れるまで遊んでましたね。ドッジボール、野球、一輪車。日が暮れたら、ご飯やから帰ろうって。今の子はそんな感覚あるのかなぁ😁
久しぶりの夕陽は懐かしさを思い出させてくれました。

>へんげ(id:nunohenge)さん
カモメさん、急にフレームインしてきました。
何枚か、カシャッカシャッとしていたら。
カモメさんのおかげで、港町の雰囲気がでました。モノクロの街並みに、イイ感じです✨

>アキロッソ(id:akirosso)さん
こちらにもありがとうございます!そして、子どもの頃も思い出して下さりありがとうございます!せわしない毎日ですが、たまに夕陽を、星空を、子どもと見上げてみたいですね🎵なんだかいい思い出になるような気がするんですよね✨

>ユゥヨ(id:byte0304)部長
月イチで見に行かれていたんですか✨
ここの風景はなかなかです。見下ろすのもいいんですけど、見上げていくのもまた乙なものでございまして😁カモメはいい仕事をしてくれました。プレゼントにイワシを用意してやりたい位です笑

>はる (id:akastubaki)さん
書くことは楽しいですね!ご家族の体調がぼちぼちと戻ってこられたこと、本当によかったです。うちもすぐには通常モードになりませんでしたから。ムリはなさらず、徐々にでいきましょう。

>DIT井上(id:ditinoue)博士
ありがとうございます!絶妙なタイミングでした。もうちょっと遅かったら間に合わない。違う方向に行ってても見られない。
まさに、ちょっとした軌跡ってやつです✨

信号と、傾聴

ご訪問ありがとうございます。
いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!


さて、今回は、身体の話。

では、どうぞ。









20代の頃は、健康診断をなめていた。
こんなのやる必要があるのか、と。

30代になって、まだ大丈夫だろうと思っていた。
どうせ何も判定は変わらないだろう、と。

しかし4年前、胸部レントゲンの E 判定が本物だったことがわかり、2ヶ月の入院を余儀なくされた。



『肺結核


もはや歴史上の病気だと思っていたその病気に、当時のボロボロだった身体が耐えきれなかったようだった。(当時の記事は文末に)


薬物をご飯かというくらい飲んだ入院生活を経て筆者はフル回復した。
病気を治すというよりも、不規則な生活を正すということで、翌年の健康診断ではオールA判定になった。


診断は毎年繰り返される。


その翌年には、またE判定が現れた。
当時の恐怖が蘇るが、ギリギリ「要観察」。
病院行きではなかった。




月日は経っていく。
昔の人はよく言ったものだと思う。

喉元過ぎれば、熱さ忘れる、と。


また、健康診断がやってきた。
また、E判定
今度は、要精検。
病院へ行くのは、業務命令になった。


今回は大腸だった。
初めて腸の中を空にして、検査に臨む。

麻酔に多少抵抗してみるがすぐに撃沈して、気がつくと検査は終わっていた。

先生が検査結果を画像を見ながら説明する。

明らかに素人にもわかるようなイボのようなものがあり、その色が緑色のように見える。

先生は明るく
「おそらく良性のポリープでしょう」
というが、どう見ても色は緑がかったグロテスクなものだ。


キノコでも色が鮮やかすぎるものは、毒を持っていると言うではないか。


しかし、後日生体検査結果を聞きに行くと、良性だった。




筆者は、40を過ぎたばかり。
身体は危険信号を点灯させている。

ちゃんと、その信号に耳を傾けよう。


surrealsight.hatenablog.com



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ブクマコメントありがとうございます!
>Storyteller(id:black-orchid)さん
おはこんばんちは!どうもお久しぶりでございます。お元気そうで、何よりです!
いやぁ、もう若くはないですねっ、お互いに😅
満月ママさんがゴールデンウィークで閉鎖されました。詳細はお問い合わせから捨てアドでも入れていただければお伝えできます。

>nutritionaler(id:nutritionaler)さん
病気になる前は、替えのきかない人間になろうと仕事に躍起しておりました。しかし、あぁなってみると、なるようになるし、回るんですよね。昔先輩に同じようなことを言われたのを思い出して、このことかって笑
時すでに遅しなんですけどね😅

>まっこおばさま(id:makkosan70)
まだまだこれから、まさにこれを感じました。あぁ、ここで終わりじゃないんだなって。やらないといけないことが在るみたいなので、そのことに、その人たちに会うまで、無理せずに頑張りますよ👍

>テイルズ(id:MyStory)さん
完全に聞こえないふり、してましたからね。しかし、いい薬になりました。神様がお灸を据えてくれた感じです。ほぼバーサーカーになってましたから、痛みとかを感じないような精神になってましたよ😱

>Pちゃん(id:hukunekox)さん
ほんと侮れないですよ、40超えたら。むしろ定期的に診てもらう機会があるのは有り難いんでしょうね😅
ぜひ時々いってください。何もないに越したことはないのですけど、日々の生活の振り返りの機会というのもこの歳になると必要ですね。

>育児猫(id:ikujineko)さん
サボっちゃいましたか。来年行っときましょ👍
そこに向けて整えていくのも大事ですよね。
ダイエットは、明日から、みたいなノリにすぐなるんですけど😅
身体のあちこちから信号って出てるみたいです。

>トビウオギタオ(id:mr_redwing_children)さん
完全体ではなかったので、やられました笑血を吐いて死ぬイメージやったんですけど、今は薬をしっかり飲めば完治します。しかし、半年間も飲まないといけないんですけど💦
ギタオさんも生活の見直しされたのである程度持ち直しされていると思いますが、時々メンテ入れて下さい!

>ユゥヨ(id:byte0304)部長
うまいですね!完全にE判定は受け付けない身体になってましたから👍今改善のための運動を再開してひと月ぐらいなんです。徐々に体脂肪を減らして、体内からも改善させていこうとしています。たくさん記事を書かなきゃ、ですね✨

>ちまりん(id:chimaring)さん
検診ってありがたいものなのだと考え方を変えましたよ😁身体を鍛え直して、生活リズムを整えていくように、ぼちぼちとやり出しています。
私の場合は運動すると、いいリズムになってきます✨

>アキロッソ(id:akirosso)さん
憂鬱になりますよね。私もかなりそう思ってますよ😥しかし、大切ですね。あれを制度化した人は本当に偉いと思います。たくさんの人を救ってるはずですから✨

>山田さん(id:kirakirapark)
視力がガクッと、ですか😲怖いですね。
ムリなさらないで下さいね。
身体の信号は、ちゃんと出してくれてますよね。そこに耳を傾けるのを私もしないからこうなりました。時々メンテいれていきましょ✨

【はてなスマホ写真部22.5】ルールは一応、あるけれど

いらっしゃいませ。ご訪問ありがとうございます。
こんにちは、ジローです。
いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!
おかげさまで、筆者はぼちぼちとこのブログを続けられています。


さて、今回は、いつも月末ぎりぎりなので今月位は早めに『はてなスマホ写真部』の記事を。
はてなスマホ写真部はユゥヨ (id:byte0304) 部長が立ち上げたはてなブログ内のグループです。
活動内容や入部の仕方などの情報は末尾の総集編リンク記事からご確認をお願いします。

今月のお題は、ブロガーのAKIさん(id:aki800)からのお題。

ゴールデンウィーク

筆者が今回キリトリした一コマは、何気ない公園の一風景、です。
では、どうぞ。















小さい頃は、ある程度のレールが敷かれてある。
そこにはそのレールを作った人の、意図がある。

こんな人になってほしい
あんな風に育ってほしい

一生懸命に、時に笑いながら、時に涙しながら、レールを通るその人は進んでいく。


踏み外しそうになれば、そっと支えてもらい。
坂道でなかなか上らなければ、目一杯応援してもらう。

そして、時に敢えて踏み外すスリルを味わったり、時に踏み間違えても自分で修正する力もついてくる。


レールを進んでいくと、たくさんのトラップがあったり、体力的にキツかったりする。


しかし、どこか楽しむ要素も、持ってもらいたい。
やりきったときの達成感も、味わいながら。







公園の地面に○がたくさん描かれてある。
四角い公園の一辺分を通り越し、折れ曲がって次の一辺分まで続いていく、○印。


地面にある○は、1つの○なら「ケン」と言いながら片足で着地、2つ横並びの○なら「パ」と言って両足で着地。
1つの○が2つ縦に続いて、その次が2つ横並びの○なら、「ケン、ケン、パッ」


だから、関西ではこの遊びは、「ケンケンパ」という。
他の地域では呼び名が違うらしい。


この遊びは、○の中に1とか2とかを書いて、右足で着地するのか、左足で着地するのか決めるルールもあるようだ。

ケンケンパ、ケンパ、ケンパ、ケンケンパ…


たくさんの○が、描かれてある。
規則性はなく、1個だったり2個だったりする○印が、間隔を開けて、カーブしながら、描かれてある。

そこを、つまづきながら、たまにはみ出しながら、途中で休憩しながら、進んでいく。

○を踏み外しても笑えるし、蹴躓きそうになっても微笑ましい。
もし、踏み外したら始めに戻らなくても、そこで踏み直せばリカバリー。

ゴールまで進んだ子どもは、歓声をあげながらまた、「ケンケンパ」と始め出す。


つくるのには一苦労するが、たまに公園にいる知らない子も参戦してくるから面白い。



ルールは一応あるけれど、踏み外しても最後までいけばオッケー。




何が勝ちかと言えばさ、「楽しんだもん勝ち」、なんだよね。


surrealsight.hatenablog.com



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ブクマコメントありがとうございます!
>まっこおばさま(id:makkosan70)
おぉ、宮崎でもケンケンパ、でしたか😲ゆかちんさんの富山でも通ってますし、西はケンケンパでとおるのでしょうかね。故郷での充電は進んでますでしょうか。その時、その時を大切に✨これ、いい言葉ですね😁

>テイルズ(id:MyStory)さん
夕食の匂いが立ちこめた公園!うわぁ、なつかしいなぁ。腹減りすぎて今日の晩御飯なんやろと思いながら野球やってましたよ、小さい頃。
夕方を狙ってたわけではないんですけどこの影もたまたまな偶然の産物。しかし、どこかフレームにハマってセピアなイメージがでてますね✨

>AKI(id:aki800)さん
お題提供ありがとうございました!いやいや、かっこよさは😅白マスクなのでましですけど、仕事中の黒マスクなら不審者ですから(||゜Д゜)
なんだか語りがスタイル化してます。でも、意外と撮っておいた写真を見返したときにイメージがわいてきています。
今回曲も差し込もうと思ってたんですけど、忘れてました。次はブルハーツで1話書いてみたいです🎵

>育児猫(id:ikujineko)さん
子どもの遊びは発展の仕方が面白いですね!自分の昔の頃はどうだったかなって思い返してみながらやってます。
遊びの想像力は無限大、ですよね✨
今回は影と合わさって、奥行きがあるような写真になりました。狙って撮ったのではなく、本当にたまたまな偶然なんです😅

>トビウオギタオ(id:mr_redwing_children)さん
なんとなんと、横浜までケンケンパは進出しておりますか、なかなかやりますね、ケンケンパ!
これは日本統一を狙うしかない😁
リアルジローは怪しさ満点でございます。髪切りたての時は電車の隣の席がなかなか埋まりませんから😥ギタオさんのような、オシャレさを醸し出したい🎵

>ほし氏(id:star-watch0705)さん
偶然の産物ですけど、モンキーパンチ作品の登場人物のような長さになりました😅
影には風情が、実物には知性が伴えばホンモノですけど、実際には品性がたりません笑
影を伸ばす側は30年後ぐらいでしょうか。当時の空想科学読本の世界が一部具体化している現代もまた古びていくものの、こういう遊びはなんだか残ってほしいな、と思います✨

【はてなスマホ写真部ジローの部屋総集編】キリトリと、読み切り

いらっしゃいませ。ご訪問ありがとうございます。
こんにちは、ジローです。
いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!
おかげさまで、筆者はぼちぼちとこのブログを続けられています。


さて、今回は、はてなスマホ写真部の紹介と筆者の投稿した過去記事についてのご紹介を。
では、どうぞ。









はてなスマホ写真部は、ユゥヨ (id:byte0304)部長が2021年9月に立ち上げた、はてなブログ内のグループ。

筆者はそこに初期のころからお邪魔しており、このグループはまだ部員も20人ちょっとという所帯。
他の方の投稿にブクマコメントを入れたり、普通のコメントを入れたりして皆さん交流されています。


なかなか個性的な(ブログをされている方はある意味皆個性的か)方々がそろっていて、下のリンクをのぞいてみると参加されている部員さんの紹介とそれぞれのブログへのリンクなどを、部長さんが秀逸にまとめてくれています。
もしかしたら、あたらしい読者さんとの出会いがあるかもしれませんよ。
teawase-brog430.hatenablog.com


部の活動は、読み専門でもよく、毎回必ず投稿しないといけないというルールもない。
毎月のテーマが前月末か当月頭に発表されて、部員は独自の観点でスマホで写真を撮り、記事にするというもの。
もし、ブログにスタイルがあるのなら、別にそれ用に崩す必要もない。

ネタに走ってもいいし、笑いに走ってもいい。
何気ない日常の切り取りでもいいし、ちょっと凝ったものでもいい。
グループへの参加方法はこちらから↓
teawase-brog430.hatenablog.com

もしリンクから入りにくい、どうしようかと迷っている方がおられるなら、この記事にコメントして下されば筆者も部長に話を通してきますので、お気軽にご要望を。




さて、過去記事の投稿を改めてまとめてみると、筆者の投稿は月末が多い。
滑り込みセーフだらけだ。

もう少し余裕をもって投稿したいものだが、何やら考えていると結構遅くなってしまう。
スマホで写真を撮ることはこれまでほとんどなくて、部に入部してから生活の中で、このキリトリはいいかも、なんてことを考えるようになった。
こういう感覚って、いままでなかったので単純に新鮮だ。

これからこの記事を総集編として運用していこうと思う。

記事が増えれば、順次更新して。

それはさながら、読み切りの短編小説集のようだ。

surrealsight.hatenablog.com
surrealsight.hatenablog.com
surrealsight.hatenablog.com
surrealsight.hatenablog.com
surrealsight.hatenablog.com
surrealsight.hatenablog.com
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ブクマコメントありがとうございます!
>まっこおばさま(id:makkosan70)
らしく、らしくでいきましょう✨
こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします🙇いつかご挨拶に伺いたいです😁

>トビウオギタオ(id:mr_redwing_children)さん
そうです、初変更!ほぼほぼスマホで記事を書いていたのでパソコンで見るとこんな感じだったのかって、思いました😲
で、イジってたら、元がわからなくなって😅

>テイルズ(id:MyStory)さん
お帰りなさい!らしさ、出てますでしょう😁しかし、これを書くと首を絞めることにもなるんですよね😱
次回に乞うご期待!!っていけたらいいんですけど😅

全力で、叫びたいこと

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さて、今回は、近況を少し。










筆者はしばらくご無沙汰しておりました。
皆様のところへも、ろくに伺うこともせず。





連休くらいから、仕事の勉強をあいてる時間にやってまして、最近は通勤電車の中でも資料を読んでおりました。


自分が理解しなければ人に伝えることは出来ないし、研修を受ける人にはせっかく受けるのだからしっかり理解して仕事に活かしてもらいたい。

ポイントを因数分解して、難しいという概念をいい意味で崩す。
また見返したときに役に立つ資料を作る。


これをひたすら考えてやっておりました。


その山が、今日なんとか終わりまして。























終わったーーーーーーーーーー!!!(;´Д`)












すみません、ちょっと叫びたかったんです。

ということで、またぼちぼとと始めていきます。


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ブクマコメントありがとうございます!
>へんげ(id:nunohenge)さん
わかって下さって、嬉しいです。今回はかなり準備に時間がかかったのと、講習終了後に反響もあって、久しぶりに達成感を感じました👍

>ちまりん(id:chimaring)さん
ありがとうございます!ほんとに一段落でした。かなり解釈に時間かかって資料も読みこんだんですけどなかなか腑に落ちなかったので。これで自分の中でもしっかり整理がついたので関連する資料もサクサク作ることが出来そうです✨

>まっこおばさま(id:makkosan70)
故郷、満喫してますか?暑いのかな?
おばさま、やはりオシャレですね!Twitterの写真はイメージ通りでした!
よい時間をお過ごしくださいません✨

>トビウオギタオ(id:mr_redwing_children)さん
いや、ほんとにこの顔でした。反応も上々で、固定概念を崩せた様子も見られてよかったです。ほんとに一安心した感じで、終わった後のコーヒーがうまかったんですよ😁やばいですね、久しぶりに達成感ありました!

>テイルズ(id:MyStory)さん
お帰りなさい!!
終わりましたぁーーーーーーーーーー!!!
常識になっていたようなところをブレイクスルーしたかったので、それがうまくいってよかったです。まだまだやらないといけないんですけど、ちょっと先が見えてきたので、そう言う意味でもよかったです☆

組織人の、あこがれ

いらっしゃいませ。ご訪問ありがとうございます。


こんにちは、ジローです。
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さて、今回は、筆者のブログ記事の作り方の話を少し。










筆者の記事には、最近でこそ写真が入ってきたが、基本的にはない。
小見出しも、字が装飾されることも稀で、基本的には文字が並んでいるだけ。

それは茶髪、金髪、赤髪、パーマ、ドレッド、ロン毛と多様な髪型がみられる大学生の中で、ひとり黒髪の短い髪型を貫いているような感覚に似たものなのかもしれない。(筆者はそうだったのだが、単に面倒だったという説もある)



しかし、筆者の記事にもちょっとしたこだわりがある。
当然ドレッドにしたい、という話ではない。






例えば、一人称。

このブログでは、自分自身のことを「筆者」と記載している。
それは、意図的に自分自身と距離をとろうとしているから。
時に俯瞰的、時に観客的(あえて観客的)、時に他人的な立場をとることで、感情の高ぶりも落ち込みも少し書きやすくなっている。




例えば、タイトル。

これまで300ちょっとの記事を書いてきたが、遡ってみると21本目の記事(文末参照)くらいから今のスタイルに落ち着いてきた。

タイトルの言葉の間に「読点」をうつ。いわゆる「、」だ。
これで読者の方の頭の中のキャンパスに、ぼんやしとした落書きをする。
時に突拍子もないものだったり、時に名言のようだったり、時に何気ない日常のようだったり。
ちょっと一呼吸置くことで、なんとなく頭にひっかかるような気がして。
(テイルズ(id:MyStory)さん曰く、想像が許される余白の様で余韻が生まれる、とのこと。恐縮です🙇)

このタイトルだが筆者の記事の多くは、最後に決まる。
だいたいなんとなくの書きたいものというか雰囲気のある言葉はあるものの、だいたいそれは最後に修正がはいる。

つまり、書ききってからキーワードや、メッセージ的なものを拾い上げて、それがタイトルになっていく。



例えば、重なり。

記事を読み切った時に頭の中のキャンパスの落書きと、読み切ったときの感覚が重なってくるように。
途中、情景描写があってそこに彩りや音が入ってくれば言うことない。
また、違う言葉が最後に重なってくるようになれば、さらに言うことはない。


先日ある方の記事を読んでいてこの重なりについて、筆者は似た感覚をもった。
その記事は筆者が読者登録しているももベル (id:momobellblog)さんのこの記事。
momobell.jp
どうやって作られたのか経緯はもちろん知らないのだけれども、タイトルと文末の重なり方が筆者の思い描いている理想的なものだった。
(彼女の綴る世界はあたたかい言葉が溢れている。ご存知ない方は一度訪問されてはいかがだろうか。)



他にも過去経験と現在の事象のつなげ方にも、なんとなく法則性があるような、ないような。ただ、この部分はうまく言葉に出来ない。
また、最近使い出した写真はエピソードが紐付くようになっている。

そんなこんなが、ちょっとしたこだわり。
(よく421miyako (id:m421miyako)さんには気付かれているところ)


もちろん、毎記事このように張り巡らせて作り上げきっているかと言えば、ノーだ。
筆者はただのサラリーマン。
小説家でもなければ、コピーライターでもない。

ちょっと書き手というものにあこがれを持っている、ただの組織の中の一員だ。




読点がスタイル化してきた頃の記事
surrealsight.hatenablog.com



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ブクマコメントありがとうございます!
>まっこおばさま(id:makkosan70)
行かれましたか😁素敵なキリトリもたくさんあるんですよね。ぜひまた行かれてくださいませ🙇

>テイルズ(id:MyStory)さん
基本変化球少なめの速球派です😅
余白の余韻🎵とてもいい表現ですね。
本文中に引用させてもらいました🙇いつもありがとうございます!

>ユウヨ(id:byte0304)部長
部長は先にタイトル決める派ですね。たぶんそちらの方がたくさんいらっしゃるような気がします。人の作り方の話って面白いですね。こんな視点もあるんだなって、とても刺激を受けますから☆

>ひかるさん(id:myuhikaru)
こちらこそ、大変ご無沙汰しておりまして申し訳ありません。お身体の調子はいかがでしょうか。りょうさんはちょっと勉強に集中されるご様子。私も応援してきました。
ひかるさんのブログに伺うと、ひかるさんをはじめ本当にたくさんの素敵な方がおられるなといつもほっこりしております☆
また、お邪魔いたします🏃

【はてなスマホ写真部22.4】ほこりと、火

いらっしゃいませ。ご訪問ありがとうございます。
こんにちは、ジローです。
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おかげさまで、筆者はぼちぼちとこのブログを続けられています。


さて、今回は、スマホ写真部の活動です。
最終日に今月も滑り込みとなりました。


今月は、りょうさん(id:ryousankunchan)からのお題。

「初めて出会った!〇〇をスマホにおさめました」


りょうさんは、先日ブログの無期限休止を宣言されました。
ryousankunchan.hatenablog.com
筆者は、彼にいってらっしゃいとお伝えいたしましたところです。

そのりょうさんのお題ですが、なかなかうまくまとまらなくて今日になりました。
それは、大笑 (id:kakadaisyou)先輩から
www.kakadaisyou.com
この記事で、筆者にキラーパスを通されたから、でもあるんですけど笑
ユウヨ(id:byte0304)部長も期待されているし😅



どういう方向でいこうか、かなり考えました。
いろいろな想いを凝縮させて。

そして、この写真とこの17文字になりました。
季語はないんですけど、りょうさんへのエールも込めまして。
ややこじつけた感は否めないのですが、テーマから脱線まではしていないはず。


大笑先輩、ロスタイムになりましたけど、ちゃんと絶妙なところにライン際から駆け上がって、オフサイドなしでダイレクトで決めたはずです。


では、どうぞ。














ずっと団体競技をやってきた。
小学校はソフトボール、中高はサッカー、大学はラグビー

これまで大なり小なりの頂を目指してきたが、頂点に行くことは無縁だった。


中学の時は周りが経験者ばかりだったため、初心者で入った筆者は完全に出遅れていた。
だから、最初からスタメンで試合に出ることは仕方がないと諦めていた。


高校の時は急に一度レギュラーに抜擢されたけど、そこから落とされ、試合によってスタートから出られたり途中参加だったり、だった。
だから、チームで勝つという意識は当時の自分には弱かったように思う。


大学は全くの初心者だったが、夏の合宿からスタメンになった。周りもほとんどが初心者から始めていたのも大きかったし、過去のスポーツのキャリアが活かせるプレーもあったので、そうなったのだと思う。

途中、大ケガで3回生のシーズンは棒にふったが、そのケガすらも、自分には必要なものだったと、後になって思えた四年間だった。


当時在籍していた関西学生リーグは四部制。
一番上は同志社大阪体育大、天理大、関西学院といった強豪ひしめくAリーグ
筆者が在籍していたリーグは、そのうちの一番下のDリーグ。それでも、なあなあでやっていたのではなく一つ上のCリーグ昇格を目指して、自分たちで考えながらやっていたので、やらされた感は全くない。


それぞれのリーグ戦が終了すると、毎年各リーグのベストフィフティーンが選ばれる。

野球でいうベストナイン、サッカーでいうベストイレブンラグビーは15人制なので、ベストフィフティーン。

筆者らのチームは、確か2敗してしまって念願の優勝は出来なかったが、チームから3名ほどこの各ポジション別の15人に選ばれ、表彰と副賞のネクタイが渡された。

団体競技で初めてもらった個人賞

あれからもう、何年も経った。
グランドの土埃(つちぼこり)を纏(まと)い苦楽を共にしたスパイクを脱いで引退し、今はもう身体は衰えていく一方だ。
しかし、心の中の火は、なんとかまだ消えていない。

勝負の場は、土のグランドから仕事場に移った。
もう何年もやっているため、毎日が新人の頃にように張り詰めているわけではない。
しかし、一段ギアを上げて対応する必要がある場面は時々やってくる。

そういう、絶対ミスができない場面などの大事なシーンには、このネクタイは外せない。



場を変えて ほこりをむねに 火を灯せ








りょうさん、今までありがとう!
やりたいこと、応援しています。
そして、いってらっしゃい!




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ブクマコメントありがとうございます!

>Pちゃん(id:hukunekox)さん
結果的になんですけど、いいメッセージになりました!ご本人が感じてくれたのも大きかったです✨

>まっこおばさま(id:makkosan70)
チャンスはどこにも転がっている、ほんとそうですね。チャレンジに年齢は関係なくて、その姿勢がカッコいいなと感じます!
前向いてるりょうさんは眩しいです💡

>AKI(id:aki800)さん
いやいや、AKIさんは脱線気味じゃないですよ。そう見せかけられている時もありますけど、本質をストレートに捉えられているので、毎話たくさんのブコメが書き込まれているのです。私の尊敬する、ブロガーさんですから。

>トビウオギタオ(id:mr_redwing_children)さん
使いすぎると傷んでしまうのと、ここぞという時のギアみたいなもので。これからエコスタイルなので半年は使えなくなるんですけどね😅
AリーグもDリーグも、ものは同じなので✨

>テイルズ(id:MyStory)さん
おかえりなさい!
そうです、ここぞという時、今日は勝負という時に、自分用のスイッチです👍
かなりのキラーパス、まさに針の穴を通すかのような🎵なんとかスライディングしながら合わせました⚽

>ほし氏(id:star-watch0705)さん
1つの気合いを入れるギアです。戦闘モード的な笑
けっこうこれで自分に暗示をかけてやることが出来るんですよね😅エコスタイルの夏場は使えませんけど💦その時は違うギアを用意します。

はてなの世界が、紡ぐもの

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おかげさまで、筆者はぼちぼちとこのブログを続けられています。


さて、今回は、ここの世界から離れる、離れた読者の方への、筆者の小さなメッセージ。


では、どうぞ。













ここの世界の生命は、まるで早送りの映像を見てるかのように、成熟していく。

昨日始めたばかりの記事は、半年も経たないうちに劇的な様変わりをするものもある。
最初はとりとめなく始めたものも、スタイルが確立され分類されていく。


雑記ブログ。
日記ブログ。
特化ブログ。


・。

それぞれの形は様々で。



そして、その成長が止まってしまうもの、新しく更新されるもの、消えてしまうもの、もある。


あるときは、他提供のサービスへ。
あるときは、時間を注ぎ込む方向性の転換へ。
あるときは、この世界より虹の彼方へ。


さようなら?
いえ、いってらっしゃい。

旅立つ人に、旅立った人に、そうつぶやく。
たくさんの感謝をこめて。



はてなの世界は、今日も誰かが一人の読者を待っている。


ようこそ。
初めまして。


でも、なんだろう。
どこか、あたたかい。

初めての訪れたはずなのに。
前から知ってたような、知らなかったような。


ただいま、かな。
ためらいながら、つぶやいてみる。

そうすると、玄関の奥から灯りのついたリビングが見えるようだ。



おかえりなさい。


そう、ここの世界はあたたかい。


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ブクマコメントありがとうございます!
>テイルズ(id:MyStory)さん
久しぶりの人がただいまって言ってくれるって、最高ですよね✨そんな温かみのあるブログは理想的ですよね。最近はちょっと余裕なくて滞っていたんですけど、ぼちぼちとまたやっていきたいです。

>みみこびと(id:mimikobito)さん
たまにね、隕石落としますよ!いきなり直撃で、狙い撃ち🎵覚悟なさい!
みみこびとワールドに誘われても、いつの間にかジローワールドに彷徨いこんでいるかもね(゜Д゜;)

>まっこおばさま(id:makkosan70)
今度からただいまを使いますね、お邪魔するときに。最近また忙しくなってきてます。明石通り越して、さらに西へ行くことが多いです。一度おばさまにご挨拶にいきたいものです🙇

>トビウオギタオ(id:mr_redwing_children)さん
いってらっしゃいは、この記事を書くときに思いついたんです。
さようならだけでは、もう終わりみたいですけど、いってらっしゃいなら、またいつでもいらして下さい、と。
そんな余韻が残るような気がしまして✨

>Mom(id:Newday)さん
まさにここのつながりはプライスレス✨リアルな交流よりも本音で語っているようにも思いますし。だからこそあたたかいんでしょうか。

>トラリブ(id:tra_live)さん
ここのブロガーさんの繋がりはあったかいですよね!他の知らないんですけど(||゜Д゜)
いや、いいんです。はてなは最高なんですよっ!
この帰ってくる感を出したくて、言葉にしてみました。検索で数は見えますけど、一言の嬉しさというか、これは数字ではつり合わないです✨

まず、やってみる

いらっしゃいませ。ご訪問ありがとうございます。
こんにちは、ジローです。
いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!
おかげさまで、筆者はぼちぼちとこのブログを続けられています。


さて、今回は、若者の悩み、の話。


では、どうぞ。












電車の中でぼーっとしていると、一駅乗り過ごしてしまった。
次の駅まで進んでしまうとその駅はホームがえらく高く、必然的に沢山の階段を上り下りしなければならない。

「やってしまったな」
と思いながら階段を進んで、反対行きの電車に乗り込んだ。
プシューっとエアーが抜ける音がしてドアが閉まる。
そこで筆者はスマホに目線を落とそうとすると、筆者は自分のニックネームを呼ばれた。


誰だと思って顔を上げると、近所に住む親戚の甥っ子(関連記事は最後に)。もう大学2回生、ずいぶんと久しぶりに会うその人は二十歳の好青年になっていた。


彼は大学での近況を話し出す。
今はサークルを探している、という話から、ん?と思ったが、コロナの影響で1回生の時は満足に大学生活も送れず、サークルにも入れなかったらしい。


単科大学を卒業した筆者は、当時サークル活動というものがほぼほぼなかったため、それはなんだかドラマに出てくるようなイメージがあった。



彼は筆者の大学生活を聞いてきた。
筆者はラグビー漬けの四年間だったため参考にはならない気もしたが、彼は真剣に聞いていた。
一応、筆者の今の仕事にもそれは多少役には立っている。


なんでもいいが何か打ち込んだものがあると就職の際の面接官が聞きたいなと思うよ、なんて話をすると少し焦っているようなことを言っていた。


筆者から見れば、彼は関西の私学の雄に進み順風満帆なように見えるが、そうではないらしい。
高校からの内部生のため、どうしてもそれらの友達と固まってしまう。
彼の悩みは、大学ならではの新しい環境だった。


自分が大学生の時は、問題意識を持ってをこんなにも考えていたのかなと思うと、疑問符が飛び交う。
筆者としてはたまたま選んだラグビーというスポーツに打ち込んでみたのがよかっただけだったような気もする。


やれば、必ず合うとは限らない。


しかし、やらなければわからない。



何事も、ます、やってみる。
これだけで大きな進歩になるのだ。


彼には下宿生と違って通学者ならではの制約はある。
隣の芝生はとかく青く見えるものだ。


やりたいなと思うことをやり始めることができる環境は、人生においてそうそうない。


だから、やりたいと思うことを、まずはやってみるという若者の行動を、筆者は応援したい。


surrealsight.hatenablog.com



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>まっこおばさま(id:makkosan70)
為せば成る、為さねば成らぬ何事も。みたいな感じですね。若者のチャレンジ、ほんと応援したいなって、おもいます✨

>みみこびと(id:mimikobito)さん
ほんとに、一気に大きくなりましたよ。何年やったっけ?が学生でしたから😲
宅建とってマンションさばいてくれるって、なんとも頼もしい。
あ、そろそろうちのタワマンに越してきますか笑

>テイルズ(id:MyStory)さん
可能性はまさに無限大✨昔19も歌っていたような気がします。
一期一会を大切に。これって社会に出てからもずいぶんと大切なことですよね😁

>Mom(id:Newday)さん
自分自身にチャンスを与える。チャンスというだけでワクワクするのは私だけでしょうか🎵
何事もやってみないと始まらない。そういう姿勢を応援したいなって、おもいます👍

>ユウヨ(id:byte0304)部長
何事もレッツチャレンジ!
部長は、はてなスマホ写真部で体現されておられます👮
部長、部員の方の記事をまわるので大変じゃないですか。スマホ写真部の記事を投稿する際に部長のID コールか入部記事の言及をつけるというルールでいけば見落としは減るんじゃないでしょうか。

17文字の、奥深さ

いらっしゃいませ。ご訪問ありがとうございます。
こんにちは、ジローです。
いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!
おかげさまで、筆者はぼちぼちとこのブログを続けられています。


昨日久々に記事を投稿したのですが、
surrealsight.hatenablog.com
何人かの方に、一笑いを頂きました。
ドライヤーの熱に耐えた甲斐があったというもの。

さて、今回は、真面目に日本文学についての教養を。
とは言うものの、りょうさん (id:ryousankunchan)とまっこおばさま(id:makkosan70)に影響されて、なんですけれども。

では、どうぞ。












時は先週末。




先月片付けた桃の節句要員は、のんびりと残業することを許されない。
今日日婚期が、というのは時代にあっていないような気がするが、この風習が風化されることはなさそうだ。
雨の日を外して油紙を巻いてそっと箱に帰ってもらい、皆で屋根裏へと引き上げていただいた。






次は、端午の節句要員。

この要員にはに人はいない。
兜と刀、弓矢という装備が室内に。
黒、赤、青色の魚が室外に。



その、外の魚達。

風がなければ、全くやる気が見られない魚達。
魚なのに、雨に濡れるのを嫌がる魚達。


長袖で作業をすると汗ばむ陽気が差し込んでくる。



鯉をつり 初夏を迎えに 腕まくり




今週は寒が戻り、長袖でも寒いときがあった。
次は新緑の季節。


この寒さで鮮やかな緑が研ぎ澄まされるのかもしれない。




コッチ (id:acchikocchiitiza)師匠、まりさん (id:ymaria53)師匠、17文字の文学は奥が深いです。



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ブクマコメントありがとうございます!
>まっこおばさま(id:makkosan70)
やはりおひなさんはそうですよね💨そそくさと片付けないとというイメージです。元々写真を載せていたので、りょうさんがコメントで教えてくれました。余韻が楽しめるのは小説にも繋がります!

>トビウオギタオ(id:mr_redwing_children)さん
なんと俳句を検討されていたのですね😲
是非また機会を合わせてやってみましょう👍これ、ほんと難しいですね。
腕まくりは思いついて、ちょうど5文字で、これいいやん😁って、なりました!お褒めいただきありがとうございます!