ジローの部屋

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日頃の生活に、何かプラスになることを。

街が夜に、変わるとき

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いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます!
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さて、今回は、街と時間のうつろいの話。

では、どうぞ。







  1. f:id:surrealsight:20210603200225j:plain

海の向こうの人工島に出かけていて、用件が終了し帰ることにする。
時間も遅くなって直帰になり、モノレールのようなポートライナーに乗って3駅分くらいかな、それを歩いてみることにした。


普段は街の方から、人工島の方を眺めているものだったが、こうして反対から見るのもなかなか面白い。
今日はあいにくの曇り空だが、まもなく雨予報。
その隙間の時間を、歩いて帰ることができた。


普段海の匂いを感じることもなく、大きな海上コンテナを見ることも、なかなかない。
きれいな水ではないけれど、大きな港独特の音や雰囲気がある。


多分ブログやってなかったら、間違いなくポートライナーに乗って帰っただろう。
スマホに向かってつぶやきながら帰るなんてことも絶対にしないはずだったが、こういう日常の変化もなかなか面白い。


車で通る風景と、歩いて通る風景は少し様子が違う。
街の中には意外に緑があって、雨で濡れたその緑がみずみずしい色をしている。


大きな人工島にかかった赤い大橋のたもとでは、大きな橋脚柱の前に譜面台を置いた人がいた。
彼は、サックスの練習をしている。
時折、詰まりながらも柔らかな音色を響かせていた。




この街は、神戸。


夕方の影が広がり薄暗くなっていく中、街灯などの街の灯りが点きだし、街は夜へと姿を変えていく。


柔らかなサクソフォンの音色と共に。


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好きとは違った向きの、関係性

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以前は筆者の友人の記事に対してたくさんのコメントやブクマコメントをいただきありがとうございました。
surrealsight.hatenablog.com
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今日は、やんわり「ですます調」で、彼女のことなどについて、したためます。



ここで何度か話していますが、筆者は3対7の男女比の学生生活を送っておりました。

高校までとまったく違う環境。
それにより、筆者は少し人をみるようになったのかもしれません。


全く友人もいなかった学生生活の始まりの入学式で学籍番号が隣だったのが、先日の記事に出てきた彼女だったのです。

その縁で彼女とはちょくちょく話すようになりました。
彼女にはすぐに彼氏ができて、またそれが同じクラスのひとで、正直な話、そいつがうらやましかったところがありましたね。


時間が経つと彼女は彼氏と別れて、また次の彼氏ができてとなっていきますが、なんだかそういう込み入ったところもクラスの飲み会の度に、話を聞かされてました。

そういう関係から、筆者は2回生の後半になるとやたらと飲み会で聞き役になることが増えたのです。
彼女以外にも、ツインタワー編で登場した193
surrealsight.hatenablog.com
や他にも何人かいるんですけど、いろんな話をされました。


皆いろんな悩みを持っているんですけど、だいたい考えがまとまっていなくて、飲み会で話をしてきては、要点を筆者が確認して

それってこういうこと?みたいな話をしたり
ばっさりと切り捨てたり

ということをしていたんですね。


で、多くのひとは納得したり、切り捨てる切り口を喜んだり、自分の考えがまとまったり、していたみたいです。


筆者は193達に、よく

冷めてるなぁ

と言われていましたが、彼女だけは

ジローは冷めてるフリしてるだけ

と言ってました。



その頃、筆者にも付き合っているひとがいて、彼女との関係性は仲のいい異性の友人に落ち着き、まぁ以後そんな感じが続いています。


筆者の心友プリッツ
surrealsight.hatenablog.com
は部活でかぶるもののクラスが違うため、普段の学生生活では時間を共にしていませんでした。


そういう意味で、学生生活における一番の理解者は彼女なのかもしれません。

友人以上の関係で、恋人とかとはちょっとベクトルが違う方向に向いている異性。


彼女からの年賀状は、いつも

「心の友よ~」

という、ドラえもんにでてくるジャイアンの名言が、書かれてあります。


はてさて、こんな関係をもっているひとは、皆さんにもいらっしゃるんでしょうか。


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調子に乗った、ツケ

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さて、今回は、最近の筆者
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からの、話。

では、どうぞ。








朝起きると、東の空がオレンジ色に焼けていた。

今日は洗濯2回の日なので、4時台に起きて予約の洗濯物を出し、2回目を回して、1回目を外に干す。
前日の洗濯物をたたんで片付け、食洗機の食器なども片付ける。


やかんに水を入れて、お湯沸かし、お茶を作って、残りのお湯をマグに入れて、少し冷まして白湯にする。

窓を開けると、ひんやりとした空気が流れてきて、マグから立ち上る白い湯気が心地よい。


朝。
少し先の県道から、早起きしている車が道路を駆っていく音が聞こえてくる。


2回目の洗濯物を干し終わり、出かける準備をして、家の外に出た。


水道の蛇口を、キュキュッとまわしホースに水が流れていくのを確認して、ノズルを持って芝生にシャワーする。


「おはようございます」


背中に声をかけられる。
ふと、振り返るとどなたかは存じないが、少し年上の女性が挨拶をしてくれた。


なんていい、一日の始まりだ。


今日は時間もあるし、駅まで走らなくてもいい。
早起きは、いいことばかりじゃないか。







昼。
調子に乗ったツケがくる。
眠い、とにかく眠い。


土曜日が仕事でほとんど寝られず、日曜日は夜洗い物をしながらふらっとしそうになって、踏ん張っていた。
月曜日も早出だったので、そのツケが昼から来た。

大量のブラックコーヒーが消費されていき、フロアの移動を伴う作業を昼からにまわしていたので、なんとかそれで眠気を乗り切ることができた。


なんで今日はこんなにも眠たいんだろう。
多少はキツいのは仕方ないとして。




筆者の職場は、ビルの9階にある。

朝調子に乗って、非常階段を数えながら自分のフロアまで登って行ったんだった。


階段の数は合計で207段。
眠気に拍車をかけたのは、これだった。



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らしさって、かえるもの? 後編

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さて、今回は、前回の後編となります。
ご期待されておられる方もいらっしゃったのですが、どうかハードルは低め設定でお願いいたします🙇
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では、後編をどうぞ。








彼女は、仕事は仕事として頑張っているため聞く限りではしっかりとした結果が出ていた。

子供からの信頼、保護者からの評判、同僚や後輩からの期待。

そういうものを背負って、一生懸命にそれらの期待に応えようとする姿は、教師としてのプロ意識そのもので、その意識の高さに仕事は違えど、筆者はとても尊敬していた。



ある時彼女は、結構自分のところに仕事が舞い込んできていることに、気がついた。

とある人は、

○○先生は優秀だから、私にはできない

と言って、仕事を振ってくる。


彼女は当然ながらは謙遜するが、自分がまだ若手だということもあり、無下には断れない。

そういうことが時々あると、いろんな人に良いような顔をしているように見られ、それが余計に疲れるらしかった。


ある時は、後輩の新人教師に慕われて、いろいろ質問に答えながら相談に乗っていたりすると、それをまた面白おかしく影で言われていたそうで

なんだかやりにくい
あんまりでしゃばらない方がいいのかな

と、漏らしていた。



学生時代の彼女は、言いたいことはズバッという性格(もちろん空気を読んだ上で、だが)。
そして、色々と考えながら物事を見ているので、「気づき」が多く、それはそのまま面倒見の良さにつながっていた。
また彼女には、持ち前の明るさがあり、人を惹きつける「声」も持っていた。



電話越しで聞き、みえてくる彼女の姿は、なんだかとても窮屈だ。
そして、その「声」も同じようになんだか陰りが見える。



彼女のいる職場の世界が、広いのか狭いのかは筆者には正直わからない。
人数が少ない職場はもっとあるだろうし、人が多いことが社会として広い世界を持った職場なのかというと、それは違うように思う。
だいいち、筆者は転職したことはなく自分の職場しか知らない。


話を聞く限り、彼女の職場にはそこそこの人数の先生がおり、子どもの数も各学年四クラスぐらいはありそうな感じだった。


ただ、こういう話は、筆者の職場にも当然ある。
人が増えれば増えるほど、職場の中には色んな考えが混ざっていき、出来る人に対する反応は違ってくる。




『器用ではあっても、便利な人間になってはいけない』



筆者はこれを、社会人3年目ぐらいにとある上司から教わった。


人の期待に応えていると、いいことをしているかのように思う。でもそれによって、しなければならない自分の仕事が、全然進まないのは本末転倒だ。

だからそれは、自分がやるべき仕事なのかどうかを見極めて、「断る勇気」を持たなければならない。


そんなことを言われたと、伝聞で話した。

彼女は、へぇ、という相づちを打っていた。

彼女との連絡は間隔が広がっていった。





しかし、またちょくちょくと連絡がくるようになる。


筆者には、会話をしている限り、電話越しの向こうの彼女の姿は学生の頃の姿をそのままだ。

ただお互いに、少しずつ歳を重ね、職場における社会人としての責任はどんどんと大きくなっていく。


彼女には、やはり職場での悩みが尽きないようで、人間関係のところで、彼女なりに神経をすり減らしているようだった。


こういう風にやりたいというものがあるけれど、周りの目からすることができない。
こうしたいけれど、後でなんて思われるか分からないので、躊躇してしまう。

楽しいと思っていたはずの仕事が、自分の中で天職だと思っていた仕事が、ちょっと違っていたみたいで、結構しんどい。


相変わらず、子供や親からのウケは良さそうだが、そんな話が、ちょくちょく聞こえるようになってきた。

だから筆者は


なんだかもったいないな
色々と気付くことができたり、誰に対しても明るく振る舞えたり、困ってる同僚や後輩をほっとけないのが、○○の良さなのに。
端から見てても、天職なんじゃないかっておもうけど。
そんなに周りを気にせな、あかんの。

ありのままでいいんじゃないの。


と答えた、ようだった。





彼女は、結婚して子宝にも恵まれ、しばらく仕事を休み、また職場復帰した。

復帰した頃は、色々と仕事の勘が鈍っており慌てる事もあったようだが、仕事と家庭を両立させようと奮闘しており、相変わらずその姿には尊敬する。


30代も半ばになり、ブランクがあるけれども、端から見れば脂の乗ったベテランの域にさしかかろうとする世代。学年主任や教科主任、生徒指導などの仕事が彼女に降りかかってくる。

彼女はそれを、ひとつひとつこなしていき、どんどんと力をつけていってるように、筆者には電話越しにみえた。



昨年度、復帰して久しぶりに6年生の担任となり、思いを込めて創ってきた彼女のクラスは、コロナ下においても万感の卒業式を迎えたらしい。

そして、その感動の余韻がまだ冷めやらぬうちに、次の難題が降りかかってきたようだった。



誰もが手をつけたくない、1年以上学級崩壊している5年生。
この、新6年生のクラスの担任に彼女は指名されたようだった。



6年生は、やはり何かと仕事が多くしんどいようだ。おまけに、4年生から崩壊していたそのクラスを、その1年でなんとか立て直そうとしていたようだったが、その年はうまくいかなかったようだった。



6年生。
もう、次の学年はなく、学校としても背水の陣。
しかし、人的余裕がないため、複数担任制にできるわけでもない。
いわば、援護射撃なしで戦場に乗り込んでいくようなものだが、筆者は彼女ならクラスを立て直すんじゃないかと勝手な予想をしていた。


だから、少しの愚痴と弱音を吐いている彼女に対し、筆者は

らしくやったら、大丈夫なんじゃないの

という話をしていた。




先日その彼女に様子を聞いてみた。
すると、1年以上学級崩壊だったのがまるで嘘だったかのように普通の学校生活を送れていると。
彼女の話を聞いていると、昨年一つ上の学年からその様子を見ていて思うところがあり、その問題点に対する対応をいくつか想定し、作戦を練ったようだった。

そして、自分らしく振る舞い、手に負えない問題だった児童が落ち着いていき、家庭訪問で訪れた保護者から

○○先生でよかった

という声をたくさんもらったようだった。

筆者は、さすがやな、と感心する。


そして、この話の冒頭につながっていく。



ウチはジローに話をしていてさ、救われたことがあったんよ。

は、何の話?

こういうことがあったやん、まぁ本人は憶えてないかもな。

そんなことあったか。わからんな。





最近思い出せそうで思い出せないことが多い。
特に、人の名前。
クロスワードでもやって、頭の体操をしようかな。



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らしさって、かえるもの? 前編

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また昨日の記事では、たくさんの温かい言葉をいただきました。本当にありがとうございました。
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さて、今回は、自分らしさ、の話。
このお話にはまた、学生時代の友人が登場します。
このテーマに関する、別の友人の話はこちら↓
だいぶ前の記事なので、まだ書きぶりが粗いです😅
surrealsight.hatenablog.com

なお、今回も前編、後編となります。

では、どうぞ。







ウチはジローに話をしていてさ、救われたことがあったんよ。

は、何の話?

こういうことがあったやん、まぁ本人は憶えてないかもな。

そんなことあったか。わからんな。



電話の向こうで、一人で納得している通話相手。
たまにかかってくる九州からの便りは、聞いてて気分が晴れていくような声の持ち主。





社会人として、まだ経験が浅かった頃。

彼女は、八方美人といわれていたようだった。


もともと細かいことに気が利く性格で、気が付くと持ち前の優しさで声をかけてしまうため、捉えようによっては、そのようになってしまう。



小学校の教員という職業。
気配りが出来るということは1つの能力で、仕事を進めていくためには必要なスキル。

まわりにはその能力が少なかったり、外的な要因で発揮できなかったりして、心療内科の診断書を提出し、休んでしまうひともいる。
筆者の友人にも思い悩んでしまってリスカしたひとがいた。


教員についた友人達は皆、責任感の強いひとばかりだった。
学校という、子どもの目とその奥にある保護者の目、そして同僚のからの目に彼女は応えようとしていた。

ともすれば孤立無援になりがちななか、同業に就かなかった筆者に、彼女は時々連絡してくる。
外部に情報が漏れるおそれが全くないため、彼女は

こういうので、つかれてしまうんよね

と漏らす。


彼女は地元に帰り、ずいぶんと話している言葉の中に、九州の地の言葉がよく出るようになってきていて、それだけストレートな思いが伝わってきていた。


最初の赴任校から、次の学校へ移動し、新人ではなくなった彼女の元には様々な仕事が舞い込んできていた。
それを話を聞く限りでは、テキパキとこなしている。

しかしながら、周りの目が少し冷ややかにも感じていて、そこのところの関係性を思い悩んでいるようだった。


よくある言葉は


ウチらしさって、なんやろうね
仕事だから頑張るけどさ、なんか違うみたいな感じもあるけん、わからんくなるのよ



自分らしさ、か。
そうやな。




後編へ続く。



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誰かになにか、ひびくもの

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さて、二日連続に渡っての、冷凍みかんにお付き合い下さいましてありがとうございました。
surrealsight.hatenablog.com
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冷凍みかんひとつで、話がどんどん進んでしまいましたが、もちろんフィクションではなく、リアルな話で、遠い記憶から一気に色がついて流れ出したものでした。

今日は、書き続けているこのブログのことについて、少し。




筆者のこのブログは、基本的に絵や色がなく、文字ばかりで写真はたまにしか出てきません。
五月雨のごとく、増えてきた記事ですが、ほんと申し訳ないくらい、飾り気がないものです。


でも最近は、あえて、文章だけで特徴をだせるかな、って思っています。


何か巧い文章を書きたいのではなく、
誉められるような文章を書きたいわけでもありません。


筆者が書きたいものは、読んで下さる方に

なにかひびけばいいな

というもの。


それが、筆者が見ている日常であったり、過去の出来事であったり、短編小説であったりなんかを通して、その文章の裏にあるものが、誰かに伝わるか、どうか。


やめようと思えばすぐにやめることが、物理的に出来るこの世界。


だからこそ、楽しんで続けながら、なにかひびけばいいな、というものをこれからも書いていきたいと思います。

皆様、いつも本当にありがとうございます🙇
そして、またお時間があるときにお立ち寄り下さいませ。


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面白い戦いは、繰り返される 後編

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さて、今回は、昨日の記事の後編になります。
昨日の記事はこちら↓
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では、後編をどうぞ。






あの給食の出来事から、クラスメートたちは転校生との距離を縮め、大して日本語ができなくてもなんとか意思疎通を図ろうとして話しかけるようになってきた。


彼は彼で、必死に日本語を勉強して友達と話そうとする。
テレビで覚えた言葉、ドッジボールで使う言葉、関西弁の感情を表す言葉…。

筆者らは筆者らで、ポルトガル語の勉強をしたり学活の時間にブラジルの事を皆で調べて発表したりする。




新しい友達とは、仲良くなればなるほど楽しい時間が増えてくる。
そして、日が経てば経つほど、彼の転校が期間限定であったことを、意識せざるを得ない。



小学生の夏休みと言えば、それはもう待ちに待ったもので、夏休みへの突入は両手を上げて迎え入れられる。


ところがその年の夏休みは、なんだか来て欲しくない夏休みで、特に7月に入ってからは毎年とは違う雰囲気が教室の中に漂っていた。


終業式の日が近づいてき、クラスメイトが転校生のお別れ会をしようと、担任の先生に相談する。
担任の先生もこれを快く受け入れ、とある日の給食前の4時間目の1時間をお別れ会に当ててくれた。


お別れ会はとても楽しかった。
ゲームがいくつか考えられていて、全員で楽しんだ。
そして転校生の彼には内緒で作っていた寄せ書きを最後に渡して、終業式まであと数日はあるけれども、彼はそこで別れの挨拶をした。


相変わらずたどたどしい日本語だけれども、元々があまり話せないからなのか、あるいは別の意味があるからなのか、彼は時々詰まりながら、感謝の言葉を繋いでいった。


彼は、

学校で友達ができるか不安だったこと、
友達ができて学校に行くのが楽しくなったこと、
みんなと休み時間に遊んだり、一緒に勉強したり、給食を食べたりすることがとても楽しかったこと、

などを話していた。


教室の中は、彼の声と、誰かの鼻をすする音だけが響いている。
その時誰かが、

日本に帰ってきたらまた一緒に遊ぼうよ

と声を出した。
すると、次々にクラスメートは声を上げて、また帰ってこいよと言う。


筆者らも、転校生の彼も、おそらくもう、次に会うことがないということは、子供ながらに薄々は分かっている。
でも、だからといって、じゃあな、と言って終わりたくなかったんだと思う。


彼は精一杯の笑顔を作って、

うん、またね

と答えていた。




いつのまにか4時間目の時間が終わっていた。
先生が給食の時間です、と仕切り直し、慌てて給食当番が、白色の割烹着に身を包み、給食を取りに行って配膳する。


その日のメニューは覚えていない。
ただ、デザートには『冷凍みかん』があった。


そして、やはり、冷凍みかんの対決が行われることになる。



筆者 対 転校生。



教室の中は、さっきまでのしんみりとした空気と打って変わり、いつも通りのバカみたいな盛り上がりを見せていた。


審判を名乗り出る者がいて、筆者と転校生は教室の真ん中で机を向かい合わせ、冷凍みかんの皮をむき、位置に着く。


さっきまでの喧騒が、だんだんと落ち着いてき、教室の中は審判を名乗り出た、お調子者の男子の声だけが聞こえるようになった。


よーい、スタート


勢いよく振り下ろした手と共に、合図が切られた。

勢いよく口の中に、二人はシャリシャリの冷凍みかんを放り込む。


冷凍みかんは凍っているため、やはり、冷たい。


口を押さえて悶絶する、二人。
なんとか咀嚼しようと、試みる、二人。

そんな二人を見て、クラス全員が大爆笑する。


二人とも冷たさに耐えているせいか、涙を流しながら、ウーウーと声無き声を出しながら、二人で目を合わせて少し笑いながら、必死にみかんを食べ切った。





その勝負は、引き分けだった。








夏休みが明けて、しばらく経った頃、地球の反対から一通の手紙が来た。

表の文面は、アルファベットで何か書かれてあって、小学生だった筆者らは、何て書いてあるのかがよく分からない。

中身を先生が披露し、読み上げる。
そこには、ブラジルで頑張っていることと、日本の学校で楽しかった思い出や、感謝が彼なりの言葉で、たどたどしい字で書いてあったようだった。


皆その文面を聴きながら、転校生を思い出し、笑ったり、野次ったりしている。
彼との思い出は、皆色褪せていない。





そして手紙の最後には、こう書いてあった。


「やっぱりみかんは、冷たかった。」





後編、終わり。



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面白い戦いは、繰り返される 前編

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さて、今回は、ブロ友さんのゆかちん (id:toyamayama)さんが書かれていた『小学校の給食』で思い出した話。

ゆかちんさんのお話はこちら↓
www.toyamayama.com

おかげさまで、ちょっと懐かしい話を思い出すことが出来ました。
なお、このお話は、前編後編の2話もの、になります。

では、前編をどうぞ。





その転校生は、ブラジルからやってきた。
彼の名前は、今でも憶えている。


彼はお父さんの仕事の都合で、ブラジルに長いこと住んでいて、少しの間だけ日本に帰ってき、確か2ヶ月ほどしてまたブラジルに帰っていった。
なぜ帰ってきたのかは、憶えていない。


当時筆者は小学三年生。


彼は、全校集会で紹介され、筆者のクラスにやってきた。


始めに自己紹介をするが、彼の日本語はたどたどしく、おぼつかない。
短い文章は話すことができるが、長い会話は難しいようだった。
それでも、時折見せる笑顔が、とても眩しく、人懐っこい印象をもたせることができていた。


彼は、授業を一緒に受けるが、彼には日本語がまだ難しく、眉間にしわを寄せた表情をしている。
業間の休み時間にクラスの数人が彼を誘って外で遊ぼうとしたが、なかなかうまくコミュニケーションが取れなかったようだった。


担任の先生も間を取り持つと気を揉んでおり、その気持ちが皆に伝わっているからこそ、色々と話しかけて友達になろうとするがなかなかうまくいかない。

彼は彼で、そういった周りの様子に答えようと笑顔を作っているが、日本語が分からないところが多く、ちょっと困っていた。



彼がやってきたのは、ちょうど梅雨の時期だったように思う。
夏休みが始まる7月に別れ会をしたような記憶があるから。



暑い時期に、筆者の学校では給食で、「冷凍みかん」が出ていた。
普通のみかんを、ただまるまる凍らしただけの、「冷凍みかん」。


その暑い時期にこのデザートが皆とても嬉しくて、欠席者が出ると、早飯をし終えた男子達が集まり、争奪戦を繰り広げるために、大じゃんけん大会が開かれるほどだった。


その頃筆者達は、給食のコッペパンを何口で食べられるか、というしょうもない戦いを友人と繰り広げており、その勢いで冷凍みかんを何口で食べられるかという勝負を、やはり友人と繰り広げていた。

彼が転校してきた時期は、まさにそのしょうもない戦いに熱意を注ぎ込んで、給食を食べていた頃だった。



給食の時間になった。

その日、給食にはデザートに「冷凍みかん」があった。
そのため、筆者はいつも通り、冷凍みかんを最後に残し、テーブルを同じく並べている仲の良いクラスメイトと、一対一での対決をすることになった。


冷凍みかんの中身は、凍っているためシャリシャリだ。
つまり、めちゃくちゃ冷たい。


対戦成績で劣っていた筆者は、勝つにはこれを一口で食べるしかなかった。


周りが自然と注目し、筆者は対戦相手との真剣勝負に挑む。
冷凍みかんの皮をむき、1/2に割ってしまうところ、その日は割ることなくそのままにして、位置に着いた。
反対側の机の向こうで、筆者の様子を汲み取った対戦相手も、冷凍みかん割ることはなかった。


公正を期すため、審判を名乗り出るクラスメイトが出てくる。
そして周りが息を飲んで、審判が

「よーい、スタート」

と言って、振り上げた手を勢いよく振り下ろした。



2人のファイターは勢いよく冷凍みかんを口の中に放り込む。
それを吹き出すことなく、早く食べきれば勝ちだった。


何度も言うが、冷凍みかんは凍っているためシャーベットのようだ。
だから、口の中がキンキンになる。


二人とも立ち上がって、悶絶しながらなんとか冷凍みかんを咀嚼しようとするが、何せ冷たくて食べるのがなかなか困難だ。


固唾を飲んで見つめていたクラスメイト達が、二人の様子を見て大爆笑する。
筆者は若干涙を流しながら、冷凍みかんを食べきり、この勝負に勝つことができた。
筆者は周りから勝利を称えられた。



面白い戦いは、繰り返される。



第2試合が行われることになり、審判が挑戦者を募った。
クラスのお調子者が名乗り出て、もう一人立ち上がった人がいた。


それが転校してきた彼だった。
この異様な盛り上がりの中、二人は向かい合って座り、冷凍みかんの皮をむいて、位置に着く。
そしてまた審判が、手を振り上げてから勢いよく合図の言葉を発して、試合が始まった。



当たり前の話だが冷凍みかんは、誰が食べても、冷たい。



やはり二人とも、悶絶しながら必死に両手で口を押さえて、食べきろうとしている。
その試合は、大爆笑の渦の中、転校生が勝利した。


ガッツポーズをする、転校生。
周りに人の輪が出来て、ハイタッチしたり、握手したり。
筆者はがっちりと彼と握手した。
言葉がうまく伝わらなくても、この給食の時間で筆者らは皆友達になることができた。


ほんとにしょうもないことを一生懸命やっていた、あの頃。
言葉がうまくつたわらなくても、友達になれると分かったあの頃、だった。


後編へ続く。


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先客に、目が合ったなら

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さて、今回は、ゴミネットの先客、の話。


では、どうぞ。









いろんな方の記事で出てくるgoogle レンズ

お恥ずかしい話ですが、筆者はこれがアプリというのを全然知らなかったんですよね。
そのため、いろんな植物や鳥などの動物の名前が、いろんな方の記事に写真とともにアップされているので、



なんて物知りの人が多い世界なんや(゜Д゜)



と思っていたんです。



そしてふとした時に、それ思い出してGoogle さんに聞いて(検索して)みるとなんとカメラで撮ったものをGoogle さんが検索して何かを識別してくれるというアプリだったと知ったのです。


筆者は



これ考えた人天才やん



と驚きました。


ただその時は、調べてみたい対象がなくて💦




そして今日、早朝にゴミ出しに行くとコミネットのところに『先客』がいました。
カラス対策のため、筆者は横着することなくゴミネットを広げ、所定の位置にゴミを置いてネットをかぶせます。


ゴミネットの所にいた先客は、ネットの端に絡まりそうなので、筆者は先に彼を救出しました。
手の上に乗った先客は、ひんやりとした体温を感じさせています。
そして首から上を少し持ち上げて、こちらを見つめてきました。
その状況を、筆者はパシャリとキリトッタのです。


そのキリトリを、Google レンズで聞いてみました。
やっと使えたGoogleレンズ。

先客の正体は「ニホンヤモリ
目があったので、軽く挨拶をし、安全な場所へ移動してもらいました。


これ、写真を撮るのが面白くなりそう。
朝から、ちょっと楽しくなった、そんな一コマでした。

f:id:surrealsight:20210526183522j:plain



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ご破算に、願いましては

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さて今回は、久々に焦った、話。

では、どうぞ。






まず、ここ2日間は、プリッツの論文に対する沢山のスターやコメントをありがとうございました。
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筆者はこの度、記事作成に当たって久々にキーボード打ちをし、ノートにまとめながら、必死に頭を使って記事をまとめ上げました。
書くと言ったものの、けっこうなボリュームになりそうだったのと、そこからポイントを絞って伝えられるか、ということと。
そして、二時間位で終わらせたかったので、久々に仕事よりも頭使った気がします😅


それだけに、ほぼほぼ出来上がったときはけっこうな満足感がありました。
しかし、そうは問屋が卸さない。





バックアップを取ったつもりが取れておらず、そのまま違うページにブラウザを進めてしまったのです(||゜Д゜)

データは一瞬で消えました。





マジで!?





久々に焦りました。
大事なモノをなくしてしまったかのように焦りました。
慌てすぎて、座ってるのに無駄に立ち上がろうとしてしまった位です。


後編の記事、ノートにまとめながらやってたんで、作成に二時間越えだったんですよね。
雨宮編書いているとき並です。
普段の記事なら、早いときは20分位で出来上がるのに。


さすがに筆者もこの状況にかなり焦り、戻るボタンやブラウザの履歴などを探しまくり、その結果、なんとか見つけて事なきを得ました(*_*;


もう1回かけと言われれば(誰も言わない)、ちょっと無理だった内容だっただけに、久々に仕事以上に焦ってしまいました😥
途中に下書き保存をしないといけないなと、改めて感じた次第です。


これまで、いい調子で書いてきた記事はそのまま一気にどんどんタイピングが進んでいくため、下書き保存せずに書き上げてしまうことがよくありました。

そして、その勢いで記事をアップしていくような流れになっていたので、データが消えるという心配もなく、事なきを得ていたように思います。


ここ最近は音声認識のアプリを使って記事を書いている関係で、最後に作り上げた下書きのコピーをすればよく、それをはてなブログの記事を書く欄に貼り付け、最終微調整をしていたので、そもそもの記事元データはアプリに残っています。

しかし昨日は、記事を打ち込んでいきながら、頻繁に別のファイルを開いてデータの確認などをやっていたため、誤って下書き保存せずに別のページへとブラウザを進めてしまったのでした。


鉄は熱いうちに打て。


やる気が減退した中では、なかなかまとめ作業の入る記事は書けません。


仕事でもそうですが転ばぬ先の杖的に、ちゃんとバックアップ取りながらやっていこうと反省した、そんな日、でした。

え、今日ですか?
今日はちゃんと保存しながら書きましたよ。
皆様お気をつけ下さいませ🙇



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【プリッツ編】彼の視点が、教えてくれたもの 後編

いらっしゃいませ。ご訪問ありがとうございます。
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おかげさまで、筆者はぼちぼちとこのブログを続けられています。


さて、今回は、前回記事の続きとなります。
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なお、今回の記事は、プリッツに筆者が論文引用の協力要請をしたところ、快諾をもらい、彼の論文を筆者なりに紐解いて、この記事に引用するため、概略化や構成順序を変更している点があることを予めお伝えいたします。

さらに、スマホへの打ち込みのため、構成が見にくいですが、そこはご容赦下さいませ。

では、どうぞ。






プリッツの研究は、ケガをしたスポーツ選手が、そのショックからどのように立ち直り、その後どのように自分を取り戻すのかという、心理的危機の乗り越え方の経過について、予め設定した分類に振り分けて考察を進めていた。


彼が用いた分類は5種類。

  • 積極的模索型
  • 消極的模索型
  • 危機回避型
  • 未決継続型
  • 平穏型


そして被験者は同じチームの学生だった。
彼は、この被験者からインタヴュー形式で聞き取りを行い、そこから個別の要素を検討して分類を進めていた。


また、彼が行った研究は、調査対象となるサンプル数が少ないため、その結果から一般化することは難しいとの認識を持っていることを、申し添えたい。
さらに、筆者は昨日の記事で対象が7名と記載していたが、正確には8名だったので訂正します。


彼が調査した対象のケガと分類結果については以下の通り。

対象A 積極的模索型 足首骨折
対象B 消極的模索型 足首靱帯損傷
対象C 消極的模索型 膝内即靱帯損傷
対象D 積極的模索型 肩習慣性脱臼
対象E 危機回避型  足首骨折
対象F 平穏型    ヘルニア
対象G 積極的模索型 膝外側半月板損傷
対象H 危機回避型  肩鎖関節脱臼


これだけ並べても、重傷のケガのバーゲンセールのようだが、それぞれの治療期間は約3ヶ月程度から約1年程度とちょっとやそっとのケガではなく、過去にプレーしていた当時はスタメンでの活躍していたという前提がある。
ただし、負傷した時期などの詳細は敢えてここでは省略しようと思う。

そして、この調査では未決継続型の分類に該当する対象者はいなかったとのこと。


では、それぞれが危機(ケガ)についてどのように対応していたかについて、類型別にかいつまんで説明すると

○ 積極的模索型
  基本的に、ケガによって鬱状態等になったものの、その状況から立ち直りケガへの
 対処行動をとっている。
  具体的には
    手術が決まったことで、試合に間に合うと思ってやる気が出てきた
    皆が試合に出て頑張っているのを見て、自分も頑張ろうと思った
    医者から見とおしを言われて、最終戦に間に合うと思った
 など。
  ケガについて、否定的には捉えておらず、自身の成長につながったなど、肯定的に
 捉えていた。

○ 消極的模索型
  ケガへの対応を一応しているものの、
    目指していた最終戦がチームが負けてしまってなくなり、治す意味がなくなっ
   た
    他の部員がやめることになり、自分のケガがそれに比べると小さいものに思え
   た
 といった外的な要因によってケガへの対応の必要性を感じなくなり、その後積極的
 な対応がみられなかった。
  また、
    ケガのことを思い出したくない
 といったケガを否定的にとられている一面が見られた。

○ 危機回避型
  この類型については
    ケガのことを考えないようにする
    練習をサボる
    少しの期間休みをもらう
 という行動にでており、ケガへの顕著な対応は見られない。
  しかし
    1ヶ月協議と離れリフレッシュできた
    逃げるばかりではダメだと思った
 といった内省も見られた。

○ 未決継続型
  対象者なし

○ 平穏型
  この類型では、自身のけがについて特に大きな危機として捉えておらず
    またリハビリしないといけないな
 といったような具合で、淡々とケガについて対応していた。

だった。

 さらにプリッツは、これらの分類化を進めることと並行して、それぞれの対象者から
危機解決に影響を与えた要因についてとりまとめ、それを3つの要素でまとめている。

 ① チームメイト
   要素として一番事例が多かったのはチームメイトの存在
     部を辞めることになっても変わらず付き合ってくれた
     入院中も手紙や現状報告に来てくれ、必要とされていることがわかった
  などにより、影響を受け積極的な行動をとるようになっていた。
   ただ、それらが全て良い方向に向くわけではないが、事例としては多く半数を占
  めていた。
 ② 状況の変化
   おかれた状況が変化することで積極的な対応をしていく事例が確認できた。
   具体的には
     1ヶ月休みをもらって、心身ともにリフレッシュできた
     医者から見とおしを聞いて、間に合うんじゃないかと考えた
  といったもので、対象者本人の行動ではなく、外的要因等により取り巻く状況に変
  化があり、それによって解決方向へ向かっている
 ③ 競技への思い
   上記2点以外には、この要素が確認できている。
     練習ができない期間に試合のビデオを見ていた
     皆がやっている姿を見て、また自分もやりたいと強く思った
  といったものだった。   
 
 つまり、これらの大きなケガ(危機)に対する、プリッツの見解は
     ① 周りの人間関係(支え) 
     ② 環境の変化させる
     ③ またやりたいという気持ち
が、影響を与えるものであり、これらを踏まえてサポートしていく必要があるのではないか、ということだと筆者は解釈していた。



 ここから、プリッツの論文をもとに彼の状況を当てはめてみると
     ① 家族、部員の支えが継続的にあったこと
     ② 地元へ転院し、環境が変化したこと
     ③ またラグビーに関わりたいという気持ちから、プレーヤーでもマネー
      ジャーでもない自分なりの立ち位置を見出したこと
と、これらの要素が補完されていて、筆者はなるほどと思った。

 確かに、これだけをもって、一般化することは難しいし、分類の仕方も多様にあるように思う。
 しかし、これは子どもの問題にも応用ができるように思うし、大人の問題でもアプローチ方法の変更など、使えるネタがあるかもしれない。

 相当量の文字数を、概略化し読者の方への参考となればと置き換えて表現しているものもあるが、彼の論文の主旨と、筆者の論文に対する見解は以上のとおり。



 皆様、ながながとお付き合い下さりありがとうございました🙇

 また、プリッツさん。今回は協力ありがとうございました。解釈が違うところがあれば、すみません。
 この内容を学生時代に書き上げたあなたを、尊敬しています。

        


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【プリッツ編】彼の視点が、教えてくれたもの 前編

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さて、今回は、久しぶりにプリッツ編です。

プリッツは筆者の学生時代の心友で、彼についての記事はこちらから↓
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今回は前編、後編の、前編となります。
では、どうぞ。




筆者の大学の友人であるプリッツは心理学系のコースに進んでいた。
筆者の大学は教育系の大学で、卒業時には論文を提出し、クリアすれば卒業となる。

 

プリッツはこの時、自身の怪我の経験から、怪我からの克服状況について、確かそれを心理学的に解析し調査をまとめて論文を書いていた。

 

プリッツの調査の被験者は、彼が所属していたラグビー部。
4回生の時に論文を書こうと言う夏の時期には、在籍している部員の誰かしかがそれなりの怪我を経験していて、筆者ももそのうちの一人だった。

 

確か、彼は被験者を7人ほど選択し、それぞれの行動と心理的パターンパターンを分析していた。

 

ある人は、膝の前十字靭帯断裂。
ある人は、右の足首複雑骨折。
ある人は、慢性的肩の脱臼、など。

 

怪我の種類としては、首の脱臼骨折をしたプリッツが一番ひどかったが、他の面々も怪我の治療期間がひどい場合約1年かかったりと、なかなかのけがを持っていた。
そういう意味で、ラグビー部は被験者に豊富な人材がそろっていたように思う。
そのためそれぞれが長期間のリハビリ期間を持っていたり、あるいはその怪我が元で競技を離れてしまったり。

 

それぞれが怪我を経験することで、様々なタイミングで現実の喪失感や絶望感を感じており、これをどのように受け入れて、そしてその怪我についてどのように対応していくかが、彼の研究だった。

 

プリッツはこの研究を通して、大きな衝撃を受けた時の立ち直り方について、それを教育にフィードバックさせたかったようだった。

 

筆者の大学は基本、小学校教員養成課程が必修であったことから、小学生にとってこのような経験はある意味酷すぎるかもしれない。

 

しかし、けがじゃないにしろ、現実の喪失感を感じてしまうようなことは、確かにある。
親の離婚、兄弟の事故死、病気、引越、彼、彼女らが感じる大きな失敗…。
ひどいときは、彼らはその喪失感で、自死すら選んでしまう。

 

そういう風に考えれば、まだケガの方がましなのかも知れない。

 

後編へ続く。

 


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【番外編】生活リズムの、良さ

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さて、今回は、最近の筆者の現況、の話。

では、どうぞ。







仕事が変わって、早2ヶ月。
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変わった当初は、朝が早くなるのでどうなることかと思っていたが、いざその生活が始まってみると少しずつ慣れてきて、以前よりも1時間ぐらい早く起きられるようになってきた。


そうすると、睡眠時間が変わってきて、夜だらだらしていたところ、なんとか立て直そうとして、徐々にそこにも慣れてきている。


これまで筆書は、職場での人付き合いでけっこう気を揉んでいてすり減り、夜遅い時間帯に風呂に入り、湯船に浸かると時々寝てしまって2時間近くたっていた(お湯の量はかなり少ない)ということが度々あり、

『ちょっとこれは本気でやばい(溺れるのもシャレにならん(||゜Д゜))』

と思い出して、ちょうどそういったダラッとしたものを、新しい仕事に適応していく中で、見直すことができつつある。


人間関係は異動したことで改善し、一気にストレスフリーになった。
それで、2作目の短編にも意欲を持つことができ、違う短編も書いてみようかという気にもなった。
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朝型への生活をこれをもう少し早めにして、朝の時間をだいぶ確保できるようになれば、もっとやりたいことをやるための時間が作れることになってくる。



新しいデスクの仕事は、現場からの問い合わせが多く、自分がその根拠を知らなかったり、他に経験だけでやってきたところなんかを、ちゃんと根拠を調べて回答したりするため、とても勉強になっている。


確かに、なかなか現場で仕事ができないことは、今までの流れからするとストレスにはなるが、これはこれで新しい知識はついていき、自分のやってきたことの根拠立てもできるようになるため、なかなか面白いなと思ってきた。


生活のリズムがいいと、ブログの記事作成も進んでいく。最近は珍しく、毎日投稿ができている。
次の目標は、ある程度記事も書きながら、書きたい小説を進めていくこと。


新しいアプリも使いながら、書きたいことの考えをまとめることに少しずつ、時短できるようになってきた。
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今年は、5月に自分の中で5月病になる気配がない。


これ、いいんじゃないかな。




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回転と、良さを見つけること

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さて、今回は、飲食店に行ったときに、考えること。


では、どうぞ。






飲食店に行くと、気になることがある。
その1つは、店の回転状況。


例えば昼の時間。
そこのお店には満員で10人の人が入るスペースがあるとする。


メニュー価格の平均からして一人当たりの客単価は約1000円。
客一人当たりの平均滞在時間は約30分。
これで昼の時間に何回転、回せるか。


作るのにこれくらいの時間がかかる。
メニューの種類が多ければ、選ぶ方が楽しめるかもしれないが作る方は作業が煩雑になっていく。


このメニューだったら、単価はどれぐらいで、売り上げはどれぐらい上がるんだろうか。
2回転で昼だけで、定休日を考えてざっと月何十万。
店のスタッフが厨房とホールで何人。
だから人件費でこれぐらい。

全く根拠もなく、店の人にインタビューするわけでもない。
しかし、この適当な試算が黒字になりそうだなという店だと、何かその店には工夫がされていることが分かる。

店の外に食券機がある。
店員の導線が入り乱れていない。
作る作業が簡略化されている。
客の動線も一方通行。
など。

なるほど、だから回転がいいのか、と。


回転をあえて意識していない店もある。
手作り感、ボリューム、クオリティ…。


それはそれで、いいなと思う。


その店のメニューが美味しいこともそうだが、筆者は食べながら、何気に店の中の様子を見てしまうので、その店の特徴を探しながらそんなことを考えながら、食事する。


一度部下と昼の食事に行った時に、そこのお店は、回転がよかったので、「この店、回転いいな」と話したところ、キョトンとされ、また妄想に走ってしまっていたことを後悔した。


ブログを書いててわかってきたが、どうも筆者は観察が趣味のようになってきている。
いや、なってきているんじゃなくて、なっている。


筆者は全く飲食業をやっているわけでもなく、やりたいわけでもなく、ただの会社勤め。
別にノウハウを持っているわけでもない。


でも何か、こういうこと考えてやってんのかな、というところが見つかると、「おぉ、スゴイ」と勝手に一人で感心してしまう。


最後に作ってもらったお礼として、お勘定してから「ごちそうさまでした」を伝える。


すると、いいなと思ったり、すごいなと思った店は、だいたいと言っていいほど、「ありがとうございました!」と一緒に、気持ちのいい笑顔が添えてあるものだ。


終わりよければすべてよし。
また来たいな、と思ってしまう。

ただ、たまにこんな店↓もあって例外なんだけど、これはこれで味があっていい。
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飄々とした、猫

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さて、今回は、帰り道で出会う、猫の話。

では、どうぞ。







筆者は一人の時、猫がいると立ち止まって声に出さずに話しかけてしまう。
大体は、プイッとされて会話にならないのだが、時々目があってそのまま会話が続く猫がいる。



仕事からの帰り道、駅から住宅街の中を通って帰って行くと、ときどき黒猫に出会った。



彼か彼女かは分からないが(一応彼として話を進める)彼は少し痩せた体に、短い尻尾がありそれが少し曲がっている。

種類はよくわからない。
たぶん雑種だろう。



道で出会うと、お互いが立ち止まる。
そして、目が合って「よぅ、元気かい」と話してみる。
彼は無言でこちらを見極める。
そして、時々口を開き「ニャア」と話す。

会話はいつもそれだけで、彼はそこから、とっとっとっとっ、と軽やかな足取りで、誰かの家の敷地に入っていく。



黒猫が不吉なものであったり、忌み嫌われるものということを筆者は小さい頃、大人に教わったように思う。なぜなのかはよくわからないけど。

黒という色がイメージするもの、それは昔の世界であれば黒魔法、魔女といった類で、夜の闇から連想される想像の世界なのかもしれない。

そういえば、ジブリの映画では「魔女の宅急便」で黒猫のジジが登場する。
現実では、黒猫はヤマトの宅急便で、よく働いてある。

なぜイメージが悪いのかが、イマイチ掴めなかった。




学生時代、とある歌に出会った。
BUMP OF CHICKEN というバンドの「K」という曲。
当時、筆者から一方通行の思いが流れていた人に、この曲を知らされた。
アルバムの中にしかないアルファベット一文字の曲。
BUMP OF CHICKEN の楽曲の中には、時々猫が登場するがこの曲には、「黒猫」が登場していた。


「K」

歌:BUMP OF CHICKEN
作詞:藤原基央
作曲:藤原基央

週末の大通りを 黒猫が歩く
御自慢の鍵尻尾を水平に 威風堂々と
その姿から猫は 忌み嫌われていた
闇に溶ける その体目掛けて 石を投げられた

孤独には慣れていた 寧ろ望んでいた
誰かを思いやる事なんて 煩わしくて
そんな猫を抱き上げる 若い絵描きの腕
「今晩は 素敵なおチビさん 僕らよく似てる」

腕の中もがいて 必死で引っ掻いて 孤独という名の逃げ道を

走った 走った 生まれて初めての
優しさが 温もりが まだ信じられなくて

どれだけ逃げたって 変わり者は付いて来た

それから猫は絵描きと 二度目の冬を過ごす
絵描きは 友達に名前をやった 「黒き幸」ホーリーナイト
彼のスケッチブックは ほとんど黒尽くめ
黒猫も 初めての友達に くっついて甘えたが ある日

貧しい生活に 倒れる名付け親 最後の手紙を書くと 彼はこう言った

「走って 走って こいつを届けてくれ
夢を見て 飛び出した僕の 帰りを待つ恋人へ」

不吉な黒猫の絵など売れないが それでもアンタは俺だけ描いた
それ故 アンタは冷たくなった 手紙は確かに受け取った

雪の降る山道を 黒猫が走る
今は故き親友との約束を その口に銜えて
「見ろよ、悪魔の使者だ!」 石を投げる子供
何とでも呼ぶがいいさ 俺には 消えない名前があるから
ホーリーナイト」「聖なる夜」と 呼んでくれた
優しさも温もりも 全て詰め込んで 呼んでくれた
忌み嫌われた俺にも 意味があるとするならば
この日のタメに生まれて来たんだろう どこまでも走るよ

彼は辿り着いた 親友の故郷に 恋人の家まで あと数キロだ

走った 転んだ すでに満身創痍だ
立ち上がる間もなく 襲い来る 罵声と暴力
負けるか俺はホーリーナイト 千切れそうな手足を
引き摺り なお走った 見つけた! この家だ!

手紙を読んだ恋人は もう動かない猫の名に
アルファベット1つ 加えて庭に埋めてやった
聖なる騎士を埋めてやった

youtu.be
BUMP OF CHICKEN公式チャンネルから




この曲の歌詞をみてもらうとおわかりだろうが、英語で黒猫の名前を書くと「Holynight」
そして騎士を意味する「knight」がかけてあるので、この曲のタイトルになっている。


彼女は、「めっちゃ泣ける曲やから」と教えてくれた。
筆者は彼女から借りたMD(今の若い人には多分通じない)を自分の部屋で、車の中でかけていた。
おかげでBUMP OF CHICKEN の曲を随分と聞き込み、Mr.Childrenと並んで自分の中で大きな存在になった。

筆者は回り道をしながら一歩通行の道を進んでいったのだが、その道の交通が相互通行になることはなく、「~が忘れられない」という一言で、その道は通行禁止になってしまった。
その時の筆者の心境は…、皆さんのご想像にお任せしたい。


さて、その帰りに会う黒猫であるが、彼は「K」のように、使命を託されたり、思いを託されているわけではなく、飄々と生きている。


時々出会って、「よう、元気かい」と筆者は生存確認する。
彼の気が向いた時は返事が返ってくるが、筆者にはそれで十分だ。



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